毎年走り納めのマラソンは、ここ数年宝塚ハーフに出走してきたのですが、11月の西宮ハーフと同じように武庫川の河川敷を走るフラットなコースに飽きたこともあって、この大会の前後にあるレースを探してみたら、ありました。
三田国際マスターズマラソン
今年で27回目の開催でRUNNETの全国ランニング100選にも選ばれている大会なので、名前は前から知っていました。
ラン仲間に
「三田マスターズって、どんな感じ?」
と聞いてみたら、口を揃えて
「アップダウンが結構あるキツいコースだよ!」
という返事。
確かにHPの高低図を見ても最大80mの高低差があり、何回もアップダウンを繰り返す難コースのようです。おまけに今年からコースが一部変更になり、さらに厳しいコースになっていました。ただ上りはそんなに嫌じゃないし(かといって得意でもないのですが)、先月の京丹波ハーフの激坂も経験したのでなんとかなるだろうと軽い気持ちでエントリーしてしまいました。
三田市までは家から電車でも1時間ほどで行けるので、久しぶりにレース前に家で朝食を食べることができました。
受付会場のある有馬高校のグラウンドに着いたのは8:30過ぎ。ナンバーカードと参加賞を手にして、更衣室に指定された校内の教室に向かいます。
ところがすでに教室内は満室だったため廊下で着替える羽目に。この日の三田市の最低気温はマイナス3℃(!)だったとかで、この時間でも体感的には3℃ほどで寒々とした中で着替えました。
9:30を回って開会式が始まり、ゲストランナーのワイナイナさんのインタビューもありました。TVで見る通りの愛想のいい気さくな話しぶりでしたね。
スタート前にトイレに行こうとしたら、すでに長蛇の列。なんとか済ませて戻った頃にはスタート地点までAからGのブロックごとの誘導がすでに始まっていました。私はCブロックだったので慌てて後を追っかけてなんとか滑り込みました。
10:30 レーススタート。思いの外スタートラインまで時間がかかり、2分ちょっとのスタートロス。
今回はガチレースではないので、今までと違うことを試してみることにしました。
まず、いつもは自分のペースで給水したかったのでペットボトルを挟んで走っていたのですが、ジェルだけを薄いウェストポーチに入れて、コース上の給水でまかなうことにしました。
シューズも愛用のアシックスではなく、ニュートンのMOTIONを履いて走ってみることにしました。5kmくらいの短い距離の練習では履いたことがあったのですが、レースではもちろん初めて。その独特のフォアフットのグリップ力がこのコースの上りに合うかもしれないと思ったからです。ただひとつ難点は軽い上にヒールのクッションが薄いので、かかとや膝に負担がかかりやすいことです。このチョイスが吉と出るか凶と出るか。
アップダウンがあるのにもかかわらず、平均してキロ5分くらいのペースを目指して始めからピッチを上げていきました。
(今回はあまりペースを乱さないようにしたので、レース中の写真はありません)
最初の5kmくらいまではほぼフラットな市街地を走ります。沿道の応援は他の大会に比べるとちょっと少なめ。
スタートしてしばらくは渋滞していましたが、1kmほど走るとちょっとダンゴ状態がばらけて、周りもキロ5分前後で走るランナーになってきていいペースで進めました。
5kmを過ぎると、緩やかな上りが始まり、そこをやり過ごすとさらに急な上りが待っていました。まだ前半ということもありましたが、ニュートンのシューズはしっかり勾配を捉えてくれてペースはあまり落ちません。
徐々に工業団地に入るコースになり、沿道の応援もまばらになってきました。
と思っていたら、後ろからポンと肩を叩かれ、
「ガンバッテ!」という言葉とともに、すぐ横をワイナイナさんが走り抜けて行きました。確か最後尾からスタートすると聞いていたのですが、まさか7km過ぎで抜かれるとは.....。
10km過ぎから14km手前まではこのコース唯一のスライド区間になっていて、11.6kmで折り返すまではほぼ上りが続き後半は下るというコースです。このダラダラとした折り返しまでの上りが結構きつかった。折り返し近くには学校もあり、学生たちが叫ぶ大きな声援が励みになりました。
天気は快晴で風もなく、気温も10℃前後であまり汗もかかずにいい感じでいけそうです。
上りでもキロ5分30秒から落ちることはなくニュートンのシューズ効果かなと思ったりもしましたが、下りが思うようにスピードに乗れずキロ4分半がせいぜいでした。
13kmから15km過ぎまでは最後の上りが続きます。
16kmあたりから道が下り始め、「やったあ、あとは下るだけだ!」という声が周りから聞こえてきました。
その言葉通り、この辺りからは緩やかな短い上りがあるものの基本は下るコースなので、気分的には楽になりました。
市街地に入りフラットな道になりましたが、思うようにペースが上がりません。やはりアップダウンの繰り返しが知らないうちに足にダメージを与えているようです。気持ちは全く疲れていなかったので、足が進まないのがもどかしく感じられました。
最後の5kmは全く時計を見ずに自分の本能に任せて走りました。後で見たら平均してキロ4分50秒くらいのペースだったようです。
ゴールとなる有馬高校のグラウンドが見えてきてラストスパート。
ゴーーーール!
記録は1時間53分20秒、ネットでは1時間51分07秒でした。一応目標は1時間50分切りとしていたのですが、このアップダウンのあるコースでの記録としたら上出来、と自分で納得。
エネルギー切れも無く、給水もちゃんとできて、レース中やレース後に足が攣ることもなかったので、気持ち良く走ることができました。
レース後は会場で豚汁が振舞われていたので、早速いただきました。これが結構美味しかった。
完走証をもらった後は、知り合いのランナーが数人出走していると聞いていたのでしばらく会場内を探してみたのですが、人ごみに紛れて見つからずじまい。
話に聞いていた通りのアップダウンの厳しいコースでしたが、地方の大会ならではの手作り感にあふれた大会でした。地元の中高生やボランティアの皆さんが頑張っていたのですが、選手の誘導などがスムーズにいかなかったところがあり、ちょっと残念でした。特に学校の教室スペースを利用した更衣室はもう少し工夫して欲しいと正直思いました。
何より家から会場までが近くて、暖かい元気な声援をもらって気持ち良く走れたので、また来年挑戦してみようと思っています。
おまけ
参加賞はよくあるTシャツやタオルではなく、三田地区の特産品でした。お米のコシヒカリや手作り味噌、ほうじ茶に小餅が6個。ダサいデザインのシャツなんかよりはこちらの方がいいですよね。





