器元知 = 気持ち | 天真爛々

天真爛々

しっぱいは成功の素
しょっばいは味の素

「わからない!!」


と、私はセルフレジの女性担当者に大声で伝えた。


そんな自分に戸惑いと恥ずかしさも生まれた。



冷静に振り返ると


私は、イヤフォンをしながらセルフレジをスキャン精算していました。


自分では何の問題なくスキャンしていると思っていました。


レジ担当者の彼女は何の前触れもなくやって来て、何か説明し始めた。


聞き取りにくい説明は、彼女の小さな声にもあったが私のイヤフォンにもあるので、私は彼女の居る側の左側イヤフォンを外して説明を聞いた。


彼女の説明では、どうやらミネラルウォーターがスキャンされていなかったようだった。


そこまではわかったのだが、どう対処したらいいかの方法を中々言ってくれるない。


私はどっちつかずの彼女の対応にイラッとする。


その次に思ったのは


ミスした自分は悪い→。


→ここでは我慢した方がベストかもしれない。


→でも、イライラしている。


→何の進展もないのは嫌だ。


→多分、彼女は私が分かっていない事に気づいていない。


→冷静に優しい言葉で「すみません、よくわからいので説明をお願いします」と言おうとも一瞬思ったが、嘘くさく感じた。


そして、冒頭の言葉になった。


今でも、驚いた彼女の大きく見開いた瞳を記憶している。


何とか精算を終えて出入口に向かった。


荷物を車に積み終える。


シートに座り、スーパー駐車場から見える海を眺めていたら気持ちが落ち着いてきた。


言い過ぎた反省と恥ずかしさは確かに有った。


次は違う対応が出来る予感も有る。


何よりも、我慢せずに意思を伝えられて良かったなとしみじみと感じた。


以前に、役所で書類申請の説明不足を担当者に確認していたら、横から一連の流れを確かめもせず保身的な言い訳で助けようとする担当者に


「あなたは途中から見ていて、よく分かっていないですよね?」


と言った事も有った。


振り返ると、確実に自分の感情や感覚を大切に出来るようになってきた。



これからも忘れずいたいのは


起きた出来事で出て来る感情を誤魔化さない。


出来る事ならその場で意思を伝える


ベストを尽くしたなら、解決しなくても自分も相手も責めない。


という事だけである。


前回の倒れたアマリリスを、面会で母に見せると鼻を近づけて香りを味わっていました。


喜んでくれて良かったです。



今月も私のブログを訪ねて頂きありがとうございました。


更に、いいねやフォローもして頂き重ねて感謝致します。


季節の変わり目です。お互いに体調管理には気をつけて行きましょう。


よろしくお願いします。