足の神様で有名な服部天神宮の禰宜で「となりの人間国宝さん」にも認定された加藤大志(かとうたいし)さんと、世界的なウルトラランナーの北田雄夫(きただたかお)さんたちが中心となって、数年前から服部天神で「足祭り」イベントが行われ、去年は服部緑地公園で「飛脚まらそん」が初めて開催されました。
その2人をはじめとする「飛脚まらそん実行委員会」が、またまた今年新しいイベントを企画開催しました。名付けて
「飛脚うぉーくらん」
箕面から服部天神まで、走ったり歩いたりするマラニックイベントです。
3月初めにこの企画を聞いた時に、「面白そう!」と思ってエントリーする気満々でした。
ところが、3月20日にエントリーが始まったものの、ローカルの大会だからと思ってのんびり構えていて、数日後にエントリーしようとしたら、すでに100人の定員が埋まっていてビックリ。
過去に「足祭り」や「飛脚まらそん」にボランティアで参加していたので、実行委員の松田さんに「ボランティアでも良いので参加させてください」とお願いしたところ、快く了解してもらえたので、ヨメと一緒にボラスタッフでお手伝いすることになったのです。
(写真はスタッフや参加者が撮影したものも少しお借りしました)
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5月11日日曜日。
受付場所になった箕面駅前のトレランショップ「unite ユニテ」に、実行委員とボラスタッフが集まり、松田さんを中心にスタッフミーティングをして、スタッフの配置とタイムスケジュールを確認します。
unite の店内に受付デスクと、エイドを兼ねたCP1の準備を進めます。
最初の私の担当はCP1、ヨメは会場案内の担当です。
カテゴリーは5つあり、それぞれスタート時間が違います。
種目 距離 獲得標高 エントリー人数
・らんロング 38km D+750 約15人
・らんミドル 27km D+440 約20人
・らんショート 20km D+90 約40人
・うぉーくミドル 27km D+440 約20人
・うぉーくショート 20km D+90 約10人
らんミドルが一番多いと持ったので、ちょっと意外でした。
11:00から受付開始。すでに駅前には待ちきれないランナーが集まっていました。
受付をして、ゼッケンに名前やニックネームを手書きしてもらい、「祈り輪」*を手首につけてもらいます。
*祈り輪
大会のコンセプト「人を想い、その想いを飛脚になって運ぶ」という趣旨に沿って、スタート地点や各CPでひとつずつ渡して、ゴールの服部天神で足の神様にお供えする(奉納する)というもの
出走リストを見て予想はしていたものの、知り合いのランナーが次々とやってきました。あいさつをして送り出します。
11:45 北田さんがこの大会の趣旨を説明した後、拍手と太鼓に送られて、らんロングの部と、うぉーくミドルの部がスタート。
らんショートの部のスタートは13:45なのに、11:30ごろにやってきたラン友さんもいて、2時間どうするのと聞いたら、滝まで往復してきますという返事には笑ってしまいました。他にも unite の店内で買い物する人も多かったですね。
12:45 らんミドルの部と、うぉーくショートの部がスタート。
しばらくすると、先にスタートしたらんロングの選手たちが戻ってきました。unite がCP1となっているので、名前と時間をチェックして、飲み物などを飲んでもらいます。
13:45 最後に、らんショートの部がスタート。
14:00過ぎ、CP1も落ち着いたところで、私とヨメは松田さんの車で伊丹市内のCP3へ向かいます。
ロングとミドルの選手は箕面の山を登ったり下りたりして、その後は池田市内へ向かいます。ショートの部はスタートしてそのまま池田市へ向かうコースです。
CPさえ通過すれば、途中でショートカットしても良し、電車でワープしても良しという、ゆるい大会ルールです。そんなわけなのでコース誘導はなく、参加者は事前に送られた地図やGPXデータを元に進んでいきます。
池田市内では、池田城址などを見学した後、駅前のてるてる広場がCP2&エイドになっていて
地元のホットドッグ屋さん「Boo」提供のホットドッグなどが提供されました。
選手はその後、伊丹市内に入り、荒牧バラ園や昆陽池公園などに立ち寄った後、CP3へ。
CP3は伊丹市にある喫茶店「SHIRANKEDO」(しらんけど)。面白い店名ですが、実はウルトラランナーでユーチューバーで有名な「みゃこさん」の両親が営んでいるお店なのです。
ここでは手作りのプリンが提供され、到着したメンバーから「美味しい!!」と大好評でした。
17:45 大方の参加者が通過したので、撤収して車でゴールの服部天神に向かおうとしたところ、10人ほどのメンバーが向かってくるのを発見。あわてて店に戻り、チェックとプリンを食べてもらうことに。
(聞いたら、こちらのメンバーは池田のCPでも撤収直後に到着していたそうです。関門閉鎖した後でも対応できるのが、今大会のゆるいところです。)
参加者はその後、伊丹の酒蔵に寄ったり、千里川の土手で着陸する飛行機を眺めたりしながら、ゴールの服部天神を目指します。
服部天神に戻ったのが18:30過ぎ。
有名な下駄回廊は、この時期らしく紫陽花に変わっています。
まだゴールして来る人もいるので、ゴールチェックと祈り輪の回収、完踏証の手渡しなどをしばらくお手伝い。その頃、裏方では「餅つき宴」(参加費とは別に有料)の準備が進められていました。
完踏証には社務所で名前を入れてもらえます。
19:00からは、ゴール後に回収された「祈り輪」を足の神様に奉納する儀式が、加藤禰宜の先導で執り行われました。
境内にある宴の会場では、北田さんの発声で「弥栄(いやさか)」の唱和の後、宴会がスタート。ビールや日本酒、つまみも提供されています。
蒸しあがったもち米が加藤さんに渡され、餅つき会場まで運ばれました。この頃には雨が降り出したので、外ではなく倉庫に場所を写して行うことに。
19:20 に1回目の餅つきがスタート。事前にYouTubeでつき方を予習し(笑)、前日に予行演習をしたというスタッフが、太鼓と「ヨイショ!」の掛け声と共に最初につき始めます。こなれたところで、希望者に順についてもらいました。
つき上がったら、すぐに宴会場に運び、スタッフが丸めて餅を作り、参加者に振る舞われます。
醤油やきな粉の他に、こんな変わった6種類の餡が用意され、「美味しい!」とけっこう人気でした。
20:00 2回目の餅つきがスタート。今度は女性の希望者も重い杵を担いで交代でついていきます。
私もつきたてのお餅を餡につけながら食べることができました。
20:30過ぎ、加藤さんと北田さんから締めの挨拶があり、将来このイベントを1万人規模の大会にしたいという、壮大な構想が披露されました。
21:00 後片付けをして解散。スタッフにはお土産として、高校野球発祥の地である豊中の和菓子屋「富貴屋」の「白球もなか」をいただきました。
初めての大会でしたが、大きなトラブルも無く終わって良かったです。改善点はいろいろありますが、来年開催されるなら、少しずつ改良していけると良いですね。参加者のアンケートでも「楽しかった!」という声が多かったのが、嬉しいです。





























