晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

晴走雨読な日々〜Days of Run & Books〜

晴れた日は山に登り街を走り、 雨の日は好きな音楽を聞きながら本を読む
そんな暮らしがいい!

箕面の滝というと、箕面川に沿って上がる滝道の終点にある箕面大滝(雌滝 落差33m)があまりにも有名です。しかしそれ以外にもいろいろな滝があります。大滝の上流にある雄滝(落差3m)や、勝尾寺川にある4段の十兵衛の滝(合計落差47m)など。そして、石澄川にある石澄の滝もそのひとつです。

 

9月23日祝日火曜日。所属する箕面観光ボランティアガイド(MVG)の自主研として、ガイド仲間だけで石澄の滝を目指してハイクしてきました。

 

9:30に箕面駅前に集合したのは、20名のガイド達。この日のリーダーからコースの説明があり、2班に分かれて駅から住宅街を抜けて進みます。

 

この日のコース。⭕️印が石澄の滝。

 

箕面市の総合運動場スカイアリーナ前で準備体操をした後

 

新稲(にいな)地区にある、箕面市で唯一残っている古墳に立ち寄ります。数年前に新人ガイド研修で訪れたことを思い出しました。

 

この道すがらでは、植物のスペシャリストの先輩達が、道端に生えている草花の名前をひとつひとつ教えてくれました。でも端から覚える気のない私は、写真もメモもとらずじまい (^^;; 。

 

キャンプ施設などがあるオルタナの森入り口から山間に入ります。

 

なかなかの急勾配の坂道が続きます。

 

道標D-40から西尾根道に入ります。

 

最初は急階段が続きます。

 

途中にある分岐に滝への表示があり、ここから降りていきます。

 

滑りそうになるくらいの勾配がある道を下りて行くと、滝音が聞こえてきました。

 

奥の方に石澄の滝が少し見えます。ザックをデポして、滝の下に向かうことにしました。

 

岩盤が滑りやすいので、ロープを伝って石澄川を渡渉。

 

その先も狭い道が続くので、ロープは欠かせません。

 

やっと滝の全貌が見えてきました。実は私は初めての訪問で、最初は大したことないだろうと思っていましたが、滝の直下は音も水量もあってびっくりしました。落差は25mあるそうで、私は大滝よりこちらの方が好きです。

 

滝壺の周りの岩は滑りやすいので慎重に渡ります。下見の時に何人か滑って転倒したと聞いたので、尚更です。戻る時も滑りやすい岩に気をつけて行ったので、この日は幸い転んだ人はいませんでした。

 

降りて来た道を登り返し、上がりきったところで海の見える丘に到着。

 

さらに登って、オルタナの森の第3キャンプ場でトイレ休憩。

 

昼過ぎにわくわく展望台に到着。少し曇ってはいるものの、遠くに二上山・葛城山・金剛山がよく見えます。他にハイカーさんがいなかったので、ここで昼食休憩することに。

 

昼食後はハート広場に移動して、この日のリーダーHさんから、箕面の滝と地層について、簡単な解説がありました。

 

道標D-36の分岐から、桜谷ではなく東尾根に向かいます。

 

D-35からはゴルフ場の横を通るささゆりコースを進み、落合谷を下りるルートヘ。

 

落合谷の途中でキノコの群生地?を発見。みんなで撮影会が始まりました。雨上がりだったので、途中でも何ヶ所かキノコを見つけましたが、あまり興味がなかった私は、写真はほとんど撮らずじまいでした。

 

キノコをよく知る先輩が説明してくれて、開いてしまっているキタマゴダケと、チャタマゴダケだそうです。

 

落合谷を降り切ると、滝道と合流するトンネルが見えてきました。

 

瀧安寺広場まで移動し、簡単に反省会をして、14:30過ぎに解散。まだまだ知らないところがいっぱいある箕面の山中は、いろいろな楽しみ方があると再認識した1日でした。

 

追記

石澄の滝への道や滝周辺は、滑りやすいところが多いので、行かれる人はトレッキングシューズや手袋が必須です。そして初めて行く人は、よく知った人と一緒に行かれる方がいいと思います。