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今回はピルについての基礎知識です!
低用量ピルの飲み方と種類
毎日一錠づつ同じ時間帯に飲む
まず生理の初日から毎日1錠ずつ、できるだけ同じ時間帯に飲み、それを3週間続けて、次の1週間は薬を休みます。休んだときに出血が起こりますが、このときの出血は、排卵がない「無排卵月経」です。このパターンを繰り返していきます。
飲み忘れたときは、気づいた時点でなるべく早く飲むようにしましょう。半日くらいなら、遅れても薬の効果は途切れず続きます。24時間あいてしまったときは、次の日に2錠飲みましょう。ただ、2日以上飲み忘れてしまったときは、効果が切れてしまうので飲み忘れた日から数えて1週間休んでから、また新たに飲みはじめるようにしましょう。
ピルは3週間続けて服用し、1週間は服用を休みますが、28錠タイプのものは、最後の4~7錠 が偽薬(プラセボ)となっていて、飲み忘れがないように考えられています。また1週間のくぎりがわかりやすいよう、日曜日から飲み始めるサンデーピルもあります。
ちなみに、偽薬の成分は、しょ糖やブドウ糖、乳糖など。飲み続けても、カラダにほとんど影響のないものが使われています。
低用量ピルは3種類
低用量ピルは、女性ホルモンの配合比率によって、1相性、2相性、3相性の3種類にわかれます。
◎1相性…薬に含まれるホルモンの量がずっと同じタイプ。
◎2相性…黄体ホルモンの量が後半増えるなど、2段階に変化していくタイプ。
◎3相性…黄体ホルモン量が3段階に変化していくタイプ。
どのタイプのピルにするかは、ライフスタイルなども考え、医師ともよく相談して選びましょう。
PMSや生理痛がやわらぐ
ピルを飲むと、自然な状態のときよりも女性ホルモンの量の変動が少なくなり、血中のホルモン量が安定した状態が続きます。
その結果、女性ホルモンの急激な変化によって自律神経が乱れて起こる生理前症候群(PMS)が緩和されます。精神的にも肉体的にも安定し、イライラなどの不快症状がやわらぐのです。
飲み始めに吐き気と頭痛
ピルを服用し始めて1~2ヵ月は、吐き気や嘔吐、頭痛、乳房の張りや痛み、不正出め血などの副作用がみられることがあります。多くの人は飲み続けているうちに、これらの症状は自然と消えていくようですが、ガマンできないときは、医師に相談してください。副作用を抑えるクスリもありますが、種類を変えると、ラクになる場合もあるようです。
ピルを控えたい人と避けたい人
ピルを飲んでいると、血管のなかに血のかたまりができる血栓症[けっせんしょう]のリスクが高まることがわかっています。ただし、低用量ピルで血栓症が起きるのは、ごくまれです。
また、乳がんリスクが増す可能性は小さいのですが、子宮頸がんの発生率はわずかですが増えるという報告があります。ピル自体に発がん作用があるわけではないのですが、がんのあることを知らずにいると、ピルを服用することで検診が遅れてしまったり、コンドームを使わないことでウイルスの感染リスクが高まったりすることもあるのです。そのため、ピルを使うときは、事前の検診と、パートナーがコンドームを併用することが必要でしょう。
いかがでしたでしょうか。
男性もこういったことを少しでも理解できるともっとパートナーを深い視点でみれるかもしれませんね!










