お金を持っていないのに不動産を買う契約をする・・・・・
こんなことが不動産の現場ではあったりする。
本当に。
転売業者Xは、A氏所有の不動産を購入して、B氏に転売して差益を儲けようと考える。
Xは、A氏に対しては自分が銀行借入して決済するという嘘の話で契約までする。
ここでA氏は、契約前に本当にXが決済できるのか?(銀行から借り入れられるのか?)を調べればよかったのだが、個人では売ることに精いっぱいで頭が回らなかった。
仲介業者Zからも「Xさんは老舗の不動産業者で心配ない、大丈夫だよ」と言われてめでたく契約する。
こういう時は手付金もゼロの場合が多い。
Xは仲介業者Zと組んで、この不動産をB氏に転売しようとする。
XはA氏と契約しているので、他人物売買でも宅建業法違反にはならない。
Zは同一の不動産で二度仲介手数料を稼げる。
しかし意に反してB氏は購入を見送った。
あわてたXとZは、次の買主を探すが、うまくいかずA氏との決済期日を迎えてしまう。
Xは決済するだけの体力はなく、A氏とX間の売買契約はトラブルに発展する・・・・
Xは違約金を払うだけの資力もない。
A氏はXと解約して別の買主を探して契約しようとするが、Xは解約に応じない。
すぐに別の買主が見つかればよいのだが、相談にくる話だと大概は時間がかかりそうな物件。
売る時も買う時も、契約する時はあらかじめよく調べて契約することが大切です。
不動産&FP魂