はしもりーぬのブログ

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もう一人暮らしを始めて二年近くになるが、料理のスキルは全くと言っていいほど向上していない。なぜなら料理をしていないからだ。




基本的にディナーはごはんを2合炊いて近所のスーパーの半額惣菜またはAmazonで購入した鮭フレークなどの瓶系のおかずで腹を満たす毎日だ。

ちなみにランチはカップ焼きそば(100円)+チキンクリスプ(100円)+チョコチップメロンパン(100円)の王道の計300円コンボだ!!

さらには大学では一緒にご飯を食べる友達なぞいないので常に家で一人でゆっくりと味わうことができる。最高だ!






そんな賞賛に値する食生活を送る僕の今日の夜ご飯は特に素晴らしい。

松屋の牛皿(300円)+吉野家の牛皿(300円)+家で炊いた米2合だ!



なぜ米が2合なのかというと、なんか黒くてカッコイイからという理由で購入した中国製の炊飯器が半年で故障して、2合+高速炊飯モードじゃないとうまく炊けなくなったからだ。



まぁ、そんなことは置いといて今宵の晩酌は素晴らしい。

普段は一食300円以下という縛りの中で暮らしている僕が、その倍の600円を支払うくらいだ、非常に素晴らしい。





何が素晴らしいってそれは僕の妄想力のおかげによるものだ。

僕は特別牛丼が好きってわけではない。

確かに安くて貧乏大学生の味方ではあると思うが、600円を支払ってまで食べるものではないと思ってる。

そんな僕がなぜ牛皿をここまで賞賛するのか。

大切なのはイメージだ。

みなさんも想像してほしい。





ここ数年間、リーマンショックの影響を受け日本経済はデフレ状態となり、どんどん停滞していった。そんな中でデフレを牽引してきたのは牛丼チェーン店なのだ。各会社が競うように低価格で牛丼を販売。一時は牛丼(並盛)が300円を切るほどの勢いであった。現在は日本経済もある程度発展し、彼らもそこまで価格競争に勤しむことはなくなったがそれでも己のシェアを伸ばそうとあの手この手で工夫を凝らした戦略を練っている。



例えば、松屋のプレミアム牛丼。

価格競争は時代ではないと感じた彼らは品質を武器に勝負を仕掛けてきた。

なんかよくわからんけど特殊な保存方法で外国から日本にはるばるやってきた肉は確かにおいしい。味だけなら牛丼チェーンの中で最も好きな味だ。さらには特製の黒胡椒が良いアクセントとなって味に変化をもたらしてくれる。最高だ。




とまぁ、松屋に限らず吉野家もすき家も独自の戦略で何とか他社のシェアを奪い、売り上げを伸ばそうとしている。

それに対して消費者である僕は注意深く考えなくてはならない。

拳に握りしめた300円をどこに託すのか、それはそれは慎重に吟味する。

味だけで言えば、松屋だ。

安さならすき屋。

でも最近吉野家食べてないからそろそろ食べたいなぁ~、とか考える。




そうして出しだ結論は、別にどれでもいいやという実に平和なものとなった。

300円×2を握りしめた僕は、まずは松屋に向かいプレミアム牛皿を注文する。

それを受け取ってすぐに吉野家へ向かいこれまた牛皿を注文する。

そうして手に入れた2種類の牛皿とともに意気揚々と自宅に引き上げる僕。

この瞬間、僕は牛丼チェーン店に勝ったのだ。

あの手この手で消費者を奪い合う牛丼各社。

その全ての努力を「全部買う」というあまりに単純な行動で撃破した僕。





もう僕は無敵だ。

松屋と吉野家の肉を交互に口に運んでいく。

これは彼らにとって最高の侮辱になるだろう。

挙句の果てには松屋特製の黒胡椒をなんと吉野家の肉に振りかける!

あぁ、彼らは僕の掌の上で踊らされていただけなのだ。








なんとなく全てを支配した気分になった僕は、満面の笑みを浮かべビールを嗜む。楽しい、これが僕の人生の楽しみだ。

なんてちっぽけな人間なんだという批判の声も聞こえてくる気はするが気にしない。

そんな火曜日の夜。









あ、ちなみに今日のランチはすき家でしたわ。