バーッと書いてた
このマニアックな「モモ×幸田」妄想だけは
どんなに反応がなくても続きますｗ
モモ好き過ぎて止められない♡
自己満足ですぅ♡
めっちゃシリアスなので
おススメはしませんが( ´艸｀)
まだまだいくじぇー
************************ ep.12
息が･･苦しい･･･
俺は･･？
まだ生きてるのか･･
薄暗い部屋で目を覚ますと
素早く辺りに目を走らせる
見覚えのある室内を見て
一気に緊張が解けた
あぁ・・
奴らに遭遇して銃撃を受けたんだった
仲間の一人が俺に気付いてフッと笑った
目が覚めて残念だな…って顔だ
俺のことを
別室にいる仲間に知らせに行ったようだ
起き上がろうとすると傷口に激痛が走る
こんなのは今に始まったことじゃない
痛みをごまかすためにモルヒネを打つ
ゆっくりと立ち上がって水道の蛇口を捻る
コップで一気に体に水を流し込む
足元がふらついて流しに手をついた
たったこれだけのことで息が上がっている
こんな先の見えない生活が一体いつまで続くんだろう
･･生きている意味が
分からなかった
数年前
俺はスパイとして仲間と日本に送り込まれた
初めて見るこの土地は
人も物も街並みも目に映るものすべてが新鮮で
こんな世界があるのか･･と思った
意に沿わないスパイ活動とは裏腹に
この国にいるだけで解放感すら感じた
あいつに会うまでは･･
末永
北と公安の二重スパイだ
俺と仲間たちは末永に二重スパイに仕立てられ
国に帰るどころかいつしか反逆罪で追われる身となっていた
ひっそりと息を潜めながら
逃げ隠れする日々が続き
仲間を殺され
ついに
俺は一人になった
怒りと虚しさに襲われた
こんな感情がまだ自分にも残っていたことに驚く
初めて人を殺した瞬間に
そんな感情は捨てたはずだった
人を手にかけてまで生きることが
苦しくて堪らなかった
考えるだけ無意味なことを悟った時
俺は･･感情を捨てた
豆腐やでのアルバイトは
続けていた
それが唯一の居場所のようで慣れ親しんだ場所で
行くところがない俺に
そこを離れる理由もなかったから
あんたに出会ったのはその頃だよ
お互い知っていながら腹を探り合う自分が
おかしかったけど
あんたの目を見た時
…運命だと感じた
幸田さん
あんたに出会って俺の人生は
初めて意味を持ったんだ
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