麦と言う字に願いを込めて。 【 正解は無い。 】 | 出不精きもこ☆今日も元気で家にいます。

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とうとう神の領域(猫様のいる暮らし)に手を出しました。ฅ(=✧ω✧=)ฅニャニャーン✧


麦と言う字に願いを込めて。
【 出会い 】 【 予想外の現実 】 
【 私の握った運命 】 【 気づかなかったサイン 】 の 続きです。

・・・長いですよね。 でも、これが最後です。 そして、更新飛んですみませぬ。


お蕎麦ちゃんを保護した瞬間から私は【 やってしまった! 】と思っていた。
悪い事をした訳じゃないんだけど、引け目も感じていたし、
「猫保護したんだってね!」と聞かれても、『そうなんです、、すみません。』と答えていた。


何でだろう?って ずっと考えた。


私達は幼いころから 動物愛護 を教えられる。
動物愛護週間と言われる頃には 
動物を愛しなさい とその時期にはポスターも書かされる。

それに反して、 野良には手を出すな とも教わる。
責任のとれない行動はしてはいけないし、自然界のルールも教わる。

自然界のルールを学んだとしても、
ペットショップでは動物が売買されて、保健所では人間の都合で殺処分されていく。

矛盾しかない。 矛盾しかないから、
人間にとって一番都合良い部分が強調されて残ってるんだと思う。


野良に、責任のとれない行動をするな。


もちろん私も夫も、大まかな所では同じ考えだった。
でも、今回 私と夫は大きく分かれた。 夫は、そりゃぁ、、怒っていた。
全ては書かないけど、、何度も話し合った。

「 野良を保護するんだったら、飼える人がするべきや。それが責任や!
 手を出した人が飼うべきや。だから俺は、俺だったら手を出さない。 」
『 そんな事ないよ、時代は変わって 飼えない人も手を出していいじゃない!
 飼える人を探すまでが責任 それじゃいかんとね? 』
「 俺はそうは思わない。飼える人を探す時間もなかろーがっ!無責任やないか! 」

『 なんでやっ?!小麦を最初に保護した人たちだって
 本帰国前やった!なのに、保護してくださった。
 あの方達が見つけた最高の責任がワシらやないとね?! 』

「 ・・・小麦は、運命やったんや。 」

『 ・・・・それやったら、お蕎麦も運命じゃろがいっ! 』

「 ・・・・そうやね。 でも、俺はきなことは違う。 」


色んな事を話したけど、意見が一致する事はなく。
治療途中で里親さん募集をする事は違うよね ってのだけ一致した。
お蕎麦を深圳に連れて行きたい思いも、
「 仕方なかろーが、誰も飼う人いなかったら。 」とか
「 そんなんウチが手を出したんだから、ウチが飼うしかないやろが! 」と
不満そうだった。 ずっと、人づてに里親さんも探せと言われてた。

でも、何度目かの話し合いの時に 良いご縁の話も無い事と、
今の段階で大々的に里親さん募集をできないのと、
お蕎麦を家族にしたい思いを伝えた時、
夫が、「 ・・・まぁ、俺は最初からウチで飼うもんやと思ってた 」 と言ったのだ。

それは、仕方がないから という意味合いも込められた言い方だったけど
思い出したのだ、夫がツンデレ九州男児だった事を。
そう言えば・・・ 保護3日目に、、
小麦にご飯をあげた時間をホワイトボードに書くようにしているんだけど、

  
勝手に 銀次郎 という名前をつけて 
ご飯あげた時間を記入していたのだ。

『 ・・・銀次郎って何? 』

「 萬田はんやっ!! 最強やっ!! 」 ※ミナミの帝王

『 ・・・あの子女の子だし、あの最強さは要らん。 』


ずっと飼う事は反対されてたし、私の行動も怒っていたから掴みづらかったけど、
夫は夫で葛藤してたんだと思う。 夫にとっても簡単な問題じゃなかったんだと思う。

「 俺だったら手を出さない 」 冷たく聞こえてたけど、
よく考えると、 助ける行為は勿論大変だけど それよりも、
「 俺は手を出さない 」 と、それを言葉にする方が苦しいのだ。

深圳に行くのが12月に伸びて、クリアできる課題が1つ出来た時に、
『 お蕎麦ちゃんを、どうしても深圳に連れて行きたい。お願いします 』
そう言ったら夫は、
「 もう、そのつもりなんやろ? 」 とだけ言った。


意見は最後まで一致はしていない。
でも、もう意見は一致してなくてもいい。 きっと夫も答えは出ているはずだ。

今では、↓こう↓




これでも大分端折ったけど、ココまで長く書いたのは勿論、
美談を書きたかったわけじゃない。

どうしても最初から・・ 悪い事はしたつもりはなかったけど、
ダメだと言われる事をやった意識が強かった。

みんなが、お蕎麦の為に考え悩み行動してくださった。
だからこそ、余計に申し訳なかった。

でも、それこそ間違っていて。
みんなが私を助けよう!と、自分に出来る事を探してくださってた。
そんな人たちに囲まれてる幸せと、人の凄さを書きたかった。


それから、上海の動物病院の先生達。
2か所 日本人医師がいる病院があって、今回の事で2カ所とも知る事ができた。

4人の日本人先生がいる。 今は5人なのかな?。。
かっ、、神様の上の存在ってなんだっけ?

そういう衝撃をくらう程、、言葉を言わぬ動物と きっちり向き合ってくださる。 
きっと1患者の時間は決まってるはずなのに、こちらにそれを感じ取らせない程
丁寧に飼い主とペットに波長を合わせてくださる。

あの先生方と離れるのも不安。 
逆に上海にあの先生方がいる限り、上海でペットを飼ってる人は安心だと思います

■ 上海正伊 Z.E動物病院  ★Webサイト★ 日本人医師 2名(?)
 上海市闵行区 吴中路453-6(×姚虹路)
■ 上海皆愛ペットクリニック ★Webサイト★ 日本人医師3名
 上海市浦东新区北艾路1801号(×杨高南路)



それから、どう書けばいいのか。。うまく言えないけど。
今まで、その方達を 凄いなぁ・・ と、ただただ尊敬の目で見てました。
今回お蕎麦ちゃんの件があって、沢山悩んで泣いて、
時に自分になのか何になのか分からないけど、イライラするほど辛い事もあった。

動物を保護する団体は 今でこそ沢山あって。 
でも、思い通りに行かない事ばかりで、
泣く事も悔しい思いも 沢山しているんだろうと思います。
全てがハッピーエンドじゃなく、胸をえぐられるような思いもしていると思います。

それでも、、置いて行かれたペット達や、動けなくなった子・家族のいない子を保護して
温かい家族を探すために必死で前を見ている日本人団体が、
この上海にもあるんです。


ワシはその方達の事と誰とも繋がってないし、うまく言えないんですけど。。
上海里親会で検索したら、関わる方々のブログや、
温かい家族を待っている子が、います。


なんか本当に長々と色々書いたけど、、
読み返してみて自分でも まとまりないと思うし、
何が言いたいのか分かんないけど。


ずっと、『 これで正しかったの? 』 と問いていた。
この問題に、正解は無かった。
でも、間違いでは無かった。 間違ってなかった。


これで良かったんだ!! と、胸を張って泣けたんです。
ありがとうございます!!!!


今後、 我がブログ 麦Bakatter に、もう1神 加わります。

剛田 蕎麦(♀) よろしくお願い致します。


蕎麦様からも、御礼を。。


 
白目剥いてるしね。。





長くなって、すみません。 でも書きたかった出来事でした。
読んでくださり、ありがとうございました!!
 

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