昨日、私はとある方から

「五輪の書」

について学ぶ機会をいただきました。

 

五輪の書は江戸時代初期に

かの有名な剣豪「宮本武蔵」が

「地」「水」「火」「風」「空」の5つの章で

書き記したとされる兵法書です。

日本でも広く知られている名著ですが

仕事や人間関係など様々な事象の

本質について語られているという事で

海外でもベストセラーになっているそうです。

 

今回聞かせていただいた話の中で

特に私がはっと気付かされたことは

最初の章である地の巻についてでした。

 

地とは器の事。

 

それが大きく丈夫にできていないと

火をくべた時に熱に耐えきれなかったり

また穴が空いていたりそもそも小さかったりすると

水が全然たまらないという事が起こります。

 

これは人間も同じで

器のできてない人間が

いくら情熱の火を燃やしても

想いを込めても

すぐに壊れても脆く崩れ去ってしまうそうです。

 

私自身ここ2年半の間に

人生で初めての岐路に立ち

自分では精一杯頑張ったつもりなのですが

何もかもが上手くいかない状態が続いていました。

 

そしてその原因が全く分からず空回りする中

藁にもすがる思いで受けた勉強会で

器の話を聞いた時に

とても腑に落ちた気がしたんです。

 

私はこれまで

本当に頑張らない人生を送ってきました

 

高校受験では余裕で受かる安牌で勉強もせず合格

高校でも勉強もせずバイトとゲーセン三昧

大学受験も経験せず

就職氷河期前ギリギリ滑り込みで一発合格

その会社でもスキルアップをすることなく

日々同じような仕事をして

帰ってのほほんと過ごす。

 

どう考えても器が拡がるポイントなんてないやろがいと・・・

 

人は様々な事を経験し

成功体験や上手く行った事のみならず

むしろ失敗や辛い経験からこそ学び

そこから器を拡げていきます。

 

私の場合

みんなが頑張っていた時に

何もしてこなかったんですから

そりゃ粗末な器しかあるわけがなく

 

そこに

新しい水をドバドバ入れて

下から直火で炙っていたのだから

成功するはずなんてあるわけがなかったのです。

 

ここまで長く語ってきたわけですが

何が言いたいかというと

私が2年半最も情熱を燃やしてきたのがFXなのですが

いまだに順調とは言えません。

 

しかしどれだけ失敗しても

悲観して立ち止まっている暇なんてありません。

今頑張っている事は

自分の器をより大きく丈夫にしている最中。

例えこの商売で成功しなかったとしても

将来的に無駄になる事なんてありえないのです。

 

だから日々心を燃やし

自分を高めていく生活を

もっともっと続けていきたいと

心からそう思いました。

 

皆様の中にも

どうしても結果が出ないという事で

自信を失ってしまう事が多々あるかと思いますが

それもこれも器を拡げる過程だと思って

ぜひ私と一緒に辛抱強く頑張っていきましょう。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

何か思う所があればぜひコメントくださいね。

 

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