成長する前は、『振動』らしい。 | 王様日記 〜発達障害の息子話

王様日記 〜発達障害の息子話

ADHAと発達性協調運動障害、アスペルガー、LD(書字障害)の小5長男。
小1の次男は、発達性協調運動障害、LD(読字障害、計算障害)予備軍を兄との訓練のノウハウで予防中。
身体訓練、勉強、ソーシャルスキルの獲得の為、
母の観察、実験、考察のブログ。

最近の話に戻りまして、
只今、IMトレーニング中。

朝と夜に15分ずつ。

IMトレーニングとは、リズムに合わせて手を叩いたり、足を踏んだりを機械を装着して、その正確さを極めていく事で、

タイミングに合わせて、打つ。
予想してから、体を動かす。
前頭葉使ってから、小脳使う。

って、事に慣れさせて、
衝動性の軽減。
原始反射残存の改善に効くらしい。


4月から始めて、6月前半には終わってるはずでしたが、
4月忙しいし、始めは動きがある不自由過ぎて、肩~手首のトレーニングを優先して、本格始動したのは、5月です。

トレーニング目標は、3万回やる。
今は2万と少し終わりました。

タイミングも通常40~60(どれだけ音から外れてるか)のところ、ソウタは20~50の範囲に入ってきました。

これから、いろんな動きをプラスして手足の協応も含め、前頭葉から小脳にがっつり回路を刻みつけていきたいです。

何か変わったか。
というと、よくわかりません。

IMトレーニングの期間にも、身体の動きが悪いところを見つけるとリハビリの様な訓練してますし、問題を起こして、がっつり怒られて、心入替えれる様に努力してますし、視覚から記憶にいく様な訓練もぼちぼちしてます。

小2の後半から、
ぐいぐいと出来る事が増えて、本人も前向きになっているので、なおさらIMだけの効果は今の所わかりません。

しかし、IMやる事で、見つかった弱点もあるので、見逃さずに済んで良かったなぁっと思いますし、

物取り合い(原因は隣の芝生が青い事)についても、
「本当にそれが欲しいか考えて。
違う物で遊んでも面白いのにわざわざケンカしてるよ。
別な物で遊んでるうちに、相手は飽きて、ゆっくりそれで遊べると思うよ。
『人が欲しがってるから、なんとなく上げたくない』じゃなく、
『みんなが楽しく過ごせる別な方法を考えてから、行動出来る』
これって、IMで訓練して、作ろうとしてる脳の回路なんだよ。
今、それを練習してるから、ソウタも実生活で取り入れてみて」

と、こじつけると意外と、『俺、出来る様になってるはず』って自己暗示のもと、考え直してくれるw


我が家は、小児科でお願いしたので、4回の作業療法士さんのリトミック付き。

うち2回は前半に行ったので、私が忙しく、祖母に付き添いしてもらいましたが、先日の最終日に教えてもらった事は、祖母の時に教えてくれていたらしい。

ちゃんと意図が伝わりきってなかった事がわかった。

やはり自分が確認しないと、大事ポイントを理解しきれず、結局続かなくなる。

最終日だったが、知らないよりは良かった。

赤ちゃんは、ハイハイする前に何度も座り直して振動を全身に伝える動きをするそうです。

立つ前も体を上下に揺さぶる行動がみられます。

人は成長前、振動するそうです。

と、いう理屈で、振動させます。


①仰向けで寝てるソウタの爪先を頭側に押す事で、脱力が出来ていたら頭まで振動が伝わります。

②仰向けで膝立てて、膝を上下に揺すると、お尻から頭まで振動が伝わります。


③うつ伏せで、足の親指だけつけさせて、揺らします。

①、②、③は、自分で出来る様にも促します。

④横向きで坐骨を押し上げるように揺すり、振動を与える。

⑤横向きのまま坐骨を開こうとすると手前の足が自然と曲がるそうだが、ソウタは足が伸びきったまま開く。
開くと同時に曲がるようにこちらが押し上げてやる。

⑥うつ伏せでお尻の骨盤を左右に揺らすが肩まで揺れる。
肩甲骨の終わりの背中のちょうど真ん中の骨から捻りが効くように、肩甲骨を抑えながら、揺らす。

⑦坐骨を持ち上げて足を外側から曲げあげる。
背骨のいいラインから捻りが入っているかをチェックしつつ、足の親指を立てさせて、足の裏を抑える。
足の指を引きずる様に、足を伸ばしてもらう。


歩く時、注意しても小指側に体重がかかるガニ股なソウタ。

色々出来る様になって、少しはましになったが、階段降りも、かけっこも、人より進みにくい。

足の親指の神経を伝えるのにいい方法かも!

理屈が気に入れば続けられるはず!