昨日のブログのつづき・・・

住宅戸数が世帯数を上回り、数の上では家が余っていること、そして、少子高齢化により、ますます家余りは加速していくことが予測されることを書きました。


不動産業に携わる者として、この社会の変化を看過できません。


とりあえず私の実家について、考えてみます。

実家は横浜市郊外の戸塚駅からバスで10分程のところにあります。

いまから40年程前に山を切り開いて開発された分譲地を父が32歳の時に購入し建てた家です。

当時、戸塚にはドリームランドという遊園地があって、子どもの頃はよく連れて行ってもらいました。

(まだ東京ディズニーランドなんてなかった!)

そのドリームランドも数年前に廃園になり、いまは横浜薬科大学と公園になっています。

周辺に建てられたドリームハイツという団地群も、築40年超となり、空室や高齢者問題が深刻だという新聞記事がでていました。


実家が空き家になったら・・・・戸建の場合は、次の3つが考えられます。

①売却して現金を手にする

②更地にして有効利用する

③古い建物を使って有効利用する


以下、経験をもとに検証してみます。


①売却して現金を手にする

相続人が多かったり、利用する予定のない場合は売却を選択するケースが多い。

実家の3件隣の家が売りに出されているが、この1年間売れた気配はない。

エンド客がつけばいいが、業者買いだと相場よりもかなり低い価格となる。

最終的には買い叩かれる羽目になる。

また譲渡税、仲介手数料等の売却費用もばかにならない。


②更地にして有効利用する

借入等がない場合には最低限、固定資産税等の保有コストを賄う程度の収入が見込めれば、売ることよりも利用することを選択するケースが多い。

月極駐車場や時間貸し駐車場が一般的です。

駐車場の需要が見込めるエリアでは、駐車場運営業者の営業も積極的で、交渉しだいで既存建物の解体費も負担してもらえるケースもあります。

また、宅配業者と提携して、宅配トラックの荷物配達専用駐車場として活用している地主さんもいます。

また、最近では家庭菜園を楽しむ人が増えてきており、一畳程を家庭菜園として区画割りして近隣の人と年間契約をするケースもあるといいます。

いずれにしても、大きな収益は期待できません。


③については、また明日・・・


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総務省が発表している「住宅・土地統計調査」というものがあります。

5年ごとに発表されるもので、直近では平成20年のデーターがあります。

すでに報道されているように、日本の人口は減少し始めている一方、世帯数は単身世帯が増えたことで増えていますが、空室率は5年前よりも上昇し、約13%で過去最高だったらしい。

今後はもっと拡大する予想です。

そうです!!日本では住宅はどんどん余ってくるのです。


空家(廃屋)問題は、地方都市での問題かと思っていましたが、いまや都心においても防犯上や安全上で問題化しているらしい。

・空き家が子どもの遊び場やたまり場となっている・・・

・都内のある狭あい道路に面しているブロック塀が倒壊しそうで危険・・・

これらの問題に対して行政は個人資産だということもあり、対応にも限界があるのだそうだ。


家主さんの世代交代が進むなか、取り壊すのにも費用がかかるし、建物があるとその敷地は固定資産税の軽減措置が受けられる等の理由で、主人を失った家がそのままになっている。

確かに注意して住宅地を歩いてみると、雨戸が閉まり、ブロック塀から草木が伸び放題、ポストにはチラシがビッシリといった明らかに生活感が感じられない家が目に付きました。

家は、人が住んで換気したり、排水管に水を流したりしないと急速に痛んでくるものです。


自分の親も、妻の親も健在ですが、それぞれ離れた場所に老夫婦二人暮らしで2階建ての戸建てに住んでいます。

将来のことを考えると漠然とした不安に襲われます。

そんな折、経済勉強中のひーたんさんのこのブログ を年末に読んで、空き家の有効利用についていろいろ考えてしまいました。


空き家の有効利用については、また明日。


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NHK教育テレビの「仕事学のすすめ 」という番組を知ってますか?

私は年末30日の再放送をたまたま見たのですが、大変いい番組でした。

経済評論家の勝間和代さんが、インタビューするなかで番組はすすみます。


私が見たのは、伊藤忠商事 取締役相談役・丹羽宇一郎さんがゲスト。

丹羽さんは、 98年に社長に就任するやいなや、約4000億円の不良債権を一括処理し、翌2000年度決算では同社史上最高益を計上して、世間を驚かせた経営者。

丹羽さんは、また、戦前から続く総合商社の強固なシステムと体質にメスを入れ、大改革を実現。

6年の任期中に、つぎつぎと決断を下し、組織の再生を成し遂げました。
人間力に絶対的な信を置くという考えのもと、企業経営を行ってきたという。

仕事を通してどのように人間力を磨いていったのか、若手社員時代の失敗談や社長時代の経営者としての経験を織り交ぜながら伺うという内容でした。


少子高齢化が進む日本の現状については、マーケットを日本だけでみるのではなく、世界に目を向け、世界で戦える人材の育成に力をいれる!

考えさせられた番組でした。


今月は「病院を買える突破力」。

千葉県の鴨川にあり、1日に3000人の患者が訪れ、入院待ちは1000人という亀田総合病院の人気の秘密は何なのか、院長の亀田さんの仕事哲学に迫る・・・


1月6日木曜日 MHK教育テレビ PM10時25分~10時50分の放送です。


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