「ムサシ!」
僕は、玄関のムサシに抱きついた。
抱きついた時に、ムサシの太腿に僕の分身を擦り付けた。
だけど、ムサシはもう、それくらい何ともない。
すこし前とは、えらい違いだ。
「祐(ひろ)。酒を買って来た。コップを頼む」
ムサシはそう言って、綾川さんと菅原がいる部屋の中に入っていった。
僕は、コップじゃなくて、ぐい飲みを用意した。
冷やで美味い日本酒だから。それに少しのツマミを慌てて作った。
ハムをフライパンで焼いただけだけど、酒のツマミには調度いい。
ぐい飲みと、ツマミを用意して、部屋に入ってみると。。。。
男3人集まってみれば、車好きばかり。。。。あっと言う間にムサシと菅原は打ち解けていた。
そう云えば、ムサシのナナハンは、ホンダだった。。。。
綾川さんも、楽しそうにぐい飲みをクイッ、クイッと。。。。車で来たんじゃなかったっけ?
それに綾川さんは、お酒に弱いのに。。。。大丈夫?
車音痴の僕は、みんなの話に碌な合い鎚も打てなくて。
みんなが笑っている時も、なんでか判らない事も多かった。
でも、こうして、みんなが一緒の話で盛り上がっているのは、とっても楽しかった。
だけど、しばらくして、話が途切れた時。。。。綾川さんが、口火を切ったんだ。
「さてと、楽しい話もいっぱいしたし。。。そろそろ、ツマラナイ話をはじめようか?」