ラン友さんから「芋掘りしませんか?」とお誘いがあり、面白そう!と思って参加して来ました。
10月3日日曜日、JR学研都市線松井山手駅に13人が集まりました。最近この沿線の駅前はおしゃれな街並みに変わって来ていますが、松井山手駅も例外ではなく、おしゃれなパン屋さんで買い出しをしてから、ハイキングスタート。
駅前には一休さんの銅像があります。ここから近い京田辺市の一休寺は、彼の菩提寺だそうです。
市街地を抜けて、まずは甘南備山(かんなびさん)に向かいます。初めて聞く山ですが、地図を見たら、交野市の交野山や国見山のすぐ北にあるということがわかりました。
先導する呼び掛け人のK鶴姐さんとT嶋さん。最初は緩やかなトレイルが続きます。
ようやく甘南備山への登り口がありました。
ひとまず山頂を目指します。
木漏れ日がいい感じです。
所々にイガ栗が落ちていて、中をチェックしてみるのですが、すでに地元の人たちが拾い尽くした後なのか、なかなか栗が残っていません。
必死にあちこち探しまくる大人たち(笑)。
木にはまだ実が残っているのですが、下に落ちているのは少なかったです。
誰かがこんなオブジェを残していました。
1時間ほどで甘南備山の山頂(標高221m)に到着。展望は全くありません。
少し降りたところにある、神奈備神社に参拝。(山の名前と当て字が違うのは??)
その先には展望台があるので、ここで昼休憩。
正面に比叡山をはじめとする山並みが見えます。よく見ると、京都タワーの白い塔も確認できました。
旧登山道を下りて
里山に出ました。周囲の田圃では稲の刈り取りがピークのようです。
コスモスなどが植えられた一角には、「はなのえき 花nNAVI(かんなび)」という洒落た駅名表示版が作られていました。
歩き続けて、木津川に架かる大きな橋を渡ると、そこは京都府城陽市です。
川沿いに続く茶畑(宇治に近い所)を眺めながら、気温がグングン上がって暑くなった道を歩き続けて
ようやくT嶋さんのお父さんが営む芋畑に着きました。
この日のメインイベント芋掘りの開始です。童心に帰って、みんなで思い思いに掘り出しました。
持って来たスコップが要らないほど柔らかな砂地を掘り返すと
一株にいくつものサツマイモが繋がって、ゴロゴロと出て来ました。
大小様々な大きさのサツマイモを、一人あたり20個前後収穫できました。
一番大きなサツマイモを掘り出して、誇らしげなEさん。
散々掘り出した後で、茎も料理に使えるとあってしっかり選別する女子たち。
芋畑の周りにはムカゴの木もあって
たわわに実った実もたくさん拾うことができます。
時刻は14時前で暑さもピーク。我々が日陰で休んでいる間に、T嶋さんが焼き芋を作ってくれました。これが甘くて美味しくて、みんな大感激です。
ズッシリと重くなったザックを背負って、近くの近鉄寺田駅まで歩いていき、そこで解散しました。
終わってみたら、歩いた距離は約15km。楽しい大人の遠足の1日でした。自分で掘りだしたサツマイモをどう料理するか、それを考えるのも楽しいですね。
(YAMAPのログを誤って消してしまったので、参加したメンバーからいただきました)