BL小説(東京編 Ⅱ) 13 | 僕、オカマじゃないよ。

僕、オカマじゃないよ。

中性的な容姿の自分が美少年に恋したり、ストーカーにあったりの人生を書いた半生記。
同じような人が読んで少しでも共感してくれれば嬉しいです。

(綾川=A,菅原=S,ムサシ=M,祐=H)

H「ムサシは必ず来ます!」

A「なにを鼻息荒くしてるのさ。この子は?」

S「今日の目玉商品ですから、来なきゃ困りますよ」

A「ホントかなー?祐君。捨てられたんじゃないの?」

H「綾川さん。会社と違い過ぎ!」

A「あたりまえじゃないの。此処には聞かれて困る人達がいないんだから。それとも祐君。会社でこんな事

聞かれてもいいの?」

H「。。。。。」

A「いいなら、会社で言ってあげるよ?」

なにやら、不穏な雰囲気が漂って参りました。菅原はニヤニヤ笑っておりましたが。いきなり。

S「綾川さんは、車が大好きでしたよね?」

A「エッ。良く知ってるね?」

S「祐から聞いてましたから」

H「そう。綾川さんは車マニア。車のノーズだけで何の車種か判る。。。」

S「ホントですか?」

A「うん。判るというか。判っちゃうんだよねえ。。。。悲しいことに」

H「この前の会社の株式公開で儲けたお金で、スプリンターからHONDAのウイッシュボーンに変えたばか

りだよね」

A「ウイッシュボーンじゃなくて。アコード。。。まったく車音痴なんだから。免許も持ってないんだ

よ。この子」

S「いい趣味ですよ。我がHONDAのアコードですね?カー・オブ・ザ・イヤーを取らせて戴きましたよ」

A「僕が買ってからだからね、賞を取ったのは。なんか照れちゃうなあ」

H「エッ。ウイッシュボーンが、カー・オブ・ザ・イヤーを取ったの?」

A「菅原君。祐君に何か言ってやって」

S「いいんですよ。これが人の心を癒すんですから」

A「なに?菅原君は祐に癒される為に泊り込んでるの?」

S「まあ。そんなもんですわ」

A「なんか湯治場みたいだね。でもいいなあ。車の設計ができるなんて。。。。。僕の夢だったんだよ

ね。ホントの事をいうと」

綾川さんは意外な事を話しはじめました。それと同時にその場の雰囲気もなんとなく変わって来たので

ございます。