六甲縦走路ハイク その2 | 晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

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晴れた日は山に登り街を走り、 雨の日は好きな音楽を聞きながら本を読む
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昨日は秋晴れの絶好のハイク日和でした。こんな日に家の中に留まっていてはもったいないと思って、前からヨメにリクエストされていた六甲縦走ハイクの続きをすることに。

 

7月には、宝塚をスタートして東縦走路を掬星台までハイクしたので、今回はその続きから始めるつもりで阪急王子公園駅で下車。王子公園で簡単な朝食を食べて、7:30過ぎに出発。

 

掬星台までケーブルとロープウェイで上がろうとするヨメをなだめすかして、基本の上野道ルートを登ることにしました。

 

急坂の途中にある名門神戸高校(村上春樹の母校)の横を過ぎると

 

上野道を示す道標が現れます。

 

途中にある知ってる人は知っている堰堤。泣いているのか?よだれを垂らしているのか?

 

突然目の前を毛むくじゃらの動物が横切りました!犬か?とおもったら、なんとイノシシ!よく見ると6頭ほどの群れ(?)が食事中でした。

 

横でどんぐりのエサをやっていた地元の人によると3世代のイノシシがいるそうな。この白い毛が混じった堂々とした体つきの一頭がばあばで、

 

手前の3頭が子供(ウリ坊)で、奥の1頭がママだそうです。パパとじいじは他の場所にいるそうな。六甲山中でイノシシはよく見かけますが、こんなに多くをまとめて見たのは初めてでした。

 

五鬼城山の展望台に着いたのが8:00前。神戸の街並みもちょっと霞んでいますね。

 

途中のベンチで小休止。ヨメは久しぶりの山登りで息が上がっています。

 

摩耶の大杉に寄ってパワーをもらい

 

300段の階段を登った先にあるのが、旧天上寺跡。ここの御本尊だった摩耶夫人(仏陀の生母)が摩耶山の名前の謂れです。

 

一昨年の台風で倒れた親子杉も、だいぶ落ち着いた色になっていました。

 

掬星台(きくせいだい)に着いたのは9:00頃。さすがにこの時間は、我々の他に誰もいなくて貸切状態。

 

夜景の名所ですが、朝の景色もなかなか良いですね。

 

ヨメがまだ摩耶山の山頂に登ったことがないというので、案内してみました。縦走路からちょっと外れているので、山頂まで来る人は意外に少ないですね。

 

ここから縦走ハイクの続きをスタート。目標は鵯越までですが、掬星台まで登っただけで疲れたを連発するヨメがどこまで行けるのか?

 

天狗道や稲妻坂の急坂も、東からだと下りるだけなので、それほどしんどくありませんね。

 

所々で休憩しながら進みます。それにしてもいい天気ですね。

 

市ケ原に着いたのが10:50。ひょっとして2週間先に行われるキャノンボール大会の試走をしているランナーに会うかなと期待していましたが、ハイカーさん数組とすれ違うのみでした。

 

大龍寺で昼食休憩。

 

大師堂にお参りしました。

 

ここから縦走路を進んで、その先の鍋蓋山や菊水山を登るかヨメと相談したら、少し疲れているようなので、縦走ハイクはここまでにしました。

 

大龍寺まで来たので、せっかくなので再度山(ふたたびさん)に登ってみることに。再度公園に来たことはあるけれど、再度山に登ったことがある人は少ないと思います。

 

その理由は、登山口が分かりにくいこと。縦走路から外れて、再度公園に向かう途中にあるのですが、大きな表示がなくてこの写真の右にある石柱があるだけなんです。この日も見逃してしまって戻ってから登り始めました。

 

細い登山道ですが、分かりやすくて10分ほど登ると山頂に着きます。

 

山頂からの景色はなかなかのものですね。

 

そのまま大龍寺まで戻って、大師道ルートを下りることにしました。

 

途中にピザが美味しい再度山荘があるのを思い出して、ちょっと立ち寄ってみました。

 

土日は予約をしないと入れない人気店ですが、平日のランチタイム((12:30過ぎ)でもすんなり入店できました。(ちょっと汗臭かっかかも、ですが.....。)

 

それほどお腹は空いていなかったので、ピザ2種類とクラフトビールを注文。名物のスペアリブも勧められましたが、今回はパス。生ハムとルッコラのピザとりんごのデザートピザでしたが、仕入れたルッコラがあまり良くないというので、オーナーが急遽レタスでアレンジ。(その分安くしてもらえましたが)

 

お腹いっぱいになって、ゆっくり元町方面を目指して歩いて行きます。県庁前では中国粥で有名な杏杏(シンシン)に寄って杏仁ソフトをテイクアウトして口直し。

 

約16kmののんびりハイクでした。次は今回ゴールした大龍寺からのスタートですね。