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クスリに頼らない自遊人

東大法卒のアル中です。ベンゾジアゼピンを断薬して6年が過ぎました。東大野球部応援とグルメ情報、映画レヴューとメンヘラネタが中心です。
コメントには塩対応なので悪しからず御了承下さい。


今日はオープンミーティングがあります。



講義で二つのエッセイを扱った。

いずれもどこかの医大の過去問から

一つはアメリカのドクターのもの。

ストレスはストレッサー(外的ストレス要因)とは別物で、主にそれにどう心身が反応するか? の内的な問題であり、同じストレッサーに曝されてもストレスと感じない人もいれば鬱を病んだり自殺する程苦しむ人もいるが、それはその人固有の問題。

中でも最大のストレス要因は
「自分は不快(不健康)であってはいけない、症状があってはいけない」 
という思い込みというか妄想
、認知の歪み。

言い換えれば過大な欲求、
あるいは贅沢

その過剰な欲求、
「強欲さ」を抱えていることこそがストレスの原因だと説く。

ストレスで鬱になる人は贅沢で強欲、
百害あって一利もない病院にクスリ買いに行くくらいなら、まずその欲を手放してくださいってこと。


もうひとつは日本の高名な医師のもの。

病気はそれそのものが問題なのではない。

生老病死は人の避けられない宿命であり、病気は必ずしも異常ではない。
そして生老死と同様に、それを受け入れられないこと、抗おうとすることが苦しみ(の原因)なのだと説く。

変えられないものを変えようとすると、
ですね…

病がないことが健康なのではない、健康かどうかは生き方の問題である。
科学的と称して体を「モノ」として細分化して、原因を突き止めて除去する、
切り刻んだりすることが治療でもない。
医療本来の役割は人が病気を受け入れ上手く共存して生きる手助けをすることだと説く。


こんな例文が入試で使われる医学部なら安心できそうな気がするのですが。


Corona禍で病院が閑古鳥が啼いていると連日報じられています。

本当に必要だと思う人は
- 例えそれがベンゾの調達のためであっても -
病院には行ってるでしょう。

何処よりも感染者が密になりやすいホットスポットだから真っ先に行かなくなる場所です。

これまでいかにムダに病院に行っていたかの証拠でしょう。

そんな不要不急の検査や通院が控えられた結果ですが、

過剰診療、検査の削減と医療費抑制が国の喫緊の課題だったわけですから、今があるべき姿に近いんじゃないでしょうか?

因みに私はデメリットの方が多い(実際多かった)定期検診やドッグは10年以上受けていませんし、かれこれ二年近く病院にすら行ってません。

ですが、今の雲行きだと
そのうち医師会あたりの圧力で、

Go to hospital!

とか始めるんじゃ無かろうか?

すでにコロナ鬱とか言って

Go to 精神科

はもう始まっちゃってますから…

それ以前に、なぜか精神科だけはコロナ禍でもお客が減っていないみたいですが…