阪神は、大山が二軍落ちした。代わって佐藤が一軍レギュラーに戻った。しかし、大山が復調しない限り、まだ前途はおぼつかない。
なぜ大山は打てなくなったのか。いや、打ててはいた。しかし、打球が失速して捕球されていた。ゴロも、あまり強いのは、それほどなかったように思う。
大山は、このオフ、ウェイトトレーニングに取り組んだそうだ。身体も相当筋肉がついたと言う。なのに、会心の当たりが出ないのなら、今シーズンの体格と体力にバットが合ってないことも考えられる。
だったら、バットの重さを変えてみてはどうか。
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大山は、日ごろから、いろいろな重さのバットを使っているらしいが、今シーズンまだ使ったことのない重さで合うのがあるかも知れない。
バットの重さは飛距離に関係ないと最近言われているそうだが、そんなことはあるまい。著名な歴代バッターで、イチローが松井秀喜より重たいバットを使っていたのは注目すべきことだ。
大山はシーズン前にウェイトトレーニングをかなりやったから、これまで使ったことのない重いバットを試したらどうかと思うが、重いのでも軽いのでもどちらでもいい。まだ使ったことのない重さで、今の自分に最適なものが見つかれば、阪神の得点力は昨年以上になるだろう。