のぶです
うつ病、パニック障害と不眠でベンゾジアゼピンを7年使い、離脱して4年になります。
タバコは吸えないわフライトは長いはロクなことがない。
歴史的建造物はないし食べ物は大味でガサツ、
◯◯◯は強いし◯◯で◯◯◯であわないし…
子供みたいにワガママで高慢なお国柄にも馴染めません、
「お前らのために原爆落としてやった」なんて冗談じゃありません。
Pebble BeachとかPine Hurstなどの名門コース以外に愉しみは無かったです。
それでも一つだけリスペクトしていることがあります。
成功を願い努力する者には機会が与えられていること。
かの国で医者や弁護士などの資格、あるいは特殊な才能が必要な職種で高収入を得ているのは圧倒的に人種的マイノリティーが多いです
黒人、日系中華系、インド系
またはユダヤ系などの民族的マイノリティー。
そうで無ければ食えないと言うのも有りますが成功への道は開かれていて、成功者は属性を問わずリスペクトされるから
やる気と能力があり、努力を惜しまないは人にはパラダイスです。
日本の江戸時代並みに厳格な身分社会階級社会のイギリスではそうはいきません、蛙の子は蛙、貴族の子は貴族です。
都市部は人種のるつぼですから、差別は根強いですがマイノリティーだらけ。マイノリティーであること自体にはそれほど悩むこともありません。
かたや日本。
同質均質社会のこの国ではマイノリティーは生きづらいですね。
人種的マイノリティー
性的マイノリティー
人と違うことが受け入れられにくい社会で生きていくには
自分を誤魔化したり
嘘をついたり出自を隠したり
周囲に迎合するために演技をしたり
逆に周りすべてに勝とうとしたり
いずれにせよ疲れます。
コンプレックスをバネにして頑張り成功者となる尊敬すべき人もたくさんいるでしょうが
私もそうなろうとしてたんですが
自分は別に成功も栄達も名誉も望んでいなかったんだと思います。
そんなもの欲しくはなかった
ただただ
安心できる居場所が欲しかった
転勤族の家庭で育った私も、どこにいても帰属意識が持てず、いつも一人だけ宙に浮いているかの居心地の悪さを抱えていました。
受け入れられたかった
「ここに居てもいいよ」
そう言ってもらいたかった
それだけなんだと思います。
演技する必要もウソをつくことも
争うことも必要ない
ありのまま素顔の自分のままで自然に溶け込める、そんな居場所が欲しかっただけなんでしょう。
自分を誤魔化し周囲に媚びて迎合し
て、あるいは無闇に争い
恨み妬み益々孤独になって行く、
精神を病んだり依存症に陥ってしまったりする仲間、
典型的な解りやすいマイノリティーもそうですが、何らか帰属意識に問題を抱えて苦しんできた人がとても多いです、
家庭、学校、会社、地域
偶々そこがあわないというのではなくて、どこに居ても居場所感を得られない仲間たち
それを知ったとき
苦しんだのは自分だけじゃないと解ったとき初めて「帰属意識」とか「居場所感」を感じることができました。
皮肉なものですが
今はホームグループのミーティング会場のカギを開けて、そんな仲間達を一人で待つ週1回の小一時間が
一番居場所感を得られる、安心できる時間と空間になっています。
社会復帰が進むにつれて
自分を偽らず、自分の気持に正直に話せる場所はどうしても少なくなっていきますから
ミーティングに参加できる回数は減っても、いや減るからこそ
ますます大切な居場所になっていきます。
巾着田の曼珠沙華
今日一日を大切に
【10月のMDAA開催予定】
MCAfe静岡
＊静岡駅前のカラオケボックスです
10月20日（日）15:00~16:30
MDAA東京（東戸塚）
会場: 東戸塚地域ケアプラザ
MDAA大阪
会場：高槻マリア・インマクラダ幼稚園
大阪府高槻市野見町２－１５
土曜日は休園日にあたりますので教会の入口から入ってください