大の里の優勝はなりませんでした! | 時代のセンサーⅢ〈希望ある未来を志向して〉

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今の時代を生きる日本人の一人として、日本及び世界を自らの知見に基づき見つめ考えることを通して、希望ある未来を志向して行きたいと思います。

大相撲3月場所の千秋楽、尊富士がケガをおして出場し、豪ノ山に勝って初優勝しました。

また、大の里は豊昇龍に負け、11勝4敗で場所を終えました。優勝はなりませんでしたが、その力を発揮した結果であり、讃えたいと思います。

来場所は小結に昇格すると見られるので、これまで以上にその真価が問われることになります。

それに関連して、私が大の里の相撲を観て来てひとつ思ったことを述べると、その取り口についてです。

つまり、大の里はその恵まれた体格を活かして、前に圧力をかけて押して行く相撲がほとんどとなっていますが、役力士に上がってからはそれだけでは通じないため、まわしを取って四つに組んでの相撲にも磨きをかけて行く必要がある、ということです。

そうすることにより、〈オールラウンダー〉としての相撲を取ることができるようになり、優勝そしてその先の「横綱」への道が開けて来る!と見ています。その意味で来場所の活躍が今から楽しみです。