豊中市で毎年秋に行われている「豊中まちなかクラシック」。約3ヶ月に渡って55もの音楽イベントが開催される「とよなか音楽月間」のシリーズイベントのひとつです。
今年の「豊中まちなかクラシック」は、全部で7公演あります。無料で室内楽が楽しめるとあって毎年抽選になる人気イベントですが、定員が少ないこともあってなかなか当選できません。今年も私は全部落選。ヨメがかろうじて1公演だけ当選できたので、一緒に聴きに行きました。
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11月29日土曜日。会場は大阪大学豊中キャンパスの中にある大阪大学会館。阪大の構内に入るのは久しぶりでした(卒業生ではありません 笑)。
阪急石橋阪大前駅から、有名な阪大坂を上ります。(ここは毎年1月に「ゑびす者選び」の坂道レースが行われるそうです)
会場の大阪大学会館が見えてきました。
1928年(昭和3年)に建てられた学内最古の建物で、国の登録有形文化財になっています。
ネオゴシック様式の内外装が、当時の質実剛健の雰囲気を残しています。
講堂は約400人が入る、意外と小ぢんまりとしたホールです。
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13:00 公演開始。この日は「まちなかMUSIC & ART DAY」と名付けられた特別公演でした。
(写真は開演前の一枚)
最初にナビゲーターとして、豊中に20年間住んでいたというココリコ田中直樹さんが登場。はじめから豊中愛をアピールして会場を沸かせました。
最初のゲスト演奏は、作曲家・ピアニストの富貴晴美さん。日本アカデミー賞優秀音楽賞を3度も受賞するなど、映画音楽やCM音楽、ミュージカルなどをたくさん作曲している、すごい人だというのを初めて知りました。
挨拶代わりに、自身が作曲した朝ドラ「マッサン」や大河ドラマ「西郷どん」のメインテーマをピアノソロで演奏。有名人にもかかわらず、インタビューでのコメントや仕草が、ピアノ少女の雰囲気が残っていた人でした。
その後は、もう1人のゲストであるソプラノ歌手高野百合絵さんのソロ演奏で
・フォーレ「ピエ・イエス」
・ドヴォルザークのオペラ「ルサルカ」より「月に寄せる歌」
・シークレット・ガーデン「You Raise Me Up」
オペラや「第九」のソリストなどを務める世界的なプロ歌手の歌声は、こんな小さなホールでは勿体無いほどの声量で圧倒されました。耳にガンガン響いてくる感じで、さすがの演奏です。
この2人の後には、豊中市を本拠とする日本センチュリー交響楽団の弦楽四重奏
・モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第一楽章
・バッハ「G線上のアリア」
若いメンバーばかりだったので、テクニックはいまひとつでした。
この3組の合同演奏で
・ミュージカル「ゴースト&レディ」より「走る雲を追いかけて」
富貴さんが作曲した、劇団四季のミュージカルナンバーを編曲して披露。現在公演中なので、そのPRも兼ねての演奏でした。
最後はこの日のために富貴さんが作曲したという
「いのちこゑ・四季」
藤原定家の和歌に曲をつけたという新作で、雅な中にも現代風の雰囲気のある楽曲でした。
アンコールは、高野さんのソロで「翼をください」。会場も一体となって歌ってお開きになりました。
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コンサート後は、阪大のキャンパス内をぶらぶら。豊中キャンパスの象徴ともいえる待兼山に入ってみました。
こんな自然が残る雰囲気のある里山でした。
その待兼山で発見され、豊中市のマスコットキャラ「マチカネくん」の元にもなった「マチカネワニ」の標本が展示されている総合学術博物館に入館。
玄関ホールの壁には実物大の骨格模型があり
3階には化石標本が公開展示されています。全身がほぼ完全な形で発掘されたのはとても珍しいらしく、今年天然記念物に指定されたそうです。
坂道を自転車で走り回る現役学生たちを眺めながら、しばらく学生時代を思い出す時間ができた、土曜日の午後でした。











