おはようございます
DDです
今回はいつもと趣向を変えて
最近読んだ「トレードをやっていく上でこれは大事だな」
と感銘を受けた一冊の本を紹介させていただきます
今回紹介させていただくのは
桜井章一氏著の「流れをつかむ技術」
という本です
突然ですが皆様は
「桜井章一」
という方はご存じでしょうか?
軽く説明しますと
その昔に裏の世界で
もの凄い大金のかかった賭場で
当人の代わりの「代打ち」として
麻雀を打つという仕事を生業にさてていた方で
元々が無法の場所なので
当然バレなければイカサマでも何でもありという暗黙のルール
それこそ負けたら命に係わる事もある様な極限状態で
(実際に対局中に刃物を向けられたこともあったそうです)
数十年間無敗のまま引退したという
伝説の麻雀打ちです
まるで現実感のない
任侠映画みたいな世界観ですよね?
まあ実際に本人がモデルになっているとしか思えないような作品もありますし
何だったら本人の逸話をベースとした
「雀鬼」シリーズというVシネマもあります
こちらは娯楽としてシンプルに面白いので
結構おすすめです
ここまでつらつらと語ってきましたが
私自身は特に麻雀ガチではなく
ルールと役は知ってるけど点数計算はできないという
にわかもにわかのエンジョイ勢
桜井章一氏の事を知ったのも
当時にプロトレーダーとして成功した後に
youtuberに転身して活躍されていたとある方から
この本を紹介された事です
内容的には
生き様
死生観
在り方
信念
過去から現在に至るまでのエピソードなど
技術云々抜きにしても興味深い内容なのですが
何より
「トレードの話なんて全くしていないのに
トレードの事としか思えないような話」
が数々書いてあるんですよね
これは当初読んだときにも強く感じましたが
トレーダーとしてのキャリアが長くなってきた
最近にもう一度読んだところ
更に深く腑に落ちたというか
浅い技術だったころとは全く感じ方が違って
とても感銘を受けてしまいました
今回特に身につまされる思いだった一説を紹介させていただきます
桜井氏は言います
「結果より経過を大事にし
よりよい経過の上で出した良い結果が
次の良い経過を生む」と・・・
正にトレードもこれだと思います
トレードをやっている以上は絶対に負けたくはないですが
ルール通り執行し
感情に負けず
エントリーから決済まで完璧にやり遂げる事
それが多少の資金のマイナスであろうが
それはもう良い結果なのだと思います
それを繰り返す事で
トラウマが払しょくされ
負の感情に負けなくなり
それは自信に変わり
結果もついてくるという
良い循環を生み出すことになります
自分は特に小金のために
ルールを曲げたくなるという悪癖に関して
本当に注意しようと思った次第です
しかし面白いもので
トレードと麻雀って全く違うものですが
勝負事という観念では
やはり物事の真理って同じなんだなと・・・
もちろん今回語らせていただいたのは数ページ分
流れをつかむ方法
悪い流れを受け流す方法
いい流れを引き寄せる方法
などトレードにも使える心構えや意識などが目白押し
しかも総ページが200にも満たないので
何度も何度も軽い気持ちで読み返せます
なので活字嫌いな方でもそんなに労力はいらないと思います
興味のある方はぜひ読んでみてくださいね
この人は本当に格好いい人ですわ
最後までお読みいただきありがとうございました