京都三弘法巡りマラニック | 晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

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明けまして、おめでとうございます。

 

1月3日は、走り初めとして兵庫県の武庫川河川敷で行われる通称”ぜんざいマラソン”を走るのが、ここ数年の慣しでした。たくさんのラン仲間に会えて、新年の挨拶を交わすのが楽しいイベントでしたが、今年は何か目新しいものをと探していたら、面白いイベントを見つけました。

 

京都やんちゃ村が主催するイベントで、京都市内にある弘法大師ゆかりの三つの寺を巡る「三弘法参り」というマラニックです。なんでも正月に三弘法にお参りすると、その年の厄を逃れることができるそうなんです。

 

今年は元日に近くの公園で初日の出を拝んだ後、走って足の神様「服部天神」にお参りに行って、今年も怪我することなく走れることをお願いして、新しいお守りを手に入れました。でもこの時は2,020mしか走っていなくて、30kmのLSDになるこのイベントを走り初めに選んだ訳です。

 

正月休みにもかかわらず、朝9時に集合場所の壬生温泉に集まったのは24名。中にははるばる愛知県や静岡県から参加された方もいます。顔なじみのメンバーの姿を見つけて早速新年の挨拶を交わします。

 

イベントの説明をするやんちゃ村のマスターと、京都おもてなしコンシェルジュの資格を持つエミロンさん。

 

今回は集団走なので、こんなコース図を手にして、他にスタッフが2名付いてスタートしました。

 

油小路通りを北上する途中で止まったところが、本能寺の跡地。本能寺の変の後、豊臣秀吉によって今の寺町通に移築されましたが、織田信長が亡くなったのは正にこの場所だそうです。今年の大河ドラマは明智光秀が主人公なので、縁のスポットとして有名になりそうですね。

 

以前本能小学校があった名残がありますが、現在は福祉施設になっているそうです。

 

秀吉が持ち帰った鳴虎の掛け軸で有名な報恩寺を過ぎ

(詳しくはググってください)

 

千利休が庵を建てたと言われる茶道の聖地の屋敷街を抜けると

 

織田家の京都での定宿だったという妙覚寺に着きました。信長が本能寺に泊まったのはあまりなかったそうです。

 

織田信長を祀った建勲神社の入り口を過ぎて

 

大徳寺でトイレ休憩。

 

広大な敷地を抜けると

 

今宮神社の前に出ました。

 

参拝客が多かったのでさくっとお参りだけして通り抜けます。神棚には神社に因んだ京野菜が奉納されています。

(これもなぜ京野菜なのかは説明省略)

 

今宮神社といえば、参道に向かい合うように建つ二軒のあぶり餅屋さん。

 

この日も行列ができていたのであぶり餅は食べられないかな?と思っていたら、スタッフが先回りして一人一本ずつ食べられるように買っておいてくれました。これはうれしい!

 

スタートしてから約2時間10kmほど走った後に、ようやく三弘法の最初のお寺である神光院に着きました。他の二寺に比べてあまり有名でない小さなお寺が三弘法の一つになっているのは、弘法大師が42歳の厄年の時にこのお寺で修行したからだそうです。

 

本殿もそれほど混んでいなくて、御朱印もすぐ頂くことができました。

 

北大路通を西へ進み、左大文字を横目に見ながら

 

衣笠エリアに入ったところで、二組に分かれてコンビニで昼食を摂ります。

 

休憩の後、きぬかけの路を西へ、京都マラソンのコースを逆走します。

 

神光院から約5km、三弘法の二つ目のお寺 仁和寺に到着です。有名な二王門ではなく東門から境内に。

 

中門を過ぎて

 

境内の一番奥に、弘法大師ゆかりの御影堂がありました。

 

仁和寺は何回も訪れたことがありますが、弘法大師に因んだ御堂があるのは初めて知りました。

 

ちゃんと般若心経を唱えてお参りして、御朱印も頂きました。

 

花見の時期には有料になる御室桜が並ぶエリアには

 

「令和」の木札が建てられています。

 

帰りは大きな二王門を抜けて

 

南に下ると、「オムロン発祥の地」という碑の前で立ち止まります。立石電気が社名を変えて「オムロン」にしたのは、地名の「御室」に因んだというトリビアをエミロンさんが紹介してくれました。これも初耳でした。

 

大きな妙心寺の境内を東に進むと、別名だるま寺として有名な法輪寺に着きます。

 

本堂には、これでもかというくらい大小様々なだるまが並んでいます。

 

ここから西大路と並行する御前通を5kmほど、ひたすら南へ走ります。

 

小高い丘に桜(?)の大木が二本残っている不思議な風景が見えてきました。

 

近づいてみると「西寺跡」という石柱がありました。その昔、都で羅城門を挟み東寺と並んで建っていた西寺の跡地だそうです。今も有名な東寺に対して、西寺が廃れてしまった訳をエミロンさんが説明してくれました。その昔に日照りの雨乞いの儀式で、東寺は成功したのに、西寺は雨を降らせることができなかったからだとか。(諸説あるそうです)

 

そして、やっと三弘法最後のお寺 東寺に着きました。広い境内は観光客などで相変わらずすごい人です。

 

御朱印をもらうためにお堂に入ると、すでに数十人の行列ができていました。時間がかかりそうなので止めようと思いましたが、せっかくここまできて三つの御朱印が揃わないのはもったいないと、ギリギリまで粘ってみることに。

 

結局集合時間に5分ほど遅れてしまい、時間がなくて先に出発したメンバーに追いつこうと走ってなんとか合流できました。

 

そこから今回のスタート・ゴール地点になった壬生温泉までは残り約2km。

 

最後に、昔の島原遊郭の大門を抜けて

 

日も暮れかかって寒くなったゴールに到着したのは、予定通りの16時前。走った距離は知らないうちに約30kmになっていました。休憩しながらでも結構長距離を走ったようで、LSDの良い練習になりました。

 

実際に走ったコースはこんな感じ。

②神光院

③仁和寺

⑤東寺

⑥スタート・ゴール地点

 

三弘法だけでなく、京都の寺社の豆知識なども仕入れることができる、こんなマラニックは大好きです!

 

付記

今回は三弘法のための御朱印帳を使ってみました。

 

裏には弘法大師のお姿があります。

 

こんな三弘法の木札と満願証もあります。(やんちゃ村のHPから)