毎年この時期になると、奈良県曽爾(そに)村にある曽爾高原に咲くススキの群生が話題になります。車やバスで現地に行くのが普通ですが、最寄りの駅から走っていくのがラン仲間の定番になっています。
ラン友さんたちの投稿を見るにつけ、一度は行ってみたいと思いつつ、なかなか予定が合わなかったので今まで行けずじまいでした。今年こそはと、知り合いのラン女子2人に案内してもらうことに。
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11月7日木曜日朝8時、近鉄大阪線赤目口駅に3人が集まりました。それにしても遠い。最寄駅から2時間もかかりました。
曽爾高原に行くルートはいくつかあります。毎年のように行っているという女子にコースを任せたところ、赤目四十八滝を抜けて、曽爾村に向かうコースになりました。滝まではバスもありますが、平日のこの時間帯は走っていないので、当然のことながら走って向かいます。
(写真は女子たちが撮ってくれたものもアップさせてもらいました)
のんびり川釣りしている人がいるなーと思っていたら、人形でした。
街中を抜けバス道を走ること40分ほどで、赤目四十八滝の入り口に到着。まだ9時前なので、道の両側に並ぶ売店はシャッターを下ろしたままです。
名物の「へこきまんじゅう」屋さんも、開店前の準備中だったので買えずじまい。
入場料¥1,000を払って、水族館を眺めながら、滝道に入ります。
(渓谷保全料込みという名目で、去年までの¥500から値上げしていました)
滝道には竹細工のランタンがあちこちに吊り下げられ、夜にはライトアップが行われているようです。
3人とも赤目滝には来たことがあるので、ところどころで写真を撮りながら、どんどん進みます。
代表的な滝を紹介。
赤目五滝① 不動滝
赤目五滝② 千手滝
赤目五滝③ 布曳滝(ぬのびきだき)
滝道周りの紅葉はまだほとんど色づいていませんでした。
9:30頃に途中の八畳岩に到着。朝早いせいか、ここまで全く人に会いませんでした。
途中にあった雨降滝。滝道の上からパラパラと降り注ぎます。
渓流の中にある岩の上に石積みが!どうやって積み上げたんでしょう?
赤目五滝④ 荷担滝(にないだき)
数ある滝の中で、大きさ迫力とも最大です。少し色づいた紅葉が映えます。
赤目五滝⑤ 琵琶滝
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滝道を抜けて、色づいた落ち葉を踏みしめながら更に先に進みます。
途中にあったパ「アンコール・チョット」と勝手に名付けられたパワースポット(笑)。人面岩とか猫窟があるそうです。
苔むした渓流沿いに進み
林道に入ったり
藪漕ぎをしたりと、細かいアップダウンを繰り返すこと1時間ちょっと。
ようやく車道を進みます。走ったり歩いたりして進み
途中にあった山肌には、人面岩?らしき岩も。
時刻は12時前。道沿いに「新宅本店」という不定休の蕎麦屋さんがあるというので、立ち寄ることに。幸いこの日は開いていました。
蕎麦三昧セット。皮ごと挽いた蕎麦と、そば豆腐、そばのデザートは、美味しかった。もちろん蕎麦湯もいただきました。
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お腹が満ちた後で、いよいよ曽爾高原に向かいます。
車道を途中まで上がり
途中から東海自然歩道に入ります。
うねうねと続く車道を避けて、アップダウンのあるトレイルを1時間ほど進んで
ようやく曽爾高原の入り口に到着しました。平日にも関わらず、駐車場は車でいっぱい。ピーク時には車道も車で大渋滞するそうなので、この日はまだマシな方だとか。
初めて見る曽爾高原のススキは、思ったほど広くはない感じ。例年に比べて迫力がないそうですが、それでも初めて来た私には、晴れ間もあり見応えありました。
高原をぐるりと巡る遊歩道を、他の観光客の間をぬって登って行きました。
普段着の人たちは途中までで満足しているようですが、トレランスタイルの私たちは近くにある亀山の山頂まで登ってみることに。
上から見ると、お亀池とその周囲のススキの群生がよく見えます。
人のいない亀山山頂からの景色も良かったです。風が強くて少し寒かったですが。
時刻は14:30過ぎ。途中にあるお亀の湯に立ち寄ることもできましたが、2時間に1本くらいしかない帰りのバスに間に合わせるために、下山することに。
帰り道で見えた、兜岳(かぶとだけ 左)と鎧岳(よろいだけ 右)。この山を縦走するコースもあるそうですが、見るからにキツい登りがある感じですね。近くには他にも倶留尊山とか二本ボソとかのピークがありますが、次回のお楽しみ?ということに。
ゴールの太郎路バス停に到着。距離は約25km、累積標高は1100mほどあり、まあまあ体を動かせたコースでした。
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バス停近くの売店で、曽爾高原ビールを飲みながら時間調整。
15:30過ぎのバスに乗り、40分ほど揺られながら近鉄名張駅まで戻りました。
やっと行くことができた曽爾高原。私の家からは遠かったですが、次はコースを変えて行こうと、もう来年の予定が決まりました。案内してくれた女子たちと鶴橋駅で軽く打ち上げて解散しました。