大阪市内の究極のディープスポット、西成あいりん地区にある一人鍋の有名店「なべや」に行きたいというラン友さんのリクエストがあったので、12月に電話してなんとか2月の予約を取ることができました。(電話が繋がらなくて、予約が取りづらい店としても有名です)
ただ「なべや」に行くだけではつまらないので、大阪市内にあるディープスポット巡りを絡めたマラニックを企画してみました。
集合場所の通天閣に近いJR環状線新今宮駅のホームからは、4月にオープンする星野リゾートの高級ホテル"OMO7大阪”の建物と造成中の広い庭が見えました。
12日土曜日朝9時、通天閣の下に8人が集まりました。初めましてのメンバーもいたので、簡単に自己紹介。
いつもならすぐ横にあるランナー銭湯のラジウム温泉に着替えなどを預けるのですが、この日はランの後にお風呂には入らなくてもいいということだったので、余分な荷物は近くの200円ロッカーに預けてスタート。
まずは新世界エリアを案内。昭和レトロ溢れる映画館の国際劇場の前を通って、定番の場所でパチリ。「づぼらや」の大きなフグ提灯が無くなった風景にも慣れましたね。
以外に知られていませんが、今や超有名店になった串カツ「だるま」の総本店(1号店)は、細い路地を入ったところにあります。
まだひと気のないジャンジャン横丁から
そのまま南へ、動物園前一番街という商店街を抜けます。
さらに南に行った先にあるのが、昔の遊郭の雰囲気を残す飛田新地へ。
こんなに朝早い時間帯でも営業中の店もあり、参加した女子にはワチャワチャしないように予め念押しをしてから、通りを歩きます。
新地の端にある、昔からの高級料亭「鯛よし百番」を紹介しようと行ってみたら、あいにく修復工事中でシートを被せられ、レトロな外観を見ることができなかったのは予想外でした....。
その後はあびこ筋まで上がり、天王寺駅を過ぎて更に東へ。
着いたところは、生野本通り商店街。
ここも昭和レトロな商店街ですが、残念ながらこの時間帯は通る人が少なかったです。
アーケードの天井から、ニセくまモン?がぶら下がっていたのでパチリ。
約1kmほど続く長い商店街を抜けて、さらに北へ上がった勝山通りで、この日同じようなイベントをしていたラン友さんのグループに遭遇。事前に聞いていたので、どこかで会うとは予想していましたが、まさかこの場所でというタイミングでした。(彼らとは、最後に「なべや」でも会うことになります)
次に訪れたのは、大阪八低山のひとつになる御勝山(標高14m)。前方後円墳の古墳の一つですが、前方部分は整地されて公園になっていて、後円部分だけが史跡として残されています。
さらに北に上がり、コリアタウンを目指しますが、その前にちょっと寄り道。この頃には気温も上がって暑いくらいです。
日本最古の橋といわれる「つるのはし跡」へ。昔はこの辺りまで海岸線で川が流れていたそうです。因みに地名の鶴橋の地名もここから来ているとか。
その先にある彌榮神社(やえいじんじゃ)。
今は縁結びの神様をアピールしていますが、元々は素盞嗚尊(スサノオノミコト)を祀る歴史のある神社だそうです。
(狛犬もマスクをして感染対策中)
おみくじの支払いもQRコードを読み取るという、今風の仕掛けです。
この神社の東にあるのが、目指すコリアタウンの入り口です。
去年の年末に訪れた時はすれ違うのも苦労するほどの人出でしたが、この日は少なめでした。
それぞれテイクアウトのトッポギやヤンニョムチキンを食べながらブラブラと。キムチが美味しい山田商店で、チャンジャとやまいものキムチを買ってみました。他のメンバーもそれぞれ好きなキムチを買って、匂いが漏れないようにザックに押し入れます。
さらに北へ上がって、鶴橋商店街へ。JRと近鉄のガード下にあるこの商店街は、相変わらずの迷路でした。
ぶらぶらしている内に時刻は12時過ぎ。「なべや」の予約は14時ですが、ぼちぼちメンバーからお腹が空いたという声が聞こえてきたので、天王寺まで戻ることに。走っても3kmくらいですが、ここはJRでワープすることにしました。
「てんしば」と名前を変えておしゃれになった天王寺公園を通り抜けます。
ここでも定番の、”OSAKA”のロゴのある映える場所でパチリ。体でアルファベットを表現しようとしているメンバー。
公園の北にある、これも大阪八低山のひとつ、茶臼山へ登ります。
山頂(標高26m)三角点でシューズサークル。
ここは大坂冬の陣では徳川家康、夏の陣では真田幸村の本陣になったところなので、両方の家紋が刻印されていますが、大阪なので案内板は幸村の解説ばかりです。
時間があったので、その北にある一心寺の現代的な仁王門を抜けて、天王寺七坂の周辺を案内 してみました。
七坂のひとつ、逢坂の横には
真田幸村終焉の地といわれる安居神社があります。
神社の横にあるのが、その名も天神坂。
坂を登って、大阪にある清水寺を案内。ここには京都の大元を模した清水寺舞台や
音羽の滝に似た玉出の滝もあります。この滝は大阪市内唯一の天然の滝だそうです。
鐘楼の鐘とあべのハルカスのツーショット。
「なべや」の予約時間が迫ってきたので、七坂の残りはカットして、通天閣まで戻ります。
朝方と打って変わって人が多くなった新世界を抜けて、この日メインのディープスポットあいりん地区へ。女子には素肌を出さないようにと念押しして歩きますが、道端でたむろしている人たちからチラチラと視線を浴びてしまいます。
有名な三角公園の横にある「なべや」に着いた時には、すでに10 人以上の行列ができていました。しかし予約済みの人たちではなくて、14時になると店の人から声をかけられて真っ先に入店できました。
メニューはこんな感じです。
前回訪問した時はかきみそ鍋を堪能したので、今回は牛肉鉄鍋をチョイス。鍋を覆うように敷き詰められた牛肉の下には野菜が敷き詰められています。
ビールはもちろんサッポロの赤星。このご時世に一人鍋はピッタリです。
火が通り始めると、いい匂いが立ち込めてきました。
これは他のメンバーが頼んだ、かきみそ鍋と
ミックス鍋(寄せ鍋)です。
「美味しい!美味しい!!」と言いながら食べていると、14時半頃にラン友さん達のグループが入店してきました。事前に示し合わせたわけではなく、予約のタイミングで入店時間をずらされたそうです。
お腹いっぱいになって店を出てからは、周囲の人たちからちょっかいをかけられないようにして、そくさと駅に向かいます。
とりあえず解散し、そのまま帰るというメンバーと別れて、スイーツが食べたいという女子のリクエストで腹ごなしにてんしばまで歩いて戻り、テラスでまったり。
この日のコースはこんな感じ。スタートは通天閣、ゴールの位置が「なべや」です。鶴橋から天王寺へワープしたのも直線でログされていますね。
女子だけでは絶対行けないディープスポット巡りはなかなか好評で、初めてなべやの一人鍋を食べたメンバーは大満足でリピート決定だそうです。企画した私も、トラブルなく終わって胸を撫で下ろした1日でした。












































