記事でも適切にまとめて頂いてますが、向精神薬を飲むことの問題は大きく三つあります。
依存性は勿論、麻薬としての特性であり重大なのですが、どれだけ依存性が強かろうと害毒がないなら、余計なクスリを飲まされるというだけの話。
一番重大な問題はクスリそのものの直接毒性、長期服薬による直接の健康被害だと思います。
この点は従来の薬害と同じ。
飲むことで
不眠や不安やうつなどの元の問題の自然治癒を妨げ悪くするし、
症状だけは誤魔化すから本当の問題や原因に蓋をして適切な対処を怠らしめ回復機会を奪う。
さらに
直接脳を犯し、
認知症や過食から糖尿病など重篤、時に致命的な疾病を引き起こす。
別の精神異常をもたらし
別の向精神薬を飲むことになる
そして最悪の転帰は自死。
あくまでもこれが”第一の”問題です。
二番目が耐性の問題。
カラダ(脳) が慣れてしまいクスリが効かなくなる。
クスリ(=毒) の摂取量や種類がドンドン増えてしまう。
そして三番目が向精神薬固有の問題としての
薬物依存の問題です。
耐性が付いた状態でクスリを減らしたり止めたりするとと激烈な禁断症状に見舞われる。
飲むと治まる。
これが繰り返されると禁断症状が怖い、クスリ止めることが怖くなる。
毒だとわかっているのに薬が止められない
望んでもいない服薬を強制される「薬物依存」の状態に陥る。
禁断症状を治めるために
他の薬物を使うようになる。
言うまでもなく
これは完全に精神依存です。
というより「依存」という場合、本来は精神依存しか観念しえない。
服薬量を漸減していくことでコントロールできるとするなら、それは二番目の耐性の問題だけ、です。
直接毒によるダメージは飲み続ければ悪くなる。
止めない限り回復が始まらないし、回復にそれだけ時間が掛かるし、
進行性で戻らないものだって有り得ます。
減薬中だって飲み続けていることに何らの違いもありません。
そして服薬は止めても
恐らく死ぬまで消えない
治らないのが「漠然とした依存感」
依存の問題じゃないか? と思います。
禁断症状は止められなくなる原因(の一つ) に過ぎず、最大の問題ではありません。
【6月のMDAA田無予定】
【連絡・問合せ先】
mdaa.tanashi@gmail.com
【注意事項】
① MDAAは処方向精神薬の問題を抱える当事者や家族の回復を目指す自助グループです。減薬(服薬)方法を指導する場ではありません。
参加資格は設けていません、興味のある方はどなたでも参加頂けます。
② ミーティング参加に当たっては、会場費などの実費を賄うために、お一人200円以上の献金をお願いしています。
③ ニックネームでの参加を推奨しています。どこまで自分のプライバシーを明かすかは自分で決められます。
④ ミーティングは秘密会です。
参加者が安心して参加できる安全なミーティングを維持するため、ミーティング会場で聞いた話は決して外部に持ち出さないようお願いします。守られない方の参加は固くお断りします。
⑤ MDAAはいかなる外部の問題にも意見を持つ事はなく、特定の団体や思想に支持も反対もしません。
MDAAの匿名の参加者がMDAAを代表して意見を述べることもありません。
従ってMDAAの名前が外部の論争で引き合いに出されることは有りません。
⑥ミーティングにおいて司会者が話すことも、他の参加者が話すことも個人の意見であり、その会場を代表するものでもMDAAを代表するものでも有りません。各人の意見は全て個人の意見として尊重されます。
⑦ 個人情報の交換には十分に気をつけ下さい。参加者個人間でトラブルが発生しても、事務局は一切関与できませんことをご承知置き下さい。
⑧ミーティング終了後に懇親会(任意・自費参加) を行う会場があります、お気軽にご参加下さい。
*懇親会は禁酒です