アキ君のこと 14 | 僕、オカマじゃないよ。

僕、オカマじゃないよ。

中性的な容姿の自分が美少年に恋したり、ストーカーにあったりの人生を書いた半生記。
同じような人が読んで少しでも共感してくれれば嬉しいです。

アキ君と、二人で居酒屋で酒を飲んでいた時です。

フッと顔を上げたときに、二人の視線が重なりました。

私は、彼の目を見つめて


「愛しているんだ」


「信じないよ!」


「・・・・・・・・・」



何時から、こうなったのかは・・・・・・・・・・忘れました。

きっと、酔って悪フザケでもしたのでしょうか?

告白ゴッコです・・・・・・・・・最悪です。



それから、アキ君と酒を飲んでいると、気不味い沈黙が訪れる時がありました。

白けるとかじゃなくて、二人の嗜好の違いなどですが

彼はよく、こう云ったものです。

「終わったな」

私は云います。

「なにが?」

彼は黙っています。私は云います。

「始まってもいないのに、終らせるんじゃないよ」

「・・・・・・・・・」

「どうせなら、始めてみる?」

こんな遊び?を繰り返していたのです。



アキ君に云われた事があります。

「hiroさんはトランクスじゃなくて、ブリーフだろう?」

「なんで?」と聞き返すと。

「だって、イメージがブリーフだもの」

と云われて・・・・・・嬉しかったです。

なんか・・・・・・物凄い嬉しかったのを覚えています。



彼とは、ゴルフ場や練習場にも行きました。

一緒に行ったどころじゃ無くて。

私は、彼にゴルフのアイアンセットを貸していたのです。

お気に入りのアイアンセットでしたけれど・・・・・・・私から、貸したのでした。

彼は、特別な事と思っていなかったかも知れないけど。

彼じゃなかったら、誰が貸すものですか。



しかし、何時ものことですけど、これ以上は中々進みません。

私も、いい加減に疲れてしまいました。

やっぱり、無理か。そう思っている時。


事件が起こったのです。