5年ぶりに参加することにした「1万人の第九」コンサート。
久しぶりということもあり初心者クラスのレッスンを希望して、淀屋橋Aのクラスに当選し、1回目のレッスン始まったのが暑い盛りの8月5日のことでした。
(その模様はこちら↓)
それからほぼ毎週月曜夜をメインにレッスンが行われ、11月18日に12回目の最終レッスンがありました。1回目は半袖姿で良かったのが、最終日はジャケットやコートがいるくらいの寒さになり、季節の移り変わりを実感。
レッスン毎の内容を毎回書くのも面倒だったので、全てのレッスンが終わったこのタイミングで、どんな様子だったかレポートしてみます。
(初回のレポート↑と重なる部分もあります)
会場は大阪淀屋橋にある会員制クラブ「大阪倶楽部」。建物は約100年前の大正時代に建てられた国の登録有形文化財になっています。
(写真は最終日夜の姿です)
見慣れた玄関ホールを過ぎて
(エレベーターは一機しかないので)階段を4階まで上がります。
レッスンはその4階のホールで行われました。
毎回会場入り口にあるQRコードをスマホで読み込んで、出席となります。
(コロナ前は紙のスタンプシートにハンコを押してもらっていたので、様変わりしましたね)
今年は皆勤賞でした。
レッスン開始30分前のホールはこんな感じです。
レッスンは18:30に始まり20:30まで、途中休憩を挟んでの2時間。指導者は関西では特に有名な合唱指導者清原浩斗先生でした。
このクラスに来てまずびっくりしたのが、(初回のレポにも書きましたが)男声の人数の多いこと。女声も含めた全体で200人ほどという参加者の内、男声は100人を超していたと思います。男声の人数が少なくて苦労しているクラスが多い中、これはすごいことです。
特にテナーの人数は50人を超えているという圧倒的な存在感。バスもそれに近い人数なので、男声だけで迫力がありました。逆に普通ならよく響いてくる女声の声があまり聞こえてこなくて、かわいそうでした。
大阪府合唱連盟の会長でもある清原先生の指導は、とにかく笑いにあふれたレッスンでした。いくつもの合唱団の指揮者を兼任して、西日本を中心に毎日飛び回って指導されているにもかかわらず、毎回パワフルな内容でした。
時にボケたり、ツッコんだり、ある時は厳しく、その後に持ち上げ、その都度みんなを笑いに包みながら参加者のボルテージを徐々に引き上げていきます。実際に声質やハーモニーがどんどん変わっていくのを実感しました。
一応初心者クラスなので、いきなり通すようなことはせず、ドイツ語の発音と意味、音取りなど基本的なこともしっかり指導されました。
何回か参加すると、清原先生のファンクラブ?みたいな人が多いのがわかりました。中にはもう何十回と参加して経験者クラスでも良いのに、敢えてこの初心者クラスに参加している人がいっぱいいます。
なので、合唱の質は初心者クラスとは思えないほど高いです。特に男声パートはガンガン響いてくるので、一緒に歌っていても気持ちよかった。
清原先生もその辺りはわかっているので、阿吽の呼吸で指導されているのがわかります。逆に何も知らずに参加した全くの初心者の人は、かなり面食らったと思います。
私もびっくりしたのは、女声パートを男声に歌わせたり、逆に男声パートを女声に歌わせたりしたこと。途中にある男声三部合唱を女声だけで歌わせたのは、ちょっとやりすぎのような気もしますが。
それに加えて、後半のレッスンではソリストのパートも歌える人は歌ってくださいという無茶振りがあり、流石にいないだろうと思っていたら、ちゃんと歌える人がいたのには驚きました。どこが初心者クラスなん!?とひとりで突っ込んでしまいましたが。(しかもバリトンソロを歌っていたのは、他の第九演奏会でも一緒になったことのあるMさんでした)
10回目のレッスンからは、パートシャッフルをして歌うかたちに。過去に有元先生のレッスンでは経験していますが、パートをバラバラに配置して、周りの他のパートの声に流されないように歌う練習です。これも自信のない人にはかなり厳しいやり方だったと思います。
私はなんとか皆勤することができて、後は25日の佐渡練と30日のリハーサル、そして12月1日の本番を迎えるだけになりました。リハーサルと本番の発声練習も清原先生が担当されるので、1万人で肩叩きをして、ユニークな指導にホール全体が爆笑に包まれるのが今から楽しみです。
レッスンが終わって外に出ると、底冷えのする空気の中、御堂筋のイルミネーションがきれいに映えていました。







