ストーカーさんへ | 僕、オカマじゃないよ。

僕、オカマじゃないよ。

中性的な容姿の自分が美少年に恋したり、ストーカーにあったりの人生を書いた半生記。
同じような人が読んで少しでも共感してくれれば嬉しいです。

独身寮のストーカーさん。

ありがとうございました。

私のような者に、ストーカーして下さるなんて。


あの当時は 「ジョウタンじゃねぇ!」 と思ったけれども。

今になって思い起こせば 「俺にもストーカーがいたのかーー」 と青春のいい思い出です。

ありがとうございます。


毎朝、独身寮の貴方の部屋の前を通る度に・・・・ドアの影から、ジッと私を見つめて下さいましたね。

「何を考えて見てるの?」 一度は聞いてみたいと思ったのですが・・・・勇気が有りませんでした。

ナカノさんも貴方には気が付いてたので、貴方の部屋の前を通る度にクスクスと笑っていました。


それから、私が部屋でギターを弾いていると 「ドカッ」 とドアを蹴り付ける人がいたけれど。

慌ててドアを開けて廊下に出ると、いつも貴方の部屋のドアが開いてましたね。

ドアの影から、見ていてくれたんでしょうか?

なんて律儀な貴方・・・・・惚れてしまいそう。


ゴチャゴチャと考えていないで、ガバッと襲って下さればよかったのに。

そうすれば、金玉を蹴り上げて、二度と立てなくしてやったのに。

今でも残念でございます。


そういえば、貴方がストーカーを止めることになった出来事を思い出しました。

私が寮の風呂場で体を洗っている時に、貴方が入って来られたのでした。

貴方は、ニヤッと嫌らしく笑うと、私の隣の洗い場の椅子に座ったのでしたね。

私は 「ふざけんじゃねー」 と叫んで椅子から立つと、別の離れた椅子に座ったのでした。

そしたら、貴方は大人しくなってしまって・・・・・


あんな事で、ストーカーを止めてしまうなんて・・・・・

少しヘタレ過ぎませんか?

しつこいから、ストーカーとしての存在価値が有るというのに。


まさかと思うけれど、私に好かれていたと勘違いしていた訳ではないでしょうね?

まったく、あんな出来事ぐらいで止めてしまうなんて。

ストーカーとして、熱意が足りなかったと反省して欲しいものです。