汗、湿気の季節!バリアー弱まり、アレルギー反応=アトピー性皮膚炎・・ | 【浦和 くら整体院のブログ】

【浦和 くら整体院のブログ】

浦和唯一の自律神経&カラダの痛みの整体院 首こり腰痛専門!カラダに関する知識の向上とさらなる進化をみな様にお届けいたします! 詳しくホームページをご覧下さいhttps://kuraseitaiclinical.com/ LINE登録をされますと健康情報とお得なサービスが定期的に配信されます!




皮膚に「かゆみ」のある湿疹が生じ、慢性化するアトピー性皮膚炎。以前は「原因不明の奇妙な皮膚の病気」「アレルギーだから治らない」「体質だから仕方がない」などと言われていましたが、現在は違います。この数年で治療方法は飛躍的に進歩し、基礎研究も進んで病態も解明されつつあるそうです。


 

◇皮膚とは?


自分の肌をじっと眺めてみてください。


きめ細かい、しっとり潤っている、かさついている、赤くぶつぶつかゆい部分がある…改めて観察してみると、意外に気付いていなかった肌の状態があるはずです。

この肌、すなわち皮膚とは、人間の体を覆い、外界との境界を作る薄い膜のことをいいます。

実は皮膚は、肝臓や心臓、肺などと同じく、臓器の一種です。厚さは1・5~4ミリと非常に薄い膜なのですが、面積は約1・6平方メートル、重さは約3キロと、臓器の中でも最も大きなものです。


この皮膚は、人間の体を保護するだけではなく、免疫をつかさどったり、体温を調整したりと、さまざまな役割を担っています。皮膚全体にトラブルが生じれば、体調が悪くなるのは当然のことでしょう。


ただ幸いなことに、心臓や肝臓とは違って、皮膚は直接、目で見ることができます。トラブルがあれば、他の臓器よりも早く気付き、早く治療を開始できますし、日々のメンテナンスは自分ですることができます。

 ◇1カ月で生まれ変わる「最大の臓器」

 アトピー性皮膚炎は、皮膚に「かゆみ」を伴う湿疹ができ、その湿疹が慢性的に悪くなったり、良くなったりを繰り返す病気です。その正しい理解のために、まず、皮膚の構造や仕組みから話したいと思います。


皮膚は表皮、真皮、皮下組織から成り立っています。最も外側にあるのが表皮で、アトピー性皮膚炎に深く関わる部分です。この表皮は外側から順に、角(かく)層、顆粒(かりゅう)層、有棘(ゆうきょく)層、基底(きてい)層という4層構造になっています。


そして表皮は、内側の基底細胞が分裂して有棘細胞に、さらには顆粒細胞に、と約1カ月かけて生まれ変わります。古い表皮は、角質(いわゆるアカ)となって、2週間ほどで自然にむけてなくなっていきます。

つまり、ダメージを受けた皮膚でも、必ず生まれ変わって治るという自然の力を兼ね備えているのです。

「皮膚表面がかさついている程度なら、角層が2週間で生まれ変わったころには良くなります」「皮膚全体がただれている場合は、皮膚が1カ月かけて生まれ変わるまで、きちんと治療を続けましょう」

それでは、どうしてアトピー性皮膚炎になるのでしょうか。原因は二つあります。
 一つは皮膚のバリアー機能の異常、もう一つはアレルギー反応です。その二つが絡み合って、かゆみのあるアトピー性皮膚炎という病気が起きます。



皮膚のバリアー機能の異常から説明します。

表皮の一番外側にある角層は、10~15層の角質細胞がレンガのように積み重なってできています。このレンガ内の水分を保つ役割をしているのが天然保湿因子です。

そして、レンガの一番外側を覆って内部の水分が蒸発しないように、ラップフィルムの役割をしているのが皮脂膜。レンガとレンガをくっつけるセメントの役割をしているのが、セラミドなどの角質細胞間脂質です。

ラップとセメントがきちんと保たれていると、角層に水分が保たれ、乾燥やさまざまな外部の刺激から身を守ることができます。


ところが、アトピー性皮膚炎の皮膚では、天然保湿因子のもとになるフィラグリンというタンパク質が減少していること、角質細胞間脂質が減少していること、汗をかきにくいため皮脂膜が弱いこと―などが原因となり、皮膚に水分を保つことができなくなり、表面が乾燥します。

そのために、細菌やホコリ、ダニなどの外的刺激から体を守ってくれる働き(バリアー機能)が低下し、皮膚内部に異物が侵入しやすくなっているのです。


 ◇原因物質入り込み、かゆみの強い反応

もう一つの原因である「アレルギー反応」は、体の正常な働きを保つ「免疫」の反応(抗原抗体反応)が過剰になったものといえます。


バリアー機能の弱まった角層の表面からは、いろいろな物質が皮膚の中に侵入してきます。異物が入ってくると、有棘層にあるランゲルハンス細胞という細胞がそれを察して、異物を排除しようと免疫的な反応を起こします。


ところが、通常は反応しないような異物に対しても、過剰に反応してしまうことがあります。これをアレルギー反応と呼び、反応が強く皮膚に出ると、赤くなったり、かゆくなったりするわけです。

このようなアレルギー反応は、起こしやすい人と起こしにくい人がいます。


気管支ぜんそくやアレルギー性の鼻炎、結膜炎になったことがあるか、両親やきょうだいに気管支ぜんそくやアレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎の患者がいる。あるいは、血液検査でIgE抗体(アレルギー反応の強弱の目安)の数値が高いと言われたことがある―。こうした人は「アトピー素因がある」、すなわち、アレルギーを起こしやすい体質があると考えられます。


 アレルギーを引き起こす物質は、アレルゲン(抗原)と呼びます。このアレルゲンは人によって多種多様です。

まとめますと、アトピー性皮膚炎とは、バリアー機能が弱まってスカスカになった皮膚に、アレルギーを引き起こすアレルゲンが入り込み、皮膚の中でかゆみの強いアレルギー反応を起こす。

湿った季節、汗の状態、洗いすぎなど皮膚の管理に難しい季節です。ご自身にあった対処法をみつけていきましょう。


【浦和 くら整体院】

LINE@登録していただけますと整体の簡単な

予約ができるほか

無料で健康情報!お得なサービスもご案内させていただきます。

整体をご依頼の場合はそのままご予約を!

登録のみの方は登録後に一言でよいのでメッセージをお送り下さい!こちらで承認いたします!

こちらから⬇

 

ホームページで当院の特徴がよくわかります

こちらから⬇