練習会場のフェールMAMIに13時前に着いたときには、すでに40名近いメンバーが集まっていた。さすがにこの時期になると、みんなの眼の色が違ってきているのがわかる。
メンバーはその後も徐々に増えてきて、最後には52名という今までにない人数が揃った。今回のコンサートに参加希望の意思表示をしているのは60名余なので、だいたいのメンバーが顔を揃えたことになる。
これだけの人数が集まると、否応なくハーモニーに厚みが出てくる。
最初に発声練習を兼ねて、クラブソング(いわゆる部歌)を歌う。この曲はいつも演奏会のオープニングに歌うものだが、今まであまり練習する機会がなく、結構うろ覚えのところもあるようなので、その確認も含めてポイントを絞って練習してみた。
そして、今日は今までのおさらいといった感じで、まず「阿波祈祷文」から流してみる。前にも書いたが変拍子と転調の多い難曲なので、どうしてもフレーズの頭出しがぶれてしまう。指揮者からも、その点を含め’タテをそろえる’ということをキッチリ指摘された。
続いて「草野心平の詩から」も第一曲から最終曲まで通してみる。ほんのひと月前にあんなにボロボロだった演奏が、それなりにかたちになってきているのがわかる。この時期なので当然と言えば当然なのだが、、、。
15時からはピアノ伴奏のある「ふじの山」を、伴奏者の渡辺真理さんを迎えて合わせてみる。これも今までにない柔らかい響きが生まれている。この感じならなんとか人前で披露できるかな、というレベルまでまとまってきたのはうれしい。
17時に練習を終え、スタッフから本番前日の24日にゲネプロをするという説明があった。加えて11日も特別練習をするという。やはり細かい仕上げの時間がもう少し必要なようだ。
終わってからは久々に同期の4人と飲みに出かけた。やはりいつまでも本音を言い合える関係はいい。
コンサートの詳細は以下の通り。
南山大学メイルクワイヤー
創立60周年記念演奏会

とき:8月25日(日)PM3:30開演
ところ:三井住友海上しらかわホール(名古屋市中区)
演奏曲目および演奏団体
1.フォーレの「レクイエム」
南山ゴールデンメイルクワイヤー(メイルクワイヤーのOBを中心に結成された一般男声合唱団)
2.「ふじの山」
南山コールハーモニー
3.「少女のまなざし」
コールNANZAN(女声コーラス部のOGによって結成された女声合唱団)
4.男声合唱名曲撰
南山コールハーモニー
「草野心平の詩から」
「阿波祈祷文」
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