箕面ボランティアガイド 自主研修(座学) | 晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

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今年の4月に箕面観光ボランティアガイド(MVG)に認定され、予定の合う日は先輩ガイドに付いてボランティアガイド活動をしてきました。

 

通常のガイドツアー以外にも、ガイド会員が所属する組織「MVクラブ」で毎月定例会や幹事会が行われ、予想以上に活発に活動が行われていて、新しいコースを開拓する自主研修会(自主研)なども頻繁に開催されているようです。

 

自主研はアウトドアだけでなく、座学という形で屋内で講義方式で行われるケースもあります。先日座学での研修会が行われたので、参加してきました。

 

8月4日日曜日。13:30から箕面市民会館の会議室で始まった自主研には、50名以上が参加したようです。

 

最初はゲストの講演ということで、箕面市にある昆虫科学教育館(箕面公園内にある昆虫館とは別の建物)の久留飛(くるび)館長が専門の昆虫の話をしていただきました。普段は子供たちを中心に昆虫の話をしている方なので、我々シニア世代にも面白おかしいエピソードをつぎつぎと披露してくれます。

 

・セミはなぜ7月8月に鳴くの?

・トンボは長生きせずに1年しか生きられないのはなぜ?

・カマキリはなぜ5月に生まれるの?

・蚊はいないほうがいいの?

・オニヤンマはなぜ黒と黄色の体なの?

改めて問われると、今まで漫然と当たり前に思っていたことに新しい気づきがありました。

 

1時間ほどの公演の後は、先輩ガイドによる応急処置の解説。骨折や捻挫をした時の三角巾の使い方や、ハチなどに刺された時のポイズンリムーバーを含めた対応の仕方などを、実際の道具を使って説明がありました。

 

その後は先輩ガイドによるMVGの歴史やエピソードが披露されました。発足した当時の苦労話や、会則作り、箕面公園内にある緊急ポイント設置のいきさつ、募集ハイクイベントを始めたきっかけ、プロの催行事業者との関係、ガイドの有料化の是非など、興味深い話がいっぱいでした。

 

6人の先輩ガイドが交代で話をするのですが、みなさん話好きでついつい長くなり、気がついたら1時間の予定が30分もオーバーするという事態に。

 

そのため、16:00から始まる予定だった我々25期ガイドを対象にした会則の勉強会は、大幅に遅れて始まりました。会則から運営要項・運営細則まで細かく定められ、ガイドを遂行する際の報告書の書き方まできっちり決められていて、25年の間に先輩ガイドたちが試行錯誤して決めた規則を詳しく知ることができました。

 

酷暑が続く8月はガイドイベントはほとんどありませんが、9月からはまた活動が再開されます。その時に慌てないようにしっかり頭に叩き込んでおくようにしないと、と思った1日でした。