BL小説(東京編 Ⅱ) 1 | 僕、オカマじゃないよ。

僕、オカマじゃないよ。

中性的な容姿の自分が美少年に恋したり、ストーカーにあったりの人生を書いた半生記。
同じような人が読んで少しでも共感してくれれば嬉しいです。

(今回はムサシの目線で書きます)

祐(ひろ)は俺のベッドでうつぶせになって、ぐっすりと寝ている。

今日は俺のナナハンでスカイラインにツーリングに行ってきた。

「やっとムサシの彼女の席に座れる」

そう言って嬉しそうにナナハンの後ろに跨った。俺が告白するまでは何度も断ったくせに。

一日中バイクに乗って抱き合って昂っていたからアパートに帰ると二人とも待ち切れなくて、すぐ始め

ちゃった。

祐がシャワーを浴びている処に俺が乱入して1回目。落ち着いて体を洗ってからベッドで2回と3回目。

それで、グッタリして寝ているわけ。

祐に掛かっている布団を退けて、その裸体を眺めてみる。

ホントに綺麗な体だ。脛毛が少し有るけど、ほとんど無毛と云っていい。

可愛いお尻。程よい筋肉がついた背中と肩のライン。白い肌と綺麗で柔らかそうな髪。

祐は少しだけコロンをつけている。いい匂いだ。祐に合ってる。

ホント。こんな男が居るなんて。まあ。奇跡と言って過言じゃないだろう。

こんな体じゃなかったら、俺は祐を抱けなかったんじゃないか?

違う。俺は勘違いをしてる。

祐の裸体に俺の気持ちを教えて貰ったんだ。

抱きたくなって堪らなくなって。祐を好きだという事に気が付いたんだ。

俺はノーマルだったはず。彼女と付き合ったこともあるし。

やっぱり祐の作戦に負けてしまったんだろうか?

小悪魔だよなあ。コイツは。先に惚れていながら俺に告白させてるんだから。

どっちにしても、俺の頭はまだ現実に附いていけないでいるのだろう。

例えば。この足がモジャモジャの剛毛だったら?

あと10kgも太っていたら?

祐を抱けるか?

俺達はまだアナルセックスをしていない。

祐のお尻の穴に入れられるか?ケツの穴に?

ダメだ!頭が着いて行けない。

俺は。まだ何にも判っちゃいない。

そうだよ。たった10日前にゲイという事を考え始めたんだ。