次のステージに動くにあたって、私をしばってきた物とおさらばをすることにした。
一つは「水」。この水を飲めば、がんは消えて持病のアトピーは治り、奇跡の水だといわれていた。だからとってもお高い。ひと月に支払う水のお金は10万円以上になった。ありえないと思うが、すっかり信じていたし、疑わなかった。事実、夫の胃がんは手術の必要がなくなってしまったし、私の子宮ポリープもおしっこと一緒に流れてしまい、手術しなくてもよくなった。
だからすっかり信じていたし、ずっと飲み続けようと思っていた。10年間飲み続けたいま、師匠から「本当にいい水は、神様が公にするはず。その水はもうやめたほうがいい」と言われた。で、すっぱりやめた。
もう一つは「化粧品」。この化粧品がとっても私の肌に合っていたが、その化粧品を勧めてくれた人から突然、「もっと買ってほしい」と言われた。1本3万円。消費税入れて32400円。お水と一緒に買ったら、給料がほとんど消えた。その上でもっと買ってほしいというなんて。
わたしはこれまで彼女に50万円分、化粧品を前倒しで買って応援したし、相当、応援してきた。だのに、「もっと」だと。
相当、暮らしも厳しいのだろう。だって、東京の一等地に住んでいるから家賃だってバカにならないだろう。高級車の維持費もあるだろう。でも、その暮らしを維持するために、私がどれだけ応援してきただろう。
今日、これまでの支出額をざっと計算したら、すごいこわいことになった。なんと1800万円近く。中古のマンションなら楽に買える額だった。
師匠いわく「カモネギです、これも勉強」と言われました。人をだますオモイカネノミコトの世界で生きていくのは大変なことだ。いつなんどき、こういう罠が仕掛けられているかわからない。みなさんも、私みたいにだまされないようにしてください。