『思い込み』の作用 | 王様日記 〜発達障害の息子話

王様日記 〜発達障害の息子話

ADHAと発達性協調運動障害、アスペルガー、LD(書字障害)の小5長男。
小1の次男は、発達性協調運動障害、LD(読字障害、計算障害)予備軍を兄との訓練のノウハウで予防中。
身体訓練、勉強、ソーシャルスキルの獲得の為、
母の観察、実験、考察のブログ。

自分は『どんな子』なのか。
自分の考える像にはまろうとするのは、大人も子供も一緒。


小2の夏
ソウタ「僕は、『暴れん坊』なんだ‼︎」

母「ほう。迷惑だな~そりゃ~」

と、言いつつ、

利用出来る‼︎

怖がって後延ばしにしてたアレやコレ‼︎

母「え~。『暴れん坊』なのに出来ないの?たいした『暴れん坊』じゃないんだなぁ~」

母「『暴れん坊』って、言ってるけど、どのくらいのもんなの?」

母「え~⁇そんなに~⁇…じゃあ、まさか、…怖い訳ないよね⁈」

盛り上げて、引けなくするw

塀登りや、飛び降りなどは、もちろん。

公園の滑り台すら怖くてあまりやらないソウタが、
3階くらい高いウォータースライダーやれちゃうから不思議。


病は気から。
勇気もその気から。


年長後半。
グレーゾーンを告知されてしまってから、
小学校への不安があるのが、各所で見えた頃。

複数のチックと漏らし癖。たまに、過緊張。

対策で海外のお菓子量り売り屋で、一般には見ないすごい色のお菓子を少々購入。

『魔法の薬』制度を導入。
薬の効能は、ウソにならないように、能動的なものにする。
『良い事を見つけれる』
『新しい事に挑戦出来る』
『新しい事を発見する』
『人に優しく出来る』
『元気が出る』など。

一粒の着色料で、いい気になれば、それで良し。

「今日は、薬のおかげで…」
と、いい話が聞ける事もあります。

魔法薬制度は、1年経たず、シッターの保育中にバカ食いされて、終了しましたが、不安定な時期にいい制度だったと思います。


保育園は、どんな子が多いかで、学年ごとに色が違うようです。

ソウタの世代は、男が多く、動きが活発で上下関係が激しく、『勝てば官軍』の思想が強かった。

「負けたから、お前は敵で、俺がヒーロー」
「年上に逆らうな」も、同じクラスの中でも言われてたようで、2月生まれは断然不利。

先生達も色々頑張ってくれたのでしょうけど、
子供の中でも流布する考えを変えるのは、難しいのでしょう。

今でも、長男のヒーロー像はコレに支配されてるので、いいアニメを探して、ヒーロー像のすり替えを工作中です。


子供自身の自分像と、理想の人物像を把握して、
バランスを見ながら、型を外したり、新しい型を用意して、自分も子供も成長させて行こうと思う。

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