先日、営業車で上司と二人で出かけた時の車中の会話。
上:お前、これまでみたいにボソボソボソボソはっきりしない
回答ばかりしてると、今度の相手先は通用しないぞ。
どうでもいいけど、仕事に対してあまりにも消極的じゃないか?
どうしてもっと積極的にやっていけないんだ?
僕: ・・・・・・自信のなさが原因だと思います。
上:そうだろうな。なぜ自分に自信をもてないんだ?
もう自分より下の連中が何人もいるだろう。
僕:・・・・・・・・・・・・
きっと僕の価値観が人に気に入られることが一番であって、
人に嫌われる、呆れられることがすごく怖くて、
それを気にしてばかりで
自分がどうしたいかという自分の意思がないからだと思います。
意思を持たずに仕事をこなしているからだと思います。
上:おまえに何かを教えていても、いつも「はい」って回答しかないよな。
こっちは別に「はい」って回答はいらないんだよ。
正直、教えていても、こっちはお前が何を考えているか分からないんだよ。
そんな風だと、この先、だれもお前にものを教えてくれなくなるぞ。
なにか言われても、いつも黙っているだろう。
なにか言われたらそれに対して感じたことを何か言えよ。
僕:自分が思ったことを言うと、人を不機嫌にさせたり、人を傷つけたり
するかもしれないと思うと、どうしてもそれを口に出せないんです。
それと人が何か発信したことに対し、自分がどう感じたか頭でまとめるのに
時間がかかってしまって、つい黙ってしまうんです。
上:それは順番が違う。
人に対して失礼なことをいってしまうことより、言われたことに対して
何も反応しないことの方が失礼だ。
相手がどう思おうが、自分が感じたことを話すことがまず第一だ。
それにどう感じたかを頭の中でまとめる必要がどこにある?
おまえは自分で会話を完結させようとしてるんだよ。
とにかく格好をつけるな。そして失敗を怖がるな。
自分が感じたことは、とにかく話せ。
そんなことなら、いくらでも付き合ってやる。
自分が社会にでる時、怖くて怖くてしょうがなかった。
対人恐怖がひどい自分が社会で通用するわけがない。
きっとこのまま社会にでたら、自分はどうにかなってしまう。
そんな不安をもったまま飛び込んだ大人社会。
予想通り、自分の対人能力のなさが大きな問題となっている。
・・・でも、それでもなんとかやっている。
ひきこもらずになんとかやっている。
それに僕は環境に恵まれた。
明らかに社会人としてのスキルが欠けている僕に
上記のような会話をしてくれる上司がいる。先輩がいる。
対人緊張はまじめな子がなってしまうらしい。
それと、これは自分にあてはまるか分からないが、
幼い頃、あまり褒められずに育てられた子は、
親の期待にこたえることが自分の一番の喜びになり
親に喜んでもらうために頑張り、それができず
失望されることにものすごい恐怖をもってしまうらしい。
そこに自分の意思はない。
ただ、人に認めてもらう為に何かを達成しても
それは自分の自信にはならない。
自分がしたいことをやってこそ、自分の自信となるんだと思う。
感情を押し殺してばかりいると、
自分の意思が分からなくなってしまう。
人に迷惑をかけてもいい、人にどう思われてもいい。
何かをする時、自分の意思でやってみよう。
あの人はやってほしいと思うだろうから・・・
これはやらなければならないことだから・・・
そんな動機はこれからはなしだ。
でもその前に大切なことは、何かを「感じる」ことだと
上司との会話で分かった。
目から鱗がおちる思いだった。
格好をつけない。
自分はまだまだ未熟なのだから失敗してもいい。
馬鹿になって、
目で見えるもの、人が話した言葉、自分の周りの
全てのことに対し、自分がどう感じたのか、
それをよく考えてみよう。
そしてそれを口にだしてみよう。