あざいお市マラソン2016 | 晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

晴れた日は山に登り街を走り、 雨の日は好きな音楽を聞きながら本を読む
そんな暮らしがいい!

毎年シーズン始めのレースは、これに決めています!

 

 

ラン友さんに勧められて、一昨年から出走している大会です。ハーフの大会ですが、走ることでその年の体調(よく言えば仕上がり具合)が自分なりに分かって、自信になったり逆に反省や気づきがあるという意味でちょうどいいレースになっています。

 

それと何と言ってもこの大会のメリットのひとつは、参加賞として地元近江米(お市米)の新米1.5kgがもらえることです。最近は口コミで広がって、今年は私の知り合いだけでも30人以上がエントリーしていました。

 

新米以外にも、他の大会の参加賞ではあまりない長袖のランTシャツがもらえます。¥4,000という比較的安いエントリーフィーでこのコスパの良さは、人気があるのも当然という気がします。ハーフの大会にもかかわらず、RUNNETの全国マラソン100選にも選ばれているのもわかりますね。

 

今年の参加賞のお市米とロングTシャツ(バックブリント)です。

 

 

恒例の大会レポート。

 

レースのある滋賀県長浜市までは、大阪駅からでもJRで2時間かかります。当日は4時半に起きたのですが、外はかなりの勢いで雨が降っていました。気分が乗らない感じでしたが、予報ではスタート時間には雨は上がっているということだったので、近所のラン友Tさんと最寄り駅で待ち合わせ、大阪駅へ。

 

5:55 大阪駅始発で長浜駅まで直通の快速電車は、毎年のことですが、この大会に出走するランナーが乗客の大半を占め、座れない人も出る中なんとか座席を確保できました。

 

1時間ほどウトウトして睡眠不足を補ったあと、買っておいたおにぎりで朝食を摂ります。

 

8:00前、長浜駅に到着した頃には雨も上がっていました。電車を降りて駅前に待機している大会会場までのシャトルバスに乗り込む間にも、何人もの知り合いの顔を見つけてあいさつを交わします。

 

シャトルバスでちょっとしたハプニングが。どうやら運転手さんが慣れていなくて道を間違えたらしく、会場の浅井文化スポーツ公園の駐車場でないところで降りることに。

 

(参考までに、大会名のあざいお市というのは、戦国武将の浅井長政とその妻お市の方のことで、滋賀県にあざいおという市があるわけではありません)

 

受付でナンバーカードを受け取り、更衣室になっている体育館で着替えます。

 

その後、荷物置き場になっているテニスコートへ。そこにはすでに、私もメンバーの一人になっているラングループのメンバーが場所を確保してくれていました。

 

 

写真を取り合ったり雑談をしているうちにスタート時間が迫ってきたので、指定されたスタートブロックに向かいます。去年までとスタート位置が変更になっていて、私が割り当てられたBブロックはかなり奥の方でした。

 

 

10:30 号砲が鳴ってレーススタート。直前までおしゃべりしていて全く緊張感のないまま、ぞろぞろと動き出します。なかなか先に進まず、スタートゲートを通り過ぎるまで2分30秒もかかってしまいました。

 

本コースに入ってからも思ったようにペースが上がりません。キロ5分台前半で走るつもりが、気がつくと6分近くになっていてちょっと焦りました。ペースアップするも体が重い。確かにベストの体重からは4kgほど増えていたので予想はしていたのですが。

 

その後もなんとか5分台前半をキープ。しかし、いつの間にか周りにいたラン友さんたちの姿は見えなくなり、里山の風景に癒されながら先を目指します。

 

 

晴れ間は無かったのですが、沿道の気温表示を見ると18℃と絶好のマラソン日和になっていました。

 

何回も走っているのでコースはだいたい頭の中に入っているのです。8kmの折り返しまでは緩やかな上りが続きます。

 

折り返したあとは下りの道が多くなり、川沿いにコスモスが咲く道を走ります。毎年この風景には癒されるのですが、今年も綺麗に咲いていてくれました。

 

 

 

民家があるところでは、いつものことながらお年寄りや子供たちが一生懸命声援を送ってくれます。地方のレースは、こういう温かみのある応援が嬉しいですね。

 

15km過ぎからは、周りを田んぼに囲まれた農道を走ります。このあたりはいつも風に悩まされるのですが、今年は例年以上に風が強く、コの字になったコースのどの方向を向いても向かい風や横風に煽られました。

 

20km過ぎでラン仲間のカメラマンと応援のメンバーの姿を見つけてテンションが上がり、ラストスパートに元気をもらいます。

 

最後の競技場のトラックに入ってから数人を抜いて、ようやくゴールできました。

 

 

グロスでは2時間を切れなかったものの、ネットでは1時間58分01秒のタイム。スタートする前は55分を切れたらと思っていたのですが、甘かったですね。しかも去年のタイムより2分も遅く、PBより10分も遅いという散々な結果に。

 

他のメンバーの結果を聞いても、去年の記録より遅くなっていたという人が多かったようです。風は強かったものの去年より走りやすい中での記録ダウンは、個人的にはちょっとショックでした。

 

思い当たることはあります。

・日頃トレーニングしている中で、加齢のせいか心肺機能が落ちていると感じていた

・この半年ほど筋トレをサボっていて、体幹やインナーマッスルが弱くなっていた

・LSDや緩いスピードでのペース走が多くて、インターバル走やスピード練習をほとんどしていなかった

 

改善すべきことが見えたので、明日から挽回のために気合を入れ直してトレーニングしていこうと思います。

 

レース後は他のメンバーと合流して、参加賞のロングTシャツと新米を受け取り、シャトルバスで長浜駅に向かいます。本当は風呂に入ってさっぱりしたいところですが、近くの入浴施設はどこも満員で入れないとわかっていたので、簡単に着替えを済ませるだけにしました。

 

 

駅に着いてからは、毎年ココに行くと決めている焼鯖そうめんで有名な翼果楼(よかろう)へ。

 

 

雑誌やグルメ番組でしょっちゅう紹介されているため行列の絶えない店ですが、この日もすでに20人近くが並んでいました。そんな中へ我々総勢15人以上が並んでしまったのですごいことになってしまいました。

 

待つこと約1時間、1階と2階の2グループに分かれて席に着きました。早速ビールと焼鯖そうめんをオーダーして乾杯。

 

 

ここは焼鯖寿司(私はこちらの方が断然好きです)も絶品で、去年はすでに売り切れで食べられなかった苦い思い出があります。今年はラン友のMさんが、1週間前に店に無理をお願いして36個をキープしてもらえるように段取りしてくれていたおかげで、皆んなが口にすることができました。ありがとうございます!

 

 

長浜から大阪に向かう快速電車に乗る前に、駅前のスーパーで酒とつまみをそれぞれが買い込みました。電車に乗り込んで席を確保するや、車内宴会が始まりました。

 

4人席に無理やり5人が座って騒いだり、座席や床にビールをこぼして周りの乗客のヒンシュクをかってしまったことは内緒にしておいてください f^_^;

 

反省点の多いレースでした。次は11月23日の福知山マラソンまで当分レースがありません。しっかり走り込んでPB更新を目指すつもりです!