母「ほう。なんでまたそう思った⁇」
ソウタ「学校の授業で出来ないのがある」
母「何出来ないの⁇」
ソウタ「たし算とか」
母「5+7=?」
ソウタ「12。だけど、そういう事じゃなくて、たくさんあるとやだなぁって、全部終わらなかったりするし」
母「50問の宿題とかやってるじゃん」
ソウタ「でも、授業じゃ、出来ないの」
この後の担任との面談で、授業中スィッチが切れてる事を知らされる。
『勉強が出来ない』レッテルを張るにはまだ早い。
母「学校で習う勉強だけが、人生に必要な勉強では無い。
勉強出来なくても賢い人もいるよ。
が、のちの人生に選択肢を広げる為に勉強が出来るようになりたいなら、今のところ、ソウタは問題ないと思うよ。
『まっくろネリノ』(絵本)って、どんな話か教えて」
ソウタ「…。兄弟達に遊んでもらえなかったネリノが、兄弟達を助けて、遊んでもらえるようになる話」
母「そう!遊んでもらえなかったネリノはどんな気持ち?」
ソウタ「かなしい」
母「なんで遊んでもらえなかったの?」
ソウタ「まっくろだから」
母「なら、国語は完璧!
国語は、本を読んで何が何でどうなったかをわかって、その時の気持ちを読み取る事が出来ればいい。その為に、字を覚える事といろんな言い方や言葉を覚える必要がある。それが国語。
算数は、パズルだ!
パズル好き?」
ソウタ「好き~」
母「じゃあ、算数好きだな。
算数は、3つの感覚を鍛える為の科目だよ。
①数量感覚
(おはじきを持ってきて、ざっくり2つに分ける)
どっちが多いと思う⁇
って、事。
②空間認識
(積木を積み上げたものを見て)
何個の積木で出来てる?
って事。
③推理
ソウタは、飴を1日に2個ずつ食べます。
10個の飴は、何日で無くなりますか?
10日間食べるには、何個あれば足りますか?」
ソウタ「5日!20個!」
母「そう。この3つの感覚を少しずつ難しくしていくのが、算数。
全部出来るじゃん‼︎
勉強は、就く仕事によって使わない事も多いけど、仕事を始めるとその仕事について勉強しなきゃいけないのは、皆一緒。
今いろいろ勉強する事は、その時に自分にあった勉強の仕方を探す為の訓練になるよね。
学校は、クラスの大半の子がやりやすい方法を使って、授業をするけど、そのやり方が合わない子もいる。
ソウタが授業のやり方が合わないなら、別な方法を考えてあげよう。
ソウタの身体が年々大きくなるように、ソウタの脳も成長している。
たくさん食べて、たくさん動いて、たくさん寝るのが、元気な身体を作るのに必要なように、
脳もたくさん動かして、勉強したり、遊んだり、いたずらしたりすると、健康で元気な脳に成長するのだよ」
もともと、教科書に連携したベネッセのチャレンジをやっていたので、
その他に探した参考書。
国語は、小学生低学年用のクロスワードパズル。
算数は、『天才脳ドリルシリーズ』各種
『パズル道場』です。
2年になって、入門編が終わったので、それぞれの次の段階と、『賢くなるパズル』のゴールド、シルバー、ホワイト、ブラックを追加購入。
療育とお受験組は、同じ所に行き着くなぁ。
能力開発って所で共通するのだね。
受験する気のない我が家は、
子供の自由遊びを確保したいので、この手のワークは、土日で時間のある時と、長期休暇時にちょこちょこやってます。