学校が冬休みに入り、年末年始ともなるこれからの2週間程が、美容院にとって年一番の繁忙期。

店は21時まで営業してるけど、彼女は派遣だった頃からずっと18時までの勤務。できれば毎日閉店まで、それが無理なら忙しい日だけでも残って欲しいと何度かお願いしてきたけど、頑なに断られてきました。

特に、土日祝は早く帰りたいと。
土日祝こそ閉店までいて欲しいのに。

とても柔軟に何でも対応してくれる彼女が何故土日祝の定時にだけはこだわるのか、それがとても謎で疑問だったんです。

犬とふたり暮らしだし、習い事やエステ通い等をしてるわけでもない。

あるとしたら男の存在かと勘ぐったり。

そんな彼女が、なんと明日から、閉店まで働いてくれる事になったんです。ダメ元で改めて打診したらあっさりOKしてくれて。

とりあえず明日から新年8日まで。
その後は予約や忙しさ、必要性に合わせて。

どんな心境の変化?!

彼女は好きな人からはグイグイこられたいと言ってたから、先日僕が、言葉と態度で想いをハッキリ伝えたのが功を奏したのかな。ムフフ。

彼女が閉店までいてくれると…

他の従業員達は自分の片付けが終わったらすぐ帰っていくけど、彼女には閉店後のレジ締めという任務があって、その日の客数と売上を僕に報告しないといけないから、異常事態でもないかぎり最後は必ず僕と彼女、2人きりになるんです。

僕が2階に住めば、住まなくても2階をとりあえず使える状態にさえすれば、そのまま2人で2階に上がって一緒に食事したり飲んだりもできるって事。もしかして、そのままお泊りとかも…?

サイコー過ぎやしませんか!

忙しくてなかなか難しいけど、何としてても1日も早く2階を生活空間にしなければ。寝る間を惜しんで、その為なら酒を我慢するのも惜しくない。だったら健康診断の前にやれば一石二鳥だったか。

昨年まではただただ忙しいだけの年末年始だったけど、今年は違う。もちろん今も仕事に対する情熱は変わらず持ち続けているけど、心が柔らかくなったというか、心に温かい血が通うようになった気がしてます。