(綾川=A,菅原=S,ムサシ=M,祐=H)
H「ムサシは必ず来ます!」
A「なにを鼻息荒くしてるのさ。この子は?」
S「今日の目玉商品ですから、来なきゃ困りますよ」
A「ホントかなー?祐君。捨てられたんじゃないの?」
H「綾川さん。会社と違い過ぎ!」
A「あたりまえじゃないの。此処には聞かれて困る人達がいないんだから。それとも祐君。会社でこんな事
聞かれてもいいの?」
H「。。。。。」
A「いいなら、会社で言ってあげるよ?」
なにやら、不穏な雰囲気が漂って参りました。菅原はニヤニヤ笑っておりましたが。いきなり。
S「綾川さんは、車が大好きでしたよね?」
A「エッ。良く知ってるね?」
S「祐から聞いてましたから」
H「そう。綾川さんは車マニア。車のノーズだけで何の車種か判る。。。」
S「ホントですか?」
A「うん。判るというか。判っちゃうんだよねえ。。。。悲しいことに」
H「この前の会社の株式公開で儲けたお金で、スプリンターからHONDAのウイッシュボーンに変えたばか
りだよね」
A「ウイッシュボーンじゃなくて。アコード。。。まったく車音痴なんだから。免許も持ってないんだ
よ。この子」
S「いい趣味ですよ。我がHONDAのアコードですね?カー・オブ・ザ・イヤーを取らせて戴きましたよ」
A「僕が買ってからだからね、賞を取ったのは。なんか照れちゃうなあ」
H「エッ。ウイッシュボーンが、カー・オブ・ザ・イヤーを取ったの?」
A「菅原君。祐君に何か言ってやって」
S「いいんですよ。これが人の心を癒すんですから」
A「なに?菅原君は祐に癒される為に泊り込んでるの?」
S「まあ。そんなもんですわ」
A「なんか湯治場みたいだね。でもいいなあ。車の設計ができるなんて。。。。。僕の夢だったんだよ
ね。ホントの事をいうと」
綾川さんは意外な事を話しはじめました。それと同時にその場の雰囲気もなんとなく変わって来たので
ございます。