箕面の山道(トレイル)は、ランイベントや箕面観光ボランティアガイド(MVG)のツアーなどで、ほとんど踏破したつもりですが、こんな渓谷巡りのできるコースがあるのは知りませんでした。それもそのはず、コースマップにも書かれていない道を進むアドベンチャールートでした。
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私が所属するMVGの年間計画では、7月8月は気温が高くなるために参加者の健康管理を考慮して、(少人数の依頼ガイドを除き)ガイドツアーを開催することはありません。
ガイドツアー以外に、MVGメンバーの研鑽と新しいコースの開拓のために、メンバーだけで自主研修のハイクを年10回ほど行っています。
先日、ガイドツアーでは引率しないコースのひとつ「才川渓谷」を巡る自主研がありました。箕面川は良く知られていますが、才ヶ原池を源流とする才川があるのも初めて知ったくらいなので、行ったことのないコースで面白そうと思って参加してきました。
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8月24日日曜日、いつものガイドツアーより早い朝8時に箕面駅前に集合しました。
市街地から山麓線に入り、如意谷交番前に集合したメンバーと合流。この日は合計27名のメンバーが参加し、2つの班に分かれて進みました。
この日歩いたコースです。
如意谷地区の住宅街を進むとフェンスがあり、ここが才川に下りる入り口になるようです。
フェンスの奥に進むと、周りの風景が一変していきなり山道に入りました。
才川に沿って緩やかに登っていきます。全く手付かずの道ではなく、ある程度整備され踏み跡もしっかりしている道が続きます。
沢渡りが何回もありますと事前に聞いていたとおり、渡渉ポイントへ。連日の猛暑で水量が少なくて、難なく渡ることができました。(もちろん増水時には結構な水量になるそうです)
トレッキングシューズにするか迷って、いつものトレランシューズを履いてきましたが、それほど濡れることもありませんでした。
大きな堰堤の前に到着。
この堰堤に上がるために、ロープを使って登ります。それほど急な斜面ではないですが、倒木があり、足元も滑りやすいということで、ひとりずつ慎重に登りました、
またまた沢渡り。
せせらぎの横を通りますが、それほど涼しさは感じられません。こんな谷筋でも気温は高いようです。
何ヶ所目かの沢渡り。
徐々に高度を上げて行きます。
所々に細い道もあり、滑落しないように慎重に進みます。
倒木を潜り
またまた渡渉ポイントへ。
大きな倒木を潜ると
誰がいつ頃投棄したのか、廃車が転がっていました。こんなところまで、どうやって運び込んだんでしょう?
沢渡りが続きます。
倒木を跨いだり、潜ったり。
谷筋に降りてから約1時間、明るい空が見え、才が原池の近くまで到着。
全員が揃ったところで、最後に50段の階段を登ります。
この日のゴール、才川の源流になる才が原池に着きました。
簡単に反省会をして解散。高山道や滝道で箕面駅に戻るというメンバーと別れ、私は他の二人と一緒に、如意谷の住宅街に直接下りるルート(これも初めて)を進むことに。
途中で見覚えのある祠が。同じような自主研で5月に箕面山中にある愛宕社巡りをした時に訪れた祠のひとつでした。
如意谷団地まで下りたあとは、他のメンバーと別れ、箕面駅までジョグで帰りました。
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渓谷巡りということで、先日訪れた妙見山の初谷渓谷のような感じかな?と思っていましたが、それ以上のアドベンチャールートで面白かったです。踏み分け道はありますが、迷いやすいところもあるので、知っている人と行った方が良いでしょうね。
おまけ
この日出会ったキノコたち。