- ビジネス書を読むことが多いですが、久しぶりに小説を手にしました。
- 主人公の遠間憲太郎は、大手精密機械会社の次長。50歳になり、妻と離婚し満たされぬ人生への思いを募らせていた。取引先の社長、富樫重蔵とひょんな事件が縁で親しくなり、壮大な人生再生への旅を企てる・・・
富樫社長の言葉には、重みがあります。。
「人情のかけらのないものは、どんなに理屈が通っていても正義やおまへん」
「人間も組織も、生命力が弱くなると、見栄とか虚栄心とか体面とかにこだわるようになる。私利私欲と嫉妬ばかりが頭をもたげて、大ナタがふるえなくなり、底なしの悪循環が始まる。私利私欲が、組織を壊すんや。」
- 草原の椅子〈上〉 (幻冬舎文庫)/宮本 輝
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「人相や声で、だいたいその人間がいかなるものかはわかるものだ。どこで生まれて、どんな学校を出て、どんな仕事をしているかんなんて、どうでもいい。つきあううちに、そんなことは自ずとわかっていく。大切なのは、その人間の品性や心根であって、これだけは偽りがきかない。人間はつきあってみなければわからない、というのも真実だが、つきあってみなくてもわかる部分もまた大きい」
- 草原の椅子〈下〉 (幻冬舎文庫)/宮本 輝
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50歳の男2人と、40歳のバツイチの女性、母親から虐待をうけた5歳の男の子の4人で、それぞれの人生を見つめる旅に出る。
日々時間におわれる生活の中、大事なものを見失っていないだろうか?そんな事を考えさせられる本でした。
不動産&FP魂![]()

