晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜 -160ページ目

晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

晴れた日は山に登り街を走り、 雨の日は好きな音楽を聞きながら本を読む
そんな暮らしがいい!

小田和正がメインとなって、2001年からほぼ毎年クリスマス前後に放送されていた「クリスマスの約束」という音楽番組が、今年で終了するというので、24日に放送されたものを録画して観てみました。(真夜中の放送なのでリアルタイムでは観られないため)

 

 

これはもともとTBSから小田へ「新しい形の音楽番組を作りたい」という提案をしたことから始まったものです。2001年に小田が自ら桑田佳祐松任谷由実山下達郎などのトップアーティストに、直筆で共演依頼をしたところ、いろいろな理由で実現しなかったため、第一回目はひとりでステージに立つことになりました。

 

その後少しずつゲストが増えて、2009年には今や伝説となった20組33人のゲストとのメドレー演奏があります。この回は私もリアルタイムで観ていたので、強烈に記憶に残っています。

 

楽曲の長さをそのままタイトルにした「22'50"」(22分50秒)という曲は、参加アーティストの持ち歌をワンコーラスずつ繋げて、本人の歌とバックコーラスで構成されています。

 

参加したアーティストが今では考えられないくらいすごい!名前だけで何万人と動員できる歌手がいっぱいです。

 

演奏順に並べると

藤井フミヤ、根本要(スタレビ)、広瀬香美、JUJU、松たか子、中村中、佐藤竹善、Crystal Kay、AI、鈴木雅之、一青窈、山本潤子、清水翔太、キマグレン、太志(Aqua Timez)、大橋拓弥(スキマスイッチ)、平原綾香、夏川りみ、財津和夫、吉岡聖恵(いきものがかり)

 

当然これだけの歌い手をまとめるのは至難の業で、8月から始まった打ち合わせやリハーサルもかなり難航しました。今年の本放送の前に、その辺りの経緯と実際の演奏をノーカットで放送してくれたのは、個人的に懐かしくかつ嬉しかった。

 

その後はゲストも少しずつ入れ替わり、それぞれの持ち歌をハーモニー豊かなコーラスで歌い上げるというスタイルが定番になりました。

 

しかしコロナの影響や、小田自身の番組へのこだわりなどで2021年で中断してしまい、小田本人の加齢などの理由もあって、3年振りの開催になった今年が最後となったようです。

 

小田和正も今年で77歳になり体力面や記憶力の衰えは当然ですが、その高齢にも関わらずあんな高音のソフトボイスが出せるのは驚異的としか言えません。

 

今年の放送は二部構成で、第一部は先に書いたように、神回となった2009年の放送をダイジェストで流してくれました。これは永久保存版ですね。

 

第二部には、過去に多く出演したメンバーが集まってライブ演奏をしたり、過去の名場面をダイジェストで流すという形でした。根本要、水野良樹、JUJU、和田唱、矢井田瞳、熊木杏里、松たか子といった常連組が多かったですね。

 

過去の演奏場面のダイジェストが、今では絶対できないであろうすごいコラボばかりでした。

 

ゆず、財津和夫、山本潤子、斉藤哲夫、宮沢和史、さだまさし、くるり、佐野元春、絢香、吉田拓郎、桜井和寿、細野晴臣、仲宗根泉、宇多田ヒカル、KAN、など。財津和夫や吉田拓郎とのセッションを聴くと、やはり小田和正の原点はフォークソングだなぁと改めて思います。

 

最後の放送を観ると、やはり声量や容姿など小田の年齢的な衰えは隠しようもなく、プライドの高い小田としたら演奏レベルを落としたくないので、この辺が潮時と思ったのかもしれません。私は「オフコース」の頃からのファンですが、自分の年齢とともに寂しさを感じます。

 

毎年のクリスマスの楽しみが、一つなくなることになってしまいました。

 

追記

過去の番組の出演歌手や演奏曲目は wikipedia に詳しく書かれています。