考えてみよう!
今回は生理について!
男諸君は中々イメージしづらいとおもいます。
くら整体には女性の患者さんが多く
自律神経整体をやっているとあって
ホルモンバランス
更年期
不定愁訴
・・・
などの症状で表現しにくい
訴えをなされる方が数多くいらっしゃいます。
その中でも
生理と現代社会をテーマに
少し考えてみよう!
まず生理とは?
ホルモンの周期的な変化によって子宮の内側を覆う子宮内膜がはがれ、出血が生じる生理。妊娠、出産をするための準備期間であり、生涯で平均455回あるといわれている。症状には個人差はあるものの、腹痛、腰痛、頭痛、吐き気、貧血などを伴う。また、乳房の張り、イライラ、うつ感などのPMS(生理前症候群)に悩む人もいる。生理中の腹痛を表した「お腹にスイカくらいの鉄球を乗せられている」「お腹に注射針を何十本も一気に刺される」という例えについて、「過剰な表現ではないと思う。私は腰痛もPMSもひどい。壁に穴を開けてしまったことがあるくらいイライラしたり、自分が自分ではない感じというか、ずっと重い毛皮を背負っているような感覚がある」と話す。

生理用品の歴史に詳しく、『生理用品の社会史』という著書もある
「明治時代でいえば、子どもを5人産んだとして、昔は授乳期間も長かったことを考えると、生涯で50回くらいしかなかった。今はその9倍くらい経験することになるので、人類史上最も月経の回数が多い時代とも言える。月経痛の原因になる月経困難症などの原因もそこにあると考えられている」と話す。
生理がタブー視される背景については、「月経と“穢れ“は切っても切れない関係にあった。平安時代、妻が生理の時、夫は宮廷に仕事に行ってはいけないという決まりもあった。
この“男の生理休暇“みたいなものは明治時代まで続いていた。あるいは室町時代には大陸から血盆経という偽のお経が入ってきた。その内容は、女性は経血と出産時の出血で土地や水の神様を穢しているから、死んだら必ず血の池地獄に落ちる、それが嫌なら血盆経を唱えなさいという教え。
江戸時代、女性信徒を獲得するために各宗派が唱道したこともあり、地域によっては小屋に女性を隔離することもあった。相撲の土俵問題にもそういうルーツがある」と説明。

ネパールのチャウパディという慣習では、女性が穴のようなところに隔離され、暖を取るために焚いた火の煙や、毒蛇に噛まれたことにより死者も出ている。ヨーロッパでも月経中の女性が植物に触ると枯れる、マヨネーズを上手に作れない、発酵に影響を及ぼすといったことが考えられてきた。
ただ、ホルモンバランスと結び付けられるのは危険だと思う。その考え方が行き着いた先が、月経の前に殺人を犯すといった、女性差別、偏見に結びついてしまう。
その上で「やはり排泄物でもあるので、恥ずかしいのはしょうがない。しかし生理だから体調が悪いと言える雰囲気は作らないといけないと思う。学校での教育もバラバラだ」。

ピルと生理
ひと昔前までは生理痛に特化した鎮痛剤はなかったが、今は売っている。ただ、鎮痛剤の効かない生理痛もいっぱいある。
そういう場合は産婦人科に行けばもっと強い薬やそれぞれに合った薬も処方できるし、ピルで月経自体を軽くすることもできる。それがあまり知られていないので、市販の鎮痛剤を多めに飲んで無理やり我慢して働くというふうになる。
ピルによって子宮頸がんの発症率が高くなるが、むしろ卵巣がんとか子宮体がんの発症率は下がるので、リスク考えれば飲んだ方はいいくらいだと思う。あるいはピルを使うことで、卵子を無駄遣いしないという考え方もある。・・・
いかがでしたでしょうか
女性って大変なんですね。
男性も少しは知識として知っておくと
接し方がわかってくるかもしれませんね。
【浦和 くら整体院】



