おさんぽラリー 16 松原市・羽曳野市・藤井寺市・八尾市・柏原市 | 晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

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4月から始めた「おさんぽラリー」も、あと5市を残すのみになりました。比較的移動距離も短いので、一気にクリアするつもりでラストスパート。先週早起きして回ってきました。

 

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6月10日

 

この日も通勤通学客で混み合う電車に乗って、近鉄南大阪線河内松原駅で9時過ぎに下車。

 

こんなに早く着いたのには訳があります。松原市のグルメスポットになっているパティスリー フラワー アウトレット店は9:30開店なのですが、そこで売られている激安パンがすぐに売り切れてしまうらしいという情報があったからなんです。

 

駅から近い店の前に行くと、開店前にもかかわらず、すでに近所の人と思われるおばちゃん達5人ほどの行列が。

 

ボードに書かれた値段を見ると、自家製食パン一斤が¥160、菓子パンが一袋¥85と、情報通り安いです。

 

9:30に入店。狭い店内にいろんなパンが並んでいました。食パンはこれから移動するのに嵩張るので、この日は菓子パンだけ買ってみました。

 

駅前にはカラーマンホールがあちこちにありました。松原だから”マツ”と”バラ”?、シャレみたいなデザインです。

 

ここから市の西の外れにあるチェックポイント、布忍(ぬのせ)神社に向かいます。

 

20分ほど走って、布忍神社に到着。初めて訪れた神社ですが、なかなか由緒のある神社の様です。

 

参拝して御朱印をもらおうとしたら、話好きの宮司さんからいろいろ話しかけられました。ランスタイルを見て、どこから走って来たの?から始まり、神社の由来はもちろんのこと、付近の名所解説まで。自身もサイクリストということで、チャリで立ち寄った人には特別なサービスがあるとか。

 

御朱印もかなり凝った可愛らしいデザインになっていました。恋みくじも有名らしいですが、今回は引かずに別れました。

 

布忍駅まで戻り、電車で古市駅に向かいます。松原市内で走った距離は3.6kmありました。

 

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古市駅で降りてから、まずは駅近にあるという羽曳野市のカラーマンホールを探します。

 

それがこれ。古市古墳群の世界遺産登録と飛鳥につながる竹内街道の日本遺産登録のPRのため、市の特産品ぶどうのキャラクター”つぶたん”がノボリを持っているというデザインです。

 

そこからグルメポイントの道の駅を目指して一気に南下。羽曳が丘という新興住宅地の細かいアップダウンのある道を走って、到着しました。

 

道の駅 しらとりの郷・羽曳野は、数日前に訪れた小さな道の駅とは違い、広大な敷地にいろいろな施設があるテーマパークのようなところだったので、ちょっとびっくり。広い駐車場は平日の午前中というのに満杯で、入場待ちの車渋滞ができていました。

 

何か買っていこうと思って直売所に入ったものの、そこらのスーパーより広い店内は凄い人だったので買うのを諦めて、次に向かうことにしました。

 

ここから真っ直ぐ北に上がって行きます。途中には、今の堺市を起点として奈良の飛鳥まで通じる、日本最古の国道「竹内街道」をPRする灯籠などもありました。

 

羽曳野市のチェックポイント野中寺(やちゅうじ)に到着。ここも飛鳥時代に建てられたという歴史のあるお寺です。

 

東に金堂、西に塔が建つという、法隆寺と同じ伽藍配置だったらしいですが、どちらも礎石しか残っていません。

 

珍しいのは、近くの古墳で発掘された石棺が境内に保存されていることです。

 

奥の墓所には、浄瑠璃で有名な「お染・久松」のお墓もありました。

 

本堂にお参り。

 

御朱印はこんな感じです。

 

羽曳野市のチェックポイントをクリアして、そのまま走って藤井寺市に入ります。

 

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藤井寺市のチェックポイントは道明寺です。この周辺には古墳の表示が多いので立ち寄りたかったのですが、ラリーを優先していたのでスルー。

 

道明寺はその名前の通り、道明寺粉の発祥の地ですが、ひと気はまばらでした。

 

社務所はちょうど昼時だったためか無人だったので、御朱印はいただけませんでした。休憩がてら、境内で昼食タイム。この日も晴れて暑かった。

 

ここまで来たなら葛井寺は外せません。(藤井寺が通称ですが、正式な名称は葛井寺です)

 

葛井寺は西国巡礼の時を始め、何回か参拝しています。

 

その名前の如く、フジの季節には藤棚にたわわに咲く花を見ようと多くの人が訪れますが、新録の季節は人も少なかったですね。

 

御朱印も、西国札所の朱印とは別の本尊のものを頂きました。

 

藤井寺駅に向かう商店街で見つけた、カラーマンホール。色違いでいろいろなパターンがありました。いずれも、市の木ウメと古墳が組み合わされたデザインです。

 

葛井寺市のグルメポイントは、大阪前田製菓の本社工場にある直売所です。知る人ぞ知るという感じで、私も初めて訪れました。

 

それほど広くない直売所には、懐かしいお菓子がいっぱい。しかも安い!

 

前田製菓といえば、ジャガイモを原料にしたボーロですね。(私の世代は「当たり前田のクラッカー」が懐かしい 笑)ひとつ、お土産に買ってみました。

 

すぐ北を流れる大和川を渡って、八尾市に入ります。

 

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八尾市はなんといっても八尾空港は外せません。定期便こそないものの、ローカル空港として、小型飛行機やヘリの発着が頻繁にありますね。

 

チェックポイントは、その敷地内にあるエアロラボ パイロットショップ"Aero Lab Pilot Shop" です。

 

その名前の通り、飛行機に関連したグッズがいっぱい売っていて、航空ファンにはたまらない場所ですね。ここでは、中をひやかしただけで何も買わずに出ました。

 

八尾市のグルメスポットは、JR八尾駅に近いところにある洋菓子店「マリエ・エトワール」です。

 

八尾市出身の歌手天童よしみ御用達の「洋風いちご大福」が人気だそうで、最後のひとつが残っていたので、おやつがわりにテイクアウトしました。

 

八尾市のカラーマンホールはあちこちにあって、どれにするか迷ったのですが、ちょうど通りかかったJR八尾駅前の歩道で一つ見つけました。市政施行70周年を記念して作られたレアなデザインです。マスコットキャラクターのヤッタくんが描かれています。

 

一番多いマンホールは、この河内木綿と糸車がデザインされたものですが、このカラー版は近鉄八尾駅周辺しかないので、この日はさすがに疲れが出てきたために、そこまで足を伸ばすのはやめておきました。

 

羽曳野市・藤井寺市・八尾市と巡って、23km走りました。

 

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JR八尾駅から電車で柏原駅までワープ。おさんぽラリーの最後に残ったのは柏原市です。

 

早速駅前でカラーマンホールを見つけました。市の特産品であるデラウェアがメインのデザインです。

 

そして、ぶどうの町柏原といえば河内ワイン。その中でも明治時代に創業したカタシモワイナリーが有名ですね。その直売所が柏原市のグルメスポットです。

 

店内にはいろんなワインが並んでいて、選ぶのに迷ってしまいます。試飲ができないということなので、お店の人のオススメのシャルドネを買いました。白の辛口が一番好きなので、飲むのが楽しみです。

 

ここには、たこ焼きに合うという大阪らしいスパークリングワイン”たこシャン”もあります。

 

柏原市のチェックポイントは、明治時代に作られたという煉瓦造りの樋門「築留二番樋」(つきどめにばんひ)です。ここも初めて知りました。

 

再びJR柏原駅に戻って、「おさんぽラリー」が終了です。柏原市内で走ったのは、2.5kmほどでした。

 

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この日回った5市(↓赤いエリア)で、33市のチェックポイント(各市の指定された名所スポット+グルメスポット+カラーマンホール)計99ヶ所と、10町村のカラーマンホールを全てチェックして、梅雨入り前に何とかコンプリートできました!

 

4月半ばから始めて約2ヶ月、のべ16日間かかりました。電車で所々ワープしましたが、走った距離は300km弱になりました。そして、かかった交通費は?いくらになるか、怖くて計算していません💦笑。

 

こんな機会でもなければ行かない場所や、グルメスポット。そして、降りたこともない駅など、新しい発見があって面白かったです。「おさんぽラリー」を企画してくれたメンバーに感謝です。