オスティル・Fのブログ -5ページ目

オスティル・Fのブログ

 何気なく、趣味やら何やらいろいろな事を書きつづっていくブログです。つまらないと自分は思いますが、どうぞご自由に見てください。

振り下ろされた彼の剣に対して目をそむけた彼女は、恐る恐る目を開け目の前の光景に目を向けた。

自分の前には、大きな両刃の両手斧がありベスティーの剣はその斧で防がれていた。

ベスティーは、目を丸くしてその斧の持ち主に目をやっていた。

「そこのお2人さん。どっちが俺を起こしたんだ?」と片目をあけて起こされたレインは少しイラついて訊ねてきた。

「ご、ごめんよ。そこにお前がいるなんて思ってなかったからさ・・・」とベスティーは戸惑いながらもそう答えて剣を離したが、それがいけなかった。

「そう言うってことは、犯人は・・・お前だな。」とベスティーをにらみつけると、彼は飛び起きて片手で斧を振り下ろしてきた。ベスティーはそれを避けると、ライラ達の方に向かって走り出した。それをレインは追いかけて行った。

「兄さん・・・とんでもない事になったものね・・・」と追いかけられるベスティーを見て彼女は思った。


ベスティーが、3人のいる場所へ半分ぐらい走ったところで目の前に分厚い土の壁が出来た。あわてて立ち止まると後ろからレインの声がした。ベスティーは、レインと話し合いで解決しようと思い、後ろに振り返った。しかし、彼にその気は無かった。

「逃げても無駄だぜ。」そう言う彼の手にはボウガンが握られていた。「も、もうやるしかないな・・」と思い剣を構えた直後に、ボウガンの矢が放たれた。その矢にまぎれて時々石の矢も飛んできた。それを剣で防いでいる時、何本かの矢が彼をかすめた。レインとは試合では無く本気で戦っている為、あの体力のバーは関係が無いのだ。つまり、下手すれば死ぬという事だ。最後の矢を放った彼は斧に持ち変えると、ベスティーに斬りかかった。しばらく斬りあいをしていると、ベスティーの片方の剣がレインの蹴りによって吹き飛ばされた。

そして、2人は満身の力を込めて相手に斬りかかった。その直後2人が斬りつけ合った武器は相手の武器にぶつかり、その反動で飛んでいってしまった。ベスティーはその反動で体勢を崩したが、それよりも早くに体勢を立て直したレインのアッパーを喰らった。殴られて、地面に落ちた彼はなぜか体にまったく力が入らずに起き上がれなかった。それだけでなく、頭も動かせなかった。

「どうだ、参ったか!」と叫んだレインも少し心配になり、「おい、そこまで力を入れたつもりは無かったんだけどな・・・」と言って側に駆け寄った。

その時、2人の笑い声とオーガスの「勝負終了!勝者は、レインとセーラのタッグということで。」という声がした。

「ちょっと、いつからレインが私とタッグを組んだわけ?」と2人に追いついたセーラはオーガスに向かって反論した。俺も試合に参加した覚えはない、同じくオーガスに反論するレイン。その2人に対して彼は「細かい事は気にしないことだな。」と笑って言い返した。


「そんな事よりさ、この状態はどういうこと?」と仰向けで倒れているベスティーが尋ねると、笑いながらライラが説明した。

「それが、体力を示すバーが無くなった時の状態だよ。体が動かせなくなるんだ。ベスティーがレインにアッパーを喰らわされる直前に、レインにも試合に参加した証の魔法をかけたんだ。その状態の彼からアッパーを喰らわされたんだから、バーが無くなるのも当然でしょ。」その長い彼の説明に対してベスティーの感想は「そんな長い説明はいらないから、早く魔法を解いてくれよ。」という願いだった。分かった分かった、とまだ笑っている彼は手をかざして3人分の魔法をいっぺんに解いた。魔法が解かれた瞬間、ベスティーは飛び起きて体を伸ばした。

「なんだ、ピンピンしてんじゃねぇかよ。心配して損したぜ。」とレインはそんな彼を見て言った。



「・・・とまぁ、こんな感じだ。あの後ライラに傷を治してもらうのを忘れたんだな。きっと。」と長く語ったベスティーは、用意されていた水を一気に飲み干した。彼が話している間、いっさい口出しをしてこなかったレイロードはうなずくと「そんな事がついさっきあったなんて・・・・、まぁこれで君の服が破れている事にも理由がつく。」と言った。

そう言われて、自分の服に視線を落とすと確かにレインの矢がかすめた個所が破けていた。

「あいつは、寝ているのを邪魔されるとライラとラーシャ、ウィングにレイヤーヌ、ナミネにしか止められないからな。それに、こんなことはよくあることだしな。」視線をレイロードに戻してから彼は言った。

「だからこそ、君たちの事を知って書くことは俺にとってはどんなことよりも楽しいんだよ。」その言葉にベスティーはまたため息をついた。

「ライラから聞いたんだけど、あいつはああすることで力をため込んでいるらしい。ここ最近、あいつは思う存分暴れてないから、どれだけの力が有り余ってるのか想像できない。」と彼はレイロードに向かって恐ろしそうに語ると、彼は口元に手をやり「でも、それこそがレインの<大地の怒りを奮い起す者>という呼び名にはふさわしいと思うんだけどね。」と意味深げに言うと、ベスティーは無言でうなずいた。


この時点で彼は、帰れるかも、と思っていたがそうはいかないのがレイロードだった。

「さて、面白い話も聞けた事だし、本題に入ろうか。」嬉しそうに言う彼に対し、ベスティーはため息をついた。

その後の彼はレイロードに長々と自らの過去について語った。己が知る事が彼の必要としている域に達した時にようやく、「今日はありがとう。また別の日に呼ぶかもしれないけど、その日はよろしくね。」と彼は言った。ベスティーは、またため息をつくと立ち上がろうとしたが、ふと彼の作業机の上に一冊の新しい本が置いてあるのが目に入り、腰かけたまま「その本に、俺たちの過去を記すのか?」と手帳に書いた事をまとめているレイロードに尋ねた。彼は、一度本を見るとベスティーの顔を見て、そうだよ、と答えた。

ベスティーは立ち上がって、彼の方に歩み寄り本を手に取ると「この本の題名はもう決まったのか?」と彼の顔を見ながら彼は尋ねた。彼は苦笑いをすると首を横に振った。

「なら、俺が考えておくよ。」そう言うと本を元あった場所に置いて、じゃあな、と言うとベスティーは部屋を後にした。



受験って大変ですね。

今になってそれを感じ始めました。


何を勉強すればいいのか分からない。

成績が下がったらどうしよう。


そんな思いがみんなをむしばんでいく、なんかこう・・・みんな一緒に!


ハーーーーーーーーーーーーーー➘


そして、気がつけば受験まであと少し。

まるで、毎日近付いて来る〝死〟のようです。


でも、自分は自分の力を信じて、日々努力していくだけです。


頑張ります!

2人は一瞬つばぜり合い状態になったが、空いているベスティーのもう1本の剣がセーラに向かって振り下ろされた。それに気づいた彼女は彼の剣を押しのけると、横跳びになって振り下ろされる剣を回避した。その光景をベンチから観戦する3人は、各々の感想を口にしていた。

「今のは、危なかったね。」とラインが言うと、オーガスがうなずいて「あぁ、セーラは1本の剣に対してあいつは2本だからな。」と言った。

「今みたいな接近戦は彼女にとって危険、でも彼はどちらかというと攻撃動作が大ぶりな方だから、隙を見れば彼女でも勝てる見込みは十分にある。」とライラが言うと、2人は少し驚いた表情をしたがすぐに楽しんでいる様子になり、2人の試合を観戦し始めた。

セーラが攻撃を回避した後、2人はしばらく相手の様子をうかがっていた。その中で先に行動したのはベスティーだった。彼は剣を振り上げながら突進し、斬りかかろうとした。その行動に反応して彼女は防御の姿勢をとった。その姿勢を彼女がとったのを見計らうと彼は、斬りかかるのではなく防御されていない足元を払った。が、彼女は足を払われる直前に回し蹴りをして、ちょうど足を払おうとして体制を低くした彼の顔面に直撃した。それを喰らった彼は、けられた方向に吹っ飛ぶ途中で体勢を立て直して着地し、蹴られた頬をさすった。


「今のは痛かっただろうなー。」と彼が蹴られた時にオーガスは言った。

「そういえば。」と急に何かを思い出した様子でラインは言い、ライラを呼んだ。

「ライラ、あの2人の剣にバリアはかけてあるの?」そう言われたライラは、ラインの方を向くとうなずいて「当たり前さ、普通は参加者が自分でかけるんだけど、あの2人はそれをよく忘れるからね。本当に兄妹だなと思える時だね。」と笑顔で言った。

「それに、今回あの2人にはまた別の魔法をかけてあるんだ。」と試合をする2人の方に向きなおって彼は言った。

「あぁ、前に言ってた〝イットポイント〟だっけな。」とオーガスが言うと、ラインは惜しいと笑って言った。

「まぁ、1文字しか違わないけど〝ヒットポイント〟だね。」ライラが答えを言うとオーガスは、それだと叫んだ。

「説明もややこしくなるから、見てみる?」とライラが2人に問いかけると、2人は面白そうな表情でうなずいた。ちょっと待って、と言うと彼は目を閉じて何かを呟いた。彼が目を開けたとき、試合をする2人の頭上に赤いバーが現れていた。

「ベスティーのが減ってるのは、やっぱりあの蹴りが原因?」とラインが尋ねるとライラはうなずいた。

 ベスティーが着地して頬をさすりながら次の戦略を考えていた時、急に真空刃が飛んできて思わず彼は剣を1本置いたまま、横跳びで回避してしまった。回避した直後に彼は剣を取りに戻ろうとしたが、そこにセーラが立ちふさがった。

「これで、お互い不利有利が無くなったわけか。」心の中でそう思った彼は、セーラに斬りかかった。そうして、しばらく攻めと防御が繰り広げられていたが、2人がまたつばぜり合いになった時に2人は同時に相手の頭上に妙なものがあるのに気がついた。

2人はつばぜり合いの状態から抜け出すと同時に、ちょっと待って、という合図を出した。同時にその合図を出したことに、2人は驚いていたがお互い、自分の武器をその場に置くと歩み寄って行った。

「ねぇ、その頭の上にあるそれって何?」とセーラがベスティーの頭を指さしながらそう言うと「嘘だろ、だってお前の頭の上にもあるんだし・・・」とベスティーも同じような事を言った時、ふと何か思ったのか2人はゆっくりとライラの方に顔を向けた。彼はそんな2人の様子を見ていてなんだか愉快そうだった。

「どうやら、あれの存在に気づいたみたい。」

「というか、あれに気がつかなかったりすると馬鹿扱いになると思うぜ。」

ある事を思いついたベスティーは彼女に「俺の頭の上にあるバーって、減ってるか?」と尋ねると彼女はうなずいた。それで確信を得た彼は、悪い、と言うと彼女の頬を両手でつまんで引っ張ってみた。その時に、彼女の上のバーが減ったのを確認してから彼は手を放した。

「い、痛いってば!」と彼が手を放した時、引っ張られた頬をさすりながら叫んだ。

「悪かったって。でも、これで1つ確信が持てた。」と謝りながら彼がそう言うと、彼女は何が?と尋ねてきた。

「このバーは、俺たちの体力を表してると思うんだ。」と腕を組んでそう答える彼の顔面に彼女は、パンチをお見舞いした。痛ってー、と言いながら顔を抑える彼に反し彼女は楽しそうに「本当だ、減ってる減ってる。」と言っていた。

その後の2人は、なぜか格闘技で戦っていた。それを見ている3人は愉快そうだった。

「あらら~、とうとう剣ほったらかして格闘技を使いだした~。」とオーガス。

「あれじゃぁ、あんまし意味ないと思うんだけどな・・・」と他の2人よりはテンション低めのライン。

「どれだけあのバーを減らすのが楽しいんだか・・・」とあの魔法の考案者であるライラ。

その後の2人は、試合というよりも本当にふざけて遊んでいる感じだった。そうして、お互いあと一撃でバーをすべて減らせる所まで来た時に、オーガスが叫んだ。

「そこまで!こっからは格闘技じゃなくて剣を使って戦え!最後までそれじゃぁつまらないだろ!こっちもそれじゃあつまらん!」そう言われた2人は、仕方がなく剣を置いた場所に戻り剣をお互い手に取った。

2人はそこから、また激しい戦いを繰り広げた。そんな調子で30分が経過ししたとき、セーラは森の方に追い詰められていた。

振り下ろされた剣を押しのけて後ろに下がろうとした彼女は、何かに足を取られ後ろに倒れてしまった。彼女がその何かを探してみると、すぐ側でレインが気持ちよさそうに昼寝をしているのを見つけた。彼女はそれを見て次に何が起こるか、すぐに分かった。それをベスティーに指を差して教えたが、時すでに遅く彼女に向かって彼は剣を振り下ろしたところだった。次の瞬間、練習場に響いていた物よりも大きな金属音が響き渡った。オーガス達は、とっさに顔を見合わせた。ラインは恐ろしげな顔、ライラとオーガスは面白そうな顔。


噂のあの人が登場、これからどうなるかは第4部にて

 彼の話は、彼が言っていたように約2時間前から始まった。その時彼は彼の妹である、セーラ・チャールズ、他にも親友である、ライン・ソルドォー、オーガス・ソロラルドと食堂で朝食をとっていた。彼が例の傷を作ったのは、もう少し後の話なのだがここの話もすれば早く帰れるかも、と考えた彼はここの話もする事にしたのだった。


「なぁ、セーラ。」とベスティーが話を切り出した。

「なに兄さん?」と食べる手を止めてセーラがたずねてきた。見ると、オーガスとラインも食べる手を止めてお互いなぜか、にやついていた。そんな2人を無視して、ベスティーは話を続けた。

「いきなりで悪いんだけどさ、1回手合わせしてくれない?」セーラは驚くこともなく、逆に噴き出した。

「本当にいきなりすぎるわね。」つられてベスティーも少し笑顔になって、悪いと言った。その時に、横眼であの2人をちらと見ると、2人は何かを話している様子だった。

「分かったわ。」と、さっきから手に持っていた食べかけのパンを1かじりしてから彼女は言った。ベスティーは彼女に礼を言うと、残っていたスープを1飲みした。

「でも、急にどうしたの?」と、兄がスープを飲み終わるのを見届けてから、彼女は真剣にたずねてきた。

「いやぁ、最近魔物も大人しくなったみたいでさ、そのせいで体が鈍ってないかな、と考えた訳なんだ。」と照れながら彼が答えると、彼女はまた笑って「あとは、『俺が稽古してやろうか?』とでも考えてたんでしょ?」と問いただしてきた。その質問を彼は、笑ってごまかすしかなかった。内心は、バレたか、とでも思っていたのだが正直恥ずかしくて、それを言葉にはできなかった。


「まぁそういうわけだから、よろしくな。」と彼が言うと彼女は笑顔でうなずいた。

 それから2人は食事に戻った。その時になってあの2人が、すでに話を終えていてさらに、食事も終えているのに気がついた。

「話は聞かせてもらったぜ。」とオーガスはにやつきながら急にそう切り出した。

「というか、盗み聞きしたんだろ。」とパンを飲み込んでから、ベスティーは言った。

「まぁ、真実はそうなんだけどな。」その言葉にもベスティーは反論しようとしたが、その前にラインが別の話題を持ち込んできたために、できなかった。

「だからさ、僕達で見届け役をやるからさ。」ベスティーは、ラインの言葉を少し考えてからしぶしぶ承諾した。

「まぁ、見届け役無しでやるのもあれだから、頼むよ。」

「じゃぁ、ライラに話して来るよ。」と笑顔でそう言うとラインは立ち上がって、ライラを探しに行ってしまった。と同時にレイロードがやって来た。

彼は、ベスティーの後ろに来ると肩を叩いて、耳元でこうささやいた。

「あとで俺の部屋に来てくれないかな。」ベスティーはため息を吐いて「分かった、こっちの用事を片づけたらすぐに行く。」と返事をした。彼は礼を言うとその場から立ち去った。


「なんだって?」とオーガスは彼の姿が食堂から見えなくなってからベスティーに尋ねた。最後のパンを飲み込むと彼は「またいつもの事さ。」と答えた。

「みんな大変よね、レイロードの聞き込みに付き合わされて。」と急にセーラが話に入ってきた。ベスティーが彼女の方を見ると、彼女も食事を終えたらしく片づけをするために立ち上がっていた。彼女のその行動に合わせてあとの2人は同様に立ち上がった。ベスティーは、ラインが残して行った食器を自分のものとまとめながら面倒臭そうにこう言った。

「仕方がないさ、あいつは〝俺達〟に興味があるらしいからさ。それにセーラ、直にお前にもあいつの魔の手が差し迫るぞ。」彼は俺達という言葉を強調していた。オーガスはその言葉に無言でうなずき、セーラは一気に表情が暗くなった。

 その後、ベスティーは外の練習場の日陰のベンチに座って、みんなが来るのを1人待っていた。しばらくの間、稽古に使う剣の手入れをしていると、最初にオーガスがのんびりとやって来た。

「でも、なんで俺じゃなくてセーラを選んだんだ?」と彼はベスティーの隣に腰かけてからそう尋ねた。ベスティーは彼の顔を見て答えた。

「お前の行動パターンはとにかく多いからな。それが嫌なんだよ。」オーガスは彼の顔を見ると「たったそれだけかよ。」と叫んだ。ベスティーは正面を向いて無言でうなずくと、オーガスはため息をつくと顔を手で覆った。彼がそうした時、ちょうどセーラが少し慌てながらやって来たところだった。

「あの2人はまだ来てないの?」と辺りを見渡しながら彼女は言った。

「そっちは途中で2人を見たのか?」ベスティーは返事の代わりにそう尋ねた。彼女は首を横に振ると、彼の隣に座った。3人はしばらく黙ってあとの2人が来るのを待っていたが、気晴らしにと思ったベスティーがセーラに話しかけた。

「最近、予知夢の方は大丈夫なのか?」話しかけられた彼女は、驚いた表情を彼に向けたがそれは少し嬉しそうな表情に変わった。そして、正面を向いて「うん。先月からはずっと見てないよ。」と言った。ベスティーは安心した様子で「そうか、それならよかった。」と言ったが、オーガスが急に大声で「遅せーぞ!」と向こうから駆けて来る2人に向かって叫んだせいで、最後の言葉は彼女の耳には届かなかった。

「遅くなってごめん。ライラがなかなか見つからなくてずっと探してたんだ。」そう言って謝罪するラインは少し息が切れていた。もしや、わざとライラは隠れていたんじゃぁとベスティーは疑った。それは誰も同じだった。


「別にアンナでも呼べばいいのにな・・・」と言うライラはそんなラインを見て少し笑っていた。

「まぁ、全員揃ったわけだから始めるか。」とオーガスは言ってからラインに向かって「お前は少し休んでろ。」と言った。そう言われた彼は、了解と言ってベンチに座り込んだ。それを見届けるとオーガスは手で、整列しろ、とベスティーとセーラに合図をした。2人が指示された通りに、お互いが向き合うように並ぶと審判である彼が、礼と言い2人は言われた通りにした。

「よし、これからベスティーとセーラの試合を始める。まず最初に、お互いの使用武器を出すように。」と指示をする彼の顔はなんだか面白がっている様子だった。2人は指示された通りに自分の使用武器を出し、見せ合った。ベスティーは少し短めのロングソード2本を、セーラは普通のロングソードを出した。

「お互いいつもと同じだね。でも本当の戦闘用じゃないなぁ、ララスから借りたのかな。」とそれをオーガスの隣で見ていたライラはそう呟いた。

「では、お互い背を向けて5歩歩いてくれ。」これも彼の指示通りにして、2人は背を向けたまま次の合図を待っていた。

「始め!。」彼がその声を発すると同時に、2人は正面に向きなおって相手に向かって突撃した。2人が接近して剣を振り下ろした瞬間、練習場一帯に金属音が鳴り響いた。


 今始まった試合にレインは出てきませんでしたが、お気にせず。

第3部へと続く。

なんか良く分からないんですが、文字数の関係できっと、第5部はいくかもしれません。

小説の更新が遅れておりますが、すみません。

この間も、更新しようと思ったら

まさかの字数オーバー。


あれには驚きました。


学校生活と並行してやるのは大変なので

頑張ってコツコツとやっていきます。

終わりなき彼らの物語~WGAの名の下に集いし者達の物語~

           第1部 過去を記す者

~~~ 1章 いつもの事  ~~~ フロスガー歴1028年 611

この物語の舞台となるのは、フロスガーワールドと呼ばれる世界にある1つの大陸、アレクセイ大陸の中央部のやや東に位置する国、アークライド。この国の北東部にある広大な森林の奥地に、湖がありその周辺に少年少女達がひそかに暮らしている。その中に、主人公である少年、ベスティー・チャールズはいた。なぜ、こんな所に彼らが生活しているのかは彼らの過去が原因であった。しかし、これを語るのは私の役目ではない。別のもう1人が、彼らの過去を語るだろう。

 今、ベスティーは仲間達が共同で住んでいる建物の2階の廊下を歩いていた。

なんでまたあいつは俺を呼んだんだろう?と、あごに手をやって彼は考えていた。

彼を呼び出したのは、レイロード・ファットという青年もといエルフであった。エルフとはいっても、レイロードの場合はどこか普通のエルフ達と違っていた。しかし、彼以外のエルフには彼らは一度もあった事が無いので、一体何が違うのかは彼らにもよく分からなかった。だがただ1つ言えるのは、彼が丁寧語をめったに使わない事や、自称が「俺」だということ。みんなからは〝伝承とは違った雰囲気を持つエルフ〟という印象が強い。なぜ、そのような印象のある彼がエルフであると認められたかというと、耳が尖っていることやエルフらしい鋭い目つきをしているからという外見上の理由や、その他多くの事が一致してそういった結論になった、というわけである。

彼の話はさておき、話をベスティーに戻そう。

ベスティーは考えた結果として、また俺から話を聞こうと思ってんだな。ということにしておくことにした。そして、彼はレイロードの部屋の前に着くと、深呼吸をしてからドアをノックした。ノックが終わる前に中からレイロードの声がした。

「ベスティーかい?」

「あぁ。」と彼が返事をすると、また中からレイロードの声がした。

「来てくれて助かったよ。さ、中に入って来てよ。」そういう彼の声を聞くとベスティーはためらうことなく部屋の中へと入って行った。レイロードは彼の予想通り、ドアから入ってすぐ目の前にある彼の作業机の側にいた。

いつも思うけど本当にレイロードはエルフなのか?たまに信じられない時があるんだけどな・・・。とレイロードの顔を見た瞬間、彼はふとそんな事を考えてしまった。

「どうしたんだい?思ったよりも来るのが遅かった気がするんだけど。」と、レイロードに話しかけられた時に彼は現実に引き戻された。

「それに、左頬に切り傷があるんだけど。」とレイロードに指摘された時、ベスティーは思わず頬に手をやって後悔した。頬に手をやると思わぬ痛みが走り、そのせいで彼はすぐに手を引っ込めて苦笑いをして痛みをごまかした。その時チラッとその場所に触れた指を見てみたが、傷口はかさぶたになっているようでそこに血は付いていなかった。

「大丈夫?」とレイロードも口元だけ笑わせてたずねてきた。大丈夫だ、とベスティーが答えるとレイロードは少しホッとした様子を見せた。

「その傷に、心当たりはあるのかい?」次に彼はそう問いただすとともに、そこのベッドに腰かけなよ、と勧めてきた。ベスティーは、その誘いを受け入れると彼のベッドに腰かけ、うなるようにしてしばらく考えた。そして、手を打ってから人差し指を突き立てる仕草をして「思い出したよ。」と言った。彼のこの仕草は、彼が真剣に悩んだときに「分かった!」という言葉の代わりに出すものだった。

「これは、たぶんレインにやられた傷だと思う。」と続けて言うと、レイロードは目を丸くしてたずねてきた。

「レインにやられた傷って・・・、何かトラブルでも起こしてきたのかい?」ベスティーは頭をぽりぽり掻きながら、「まぁ、そういう事になるかもな。」と少しあいまいな返事をした。

「先にその話をちょっと聞かせてもらおうかな。」とレイロードが自分の手帳を開き、羽ペンを用意しながらそんな話題を切り出した時に、ベスティーはレインにやられた傷だなんて言わなきゃよかった・・・と思っていた。

しかし、レイロードに逆らえない(ここまで話した時に、話さないというと後からしつこく尋ねられるからだ。ちなみに、口が堅いと評判のレインでさえもこれを2年間続けられたせいで、つい話してしまったという過去がある。) と考えた彼はため息を吐いてから、こう話し始めた。

「分かった。話せばいいんだろう?この傷を作ったのは、確か今から2時間前ぐらいの事だったはず・・・・」




 数時間前に彼の身に起こった出来事とは・・・・・・第2部へ



やってみたのはいいですけど、あれですね。

字が小さい上に読みづらい。

嫌なことだらけですね。

まぁとりあえずはこれでやっていくのでご了承を。注:しつこいですがブログ初心者です。



 

どうもすみませんでした。と最初に謝罪から入ります。


言い訳ですが8月に入ってから

高校見学やら何やらでとても忙しくなってしまい

結果としてPCはあまり使わない生活になってしまいました。


ですが、今から一部を試験的に載せたいと思います。