ふくい桜マラソンを走ってきました(当日編 ② ) | 晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

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晴れた日は山に登り街を走り、 雨の日は好きな音楽を聞きながら本を読む
そんな暮らしがいい!

 

からの続きです。

(私が撮った写真以外に、ラン友さんが撮ったものも少しお借りしています)

 

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この日のコースです。(左が北←)

 

中間地点手前で、ピットイン。仮設トイレの扉にも応援メッセージが貼ってあります。これは他の大会では見たことがありません。

 

沿道でも、こんな大きな応援の垂れ幕まで用意してくれています。嬉しくて思わず写真をお願いしました。

 

25km付近、九頭竜川に並行する土手に上がって、しばらく走ります(コース図 ⑤)。桜並木はありませんが、ピンクの大会Tシャツが遠目にはちょうど桜の代わりになって映えます。

 

曇り空でスタート時は15℃ほどだったのが、体感では18℃くらいに上がって暑くなってきました。いつもなら苦しい向かい風が、ちょうど良い扇風機代わりになっています。こんなところにもボランティアはもちろん、土手に上がって応援する人の姿があるのにはびっくり。

 

九頭竜川に架かる橋の前後には細かいアップダウンがあり、橋の上は強烈な西風が吹いて、ノボリがはためいています。

 

給水エイドには、水やスポドリの他に、塩飴やパイン飴も用意されていました。

 

27km過ぎには、冬枯れのイチョウ?の並木道が真っ直ぐ2kmほど続きます。

 

29km地点にある給食エイド(コース図 ⑥)

ここにあったのは

羽二重餅や

 

チョコレート

 

昆布ゼリーなど。羽二重餅だけその場で食べて、あとはザックの中へ。

 

30km過ぎ、九頭竜川の支流になる日野川に架かる橋の上も、ノボリがちぎれそうなくらい強い横風が吹いていました。

 

その日野川沿いの桜並木。本来なら満開の桜が数100mに渡って続いている見所ですが、蕾のままなのが本当に残念。

 

そして35km過ぎの給食エイド(コース図 ⑦)にあったのが、個別パックに入った福井のソウルフード「ソースカツ丼」。カツはもちろんひとくちサイズです。

 

その横には、これも揚げ物の若狭牛コロッケが!

 

これは食べるしかないと思ってパクリ。ちゃんと水が用意されているのがうれしい。

 

給水所の後ろでは、私と同じように腰を落ち着けて、カツ丼やコロッケをぱくつくランナー達が(笑)。(できれば、揚げ物はエイドを分けて欲しかった)

 

お腹が落ち着いたところで、リスタート。福井運動公園のスタジアムが見えてきました。

 

その手前の38km地点にあった給食エイド。(コース図 ⑧)

程よく味付けされた「おあげ」とか、写真は撮らなかった「ちくわ」とか

 

一口サイズの「焼き鯖寿司」や

 

行列のできていた「越前そば」もあり

 

水羊羹まで!

 

これはもう止まって食べるしかありません。時刻は13:00過ぎで、がんばれば5時間を切るタイムでゴールできましたが、もうどうでも良くなりました(笑)。

 

ザックに仕舞った水羊羹以外は完食。怒涛の給食メニューでおなかいっぱいです。もう少し分散してくれたら良いのに!と思ったのは贅沢な注文でしょうか?

 

おまけに「さわやか」という地元の炭酸ドリンクまであって、さっぱりできました。

 

コースの先はスタジアムの中に続きます。

「エッ!トラックを走らせてくれるの?!」

細かいコースは調べていなかったので、これは意外でした。おまけに、トラックのすぐ横で応援してくれたり

 

スクリーンには、地元の学生達の応援ビデオメッセージまで映し出されて、細かい気配りが嬉しいですね。

 

残り2kmで再び川沿いの土手を走ります。

 

あと1kmで、またまた桜並木。

 

最後に早咲きの桜が少し咲いていたのが、せめてもの救いでした。

 

ようやくゴール!タイムは5時間6分。写真を撮ったり、エイドで止まって食べたりして、楽しんで走れたので、これで大満足です。わざわざ関西から沿道応援に駆けつけてくれたラン友さん達もいて、見つけた時は嬉しかった。

 

完走メダルと完走タオルを受け取って、近くにいたカップルに写真を撮ってもらいました。

(路面電車は大会のため運休しているので、線路でも問題ないと思います)

 

メダルは桜の型で、よく見るとストラップと離してチャームとして普段使いできるみたいです。

(バックは大迫選手がデザインした大会Tシャツです)

 

ゴールした後にザックから取り出したもの。

給食エイドで食べられなかったものや、ゴール後にいただいた地元の有名和菓子「五月ヶ瀬」と「餅どら焼き」(左上のふたつ)。これらは後で美味しくいただきました。

 

そして台湾サンダルで走った結果といえば、足が攣ることも鼻緒が擦れることもなく、履き続けることができました。親指の付け根が詰まった感じがしたり、ハムストリングスや脹脛ではなくて、下腿三頭筋(太もも前)が張っているのは、走り方の問題でしょうか?

 

私より先にゴールしたメンバー達はゴール付近で時間を潰していたようで、歩いて車を停めた駐車場まで戻ったのは、私が最初でした。

 

しばらく待っているとパラパラとメンバーが戻ってきて、今回が初フルマラソンと言っていたメンバーもちゃんと完走できたので、彼女が車まで戻ってきた時は全員の拍手で出迎えました。

 

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近くのスーパー銭湯「極楽湯」で汗を流すため出発しようとした時に、ふと

「あれ?ジャケットを旅館に置き忘れた!」

と思い出して、思わず叫んでしまいました。

 

ところがそれを聞いたメンバーのひとりが

「着替えを全部置き忘れた!!」

なんと、私より強者がいたようです(笑)。

 

そんなわけで極楽湯に向かわずに、芦原温泉で泊まった旅館に戻ることになりました。幸いなことに、旅館で¥650で日帰り入浴ができるというので、貸切で使うことができました。

 

残念だったのは、スーパー銭湯で打ち上げするのができなくなり、コンビニ弁当で済ますことになったこと。これはしょうがないですね。

(後で聞いたら、ゴール周辺の浴場はどこも激混みだったそうなので、却って良かったかもしれません。)

 

帰りは大きな渋滞もなく、車内では昭和歌謡やサザンの曲を流しながら盛り上がり、21:00前には大阪駅に戻ってこれました。楽しい二日間、お疲れ様でした。

 

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☆ふくい桜マラソン」の良かった点

 

・とにかく、おもてなしと応援の熱意が凄かった。知事を筆頭に、県内の各自治体や地元企業、学生や一般の人に至るまで、大会を盛り上げて成功させようという意気込みが感じられました。

(外部に運営を丸投げしている、どこぞの都市マラソン大会は見習ってほしい)

 

・スタート・ゴール地点の案内や動線・ブロック分けはよく考えられていて、ストレスは全くなし。(今回荷物預けをしなかったので、その辺りの対応は分かりませんが)

 

・コースも小さなアップダウンはあるものの、ほぼフラットで記録が狙いやすいコースです。何より、GPSのログが恐竜になるというのがユニーク。トイレの数や配置もよく考えられていて、あまり並ばずに済んだようです。

 

・エイドも大満足です。事前に知っていたものの、地元の名物をいっぱい食べられたのが良かった。

 

★改善してほしい点

 

・後半30km以降に給食が集中してあるのを、もう少し分散してほしい。特にあと4kmというところに6品もまとまってあるのは、走る気を無くします(笑)。

 

・コース設計やゴール後の動線で難しいかもしれませんが、38km地点にあった運動公園のスタジアムをゴールにしても良いのでは?

 

・今回は大迫選手が人寄せパンダになって集客できましたが、次回以降のゲストはある程度有名ランナーを招待しないと厳しいかな。

 

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おまけ

沿道で熱烈応援してくれたみなさん

太鼓はもちろん、着ぐるみやら、武将姿やら、海パン姿(笑)やら、色々工夫してくれました。