BL小説(東京編) 7 | 僕、オカマじゃないよ。

僕、オカマじゃないよ。

中性的な容姿の自分が美少年に恋したり、ストーカーにあったりの人生を書いた半生記。
同じような人が読んで少しでも共感してくれれば嬉しいです。

(今回もムサシ目線で書きます)

「これが他の人の気持ちだよ」

俺はそう言うとブリーフから勃起して硬くなった一物をプルンと曝け出した。

祐(ひろ)は。。。。言葉も無かった。。。。

「祐は、考えた事もなかったのか?お前の、その華奢で綺麗な体を見せられたら。俺でさえもこうだ」

「そんなエッチな体を、銭湯なんかで平気で晒しているお前が悪いなんて云うつもりはないけど」

「どっちが非常識なのか俺にも判らない。でも祐は銭湯には行くな。行っちゃいけない」



祐は、俺の勃起して硬くなった一物をジッと凝視していた。

俺も急に恥しくなって、慌てて其れをブリーフの中に隠したんだ。

祐はベッドにストンと腰を落としてこう言った。

「おおきなチンポだね。。。。。。自分の立ち位置がなんとなく判った。。。。。ムサシは身長は何セ

ンチ?体重何キロ?」

「俺は178センチ。体重は72キロ」

「僕は173センチ。56キロ。ムサシに襲われたらどうするんだろ?」

「俺は襲わないよ」

「残念だなあ。。。僕ね。会社の人事部長に、言われた事があったんだよね。普通の会社は僕みた

いな人は取らないって。。。」

「エッ?」

「創業社長の出身校だから採用したんだって。でも、今日その意味がなんとなく判った」

「どういう事?」

「入社してから僕にアプローチしてきた男性社員が5人いたんだよ。200人の会社でだよ?やっぱり

そんな人を普通は採用しないよね?そのうちの3人は会社を辞めてるし。そんな人は居ても迷惑なだけ

だよね。。。。。。観る人は観てるよね。そう思わない?」

思わず絶句した。そんな事は考えてもみなかった。。。。。。そうか。5人もいたのか。

”会社の為には居ない方がいいのかも知れない?”

でも。。。なるほどそうかも知れない。

「祐。。。祐は可愛いんだ。だけどあまりにも無防備で周りが戸惑うんだと思う」

「それに。それだけじゃないんだよね」

「なに?どういう事?」

「僕はずっとそんな風に見られてきたんだよ。まるで女の子を見るみたいに。。。。。変にもなっちゃ

うよ。今じゃ僕の中の20パーセントは女の子だよ」

俺は言葉もなかった。。。。「祐。そうなのか?」

「そうだよ。ムサシと喋っている時に俺から僕に変わっただろう?気が付かなかった?言葉だって男の

台詞じゃないだろう?」

「そういえば。。。そうか?」

「ムサシと居る時はそっちの方が楽なんだ。そっちがホントの僕なんだと思う」

オイ。祐。何て言った?俺はちょっと言葉にできなくて黙っていた。すると祐は

「僕。風呂に入って来るね」

そういうと脱いだ服をサッサと集めて、風呂場に駆け込んでしまった。

”なんだったんだ?さっきの言葉は?”