数年前から、一部のランナーの間で流行っている「ソックモンキー」。文字通り、ソックス(靴下)で作ったモンキー(サル)のぬいぐるみです。
ネットでググると、元々は1世紀ほど前の大恐慌時代のアメリカで、貧しい子供たちのために、使い古した靴下にボロ布を詰めて作った猿のおもちゃが始まりという解説がありますね。それがいろいろな形で日本に伝わり、今や日本中に作り手がいるという状況になっています。
作り方もネットで公開されていて、なんとソックモンキー協会まであるとか。これを見ると、ソックス一足を使って作るやり方は、よく考えたものだと感心してしまいます。
関西にもたくさんの作り手がいますが。ランナーの間で人気なのが、明石在住の「ひとみ悟空」さんです。ラン友さん達が、彼女から手に入れたソックモンキーをSNSにアップするのを見ているうちに、私も一つ手に入れたいと思っていたのです。
しかし、近場で販売しているわけでもなく、連絡をとって送ってもらうこともできましたが、やはり実物を見てからと思って、その機会を待っていました。
ようやく去年の9月、大阪市内のランステ”ジョグスタ”で、ひとみ悟空さんが出張展示販売をするという話を聞いて、出かけてみました。
この日、ひとみ悟空さんは10数体(匹?)のソックモンキーを連れてきてくれました。
その中で、散々迷って選んだのが、この子↓。基本のグレーカラーに赤い唇が特徴です。目玉はボタンを縫い付けてあり、鼻の穴や唇はステッチで。頭の天辺から爪先までの高さは30cmほどあります。
坊主頭では寂しいので、サングラスやニット帽付きです。これらのアクセサリーは100均のペット用のものを使っているのだとか。因みにシリアル番号も付いていて、この子はNo.405でした。
それ以来、ランイベントなどで出かける時は、常にザックに付けて連れて行くようにしたのです。
六甲山蒸留所にて
掬星台のカフェ monte702 にて
嵐山のランステカフェ musubi にて
名前をつけようと思って、ラン友さんたちから募集した結果、「グラ子」に決めました。グラサンしてるから「グラ子」という安直な名前です💦。しかもメス♀だったという意外な結果に(笑)。
ただ難点は、大中小と3サイズある中で一番大きなサイズを選んだので、ザックに括り付けるにしてもちょっと持て余してしまうこと。
小さなモンキーが欲しくなった頃、ひとみ悟空さんが六甲山中の掬星台で月一開催されるフリマ ”リュックサックマーケット” に出店しているという話を聞いて、出かけてみました。
ところが、当日はオープン間もない時に爆買いしたお客さんがいたそうで、私が行った時はほとんど残っていないという残念なことに。
ようやく今年の3月にリベンジとして、再びリュックサックマーケットに出かけてみました。今回は欲しいものが売り切れないように、前もってひとみ悟空さんと連絡を取って候補を絞っておきました。
そして、やっと手に入れたのが、この子↓。一番小さいサイズで、ブルーグレーの体に星形が浮かんでいます。シリアル番号はNo.483です。(今では500体を超えているそうです)身長は25cmと小ぶりです。
同じようにキャップとサングラスを付けてもらいました。中には、着せ替え人形のように体に合う洋服を買ってきて、楽しむ人もいるようです。
同じ日に揃ったソックモンキー仲間と集合写真を撮ってみました。
この子の名前は自分で付けました。ラテン系の名前がいいと思っていたので、”レオナルド”(レオ君)という名前に。
以来、この子を連れてあちこちに出かけてみました。その中でいくつかピックアップしてみます。
六甲山風吹岩にて
金剛山頂にて
京都嵐山にて
比叡山系横高山にて
神戸空港にて
ハワイにて??
なるかわ園地つつじ園にて
高松市の讃岐うどん店「うどんバカ一代」にて
大阪舞洲ネモフィラ園にて
ひとみ悟空さんにコンタクトしたい人は、インスタからが一番簡単かもしれませんね。