晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜 -195ページ目

晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

晴れた日は山に登り街を走り、 雨の日は好きな音楽を聞きながら本を読む
そんな暮らしがいい!

あまり知られていませんが、箕面の滝道の途中にある瀧安寺(りゅうあんじ)は、富くじ(宝くじ)発祥の地です。約400年の歴史があるそうですが、長い間行事として途絶えていたのを、関係者の尽力で「箕面富」(みのおのとみ)として16年前に復活し、以来毎年10月10日に古式に則ったかたちで行われています。

 

 

瀧安寺は、その昔役行者(えんのぎょうじゃ)が大滝の近くに「箕面寺」として建てた由緒あるお寺です。その後、何回か火災での消失と再建を繰り返し、現在の場所にあるそうです。

 

箕面観光協会から、毎年箕面観光ボランティアガイド(MVG)に会場警備などの協力要請があり、今年は私もMVGのひとりとして参加してきました。

 

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お寺の前には大きなノボリがいくつも立てられています。後に見える山門は、江戸時代に光格天皇から御所の一部を下賜されたものなので、壁には皇室関係を示す5本のラインが入り、瓦には菊御紋が入っています。

 

10日10日木曜日8:30、瀧安寺の社務所前に15人のMVGメンバーをはじめ関係者が集まり、行事リーダーから当日の流れや注意事項のブリーフィングが行われました。奥に見えるのが、行事の行われる観音堂です。

 

開始まで時間あったので、MVGメンバーで滝道を行く人に余っているチラシを渡してPRしました。私は他のメンバーと一緒に箕面駅前まで往復して配りました。

 

9:00から受付が始まっていたので、自分でも冨くじを買ってみました。

 

冨くじ+客殿の特別拝観券、ミニ大福御守りがセットで¥1,000で売られています。番号が書かれた木札は後で集められ抽選に回されます。

 

まだ時間があったので、客殿を拝観。中には歴史ある襖絵や

 

皇室関係者が座る玉座までありました。

 

玉座のある部屋の欄干には菊御紋が入っています。

 

隣接する鳳凰閣も見学。西洋建築で有名な武田五一の設計ということですが、和風は珍しい。建物は国の有形文化財になっています。妙に新しいのは、6年前の台風で被害を受けた後に、寄付などで修復されたためです。

 

中には大きな役行者の絵が掛けられていました。

 

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10:45から行事がスタート。我々MVGメンバーは、関係者が通りやすいように通路を確保します。

 

「民舞胡蝶」という地元の舞踊グループがオープニングを盛り上げるために入場。

 

正面の観音堂の前で、踊りを披露。伴奏にヴァイオリンが入っているのが斬新でした。

 

11:00 行事を司る住職をはじめ「式衆」と呼ばれる人たちが、法螺貝を吹きながら入場。

 

お堂の前でお経を唱えて、清めます。木箱には「富」と書かれていて、この中に富くじの木札を入れます。

 

参拝者が購入した富札が乗せられた三宝を持った、富札進達係の3人が入場。

 

木箱に富札を入れます。

 

木箱を揺すってならした後、大きなキリのような道具で中にある木札を刺して取り上げます。

 

最初の「大福御守」の当選者は3名。

 

次点の「招福御札」は10名が当選し、大きなお札をもらっていました。

 

その後、「箕面富実行委員会賞」10名の賞品は蕎麦、「箕面山弁財天賞」10名は日本酒でした。

(お札よりこちらの方が実用的という声も聞こえてきました)

 

今は行われていませんが、以前大阪の高津宮で行われていた「高津の富」イベントの富くじでは、お米や自転車などの豪華な?商品が売りだったの思い出しました。

 

30分ほどで、冨くじ行事は終了。メンバーで手分けして、テントやノボリ、提灯などの後片付け。

 

最後に、お弁当を受け取って12:00過ぎに解散しました。(ビールは自腹です)

 

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初めて参加した「箕面富」の伝統行事。普通の宝くじとは違った雰囲気で楽しめました。ちなみにこの日の参拝者は、平日にもかかわらず500人ほどあったそうです。

 

来年もタイミングが合えば参加してみたいと思っています。