今日の のりコレは、石川県金沢市のお麩の老舗 加賀麩不室屋の「宝の麩」です。

 

 

一見すると可愛らしいモナカのようで、大きさは、だいたい手のひらの上に乗るサイズ。
直径3~4 センチの四角だったり丸型だったりします。

 

でもこれモナカじゃないんです。
モナカの皮のように見える麩焼きの中に、おすましの具 や お味噌汁の具が 詰められたものなんです。

 

  

 

食べ方は、例えば、おすましなら、お椀の中に 添付の昆布だしを入れて、
次に、宝の麩のふやきの真ん中を押して 穴を開けます。
それをお椀の中にいれ、その穴の空いたところに向けて、熱湯を注ぎます。

すると、中から細工された可愛らしい麩や野菜がふわふわと出てきて、
まるで宝箱のようになり、とっても美味しいおすましの出来上がりというわけです。
お味噌汁でしたら、最初に入れるのが添付のお味噌になるということです。

 

 

一番人気の『おすまし』 花麩、ねぎ、わかめ

 

 

味にもとってもこだわっていて、老舗不室屋だからこそ、
自信をもって間違いないと言える味に到達したものだけをお届けしています。


私、この不室屋さんの宝の麩は、去年お友達から頂いたのですが、
手軽でとっても美味しくて、一度で気に入ってしまいました。

味も、自然に体に優しく馴染む感じです。

実は、このようにふやきの商品って、最近よく見かけるのですが、元祖はこちら、不室屋さんです。

 

 

加賀味噌 花麩 ねぎ おぼろ昆布
 

私も贈り物で頂きましたが、自分も気に入って、贈答用にもよく利用させてもらってます。
不室屋さんのお客様もそのように、最初は贈り物でもらって、
その後、愛用しているという方が多いようですね。
 

この不室屋さんの宝の麩は、誕生したのは今から28年前、
平成2年、創業125周年を記念して作られたものです。
 

もともと、どうしてこのような商品ができたのか、不室屋 営業企画室  矢崎めぐみさん伺うと、
現在の会長の息子さん(今の社長と専務)を留学に行かせた時に、
健康面を気遣った会長の奥さん(社長と専務のお母さま)が、麩焼きの中に乾燥させた野菜などを
詰めて送ったのだそう。そういう親心から生まれた商品なんですって。
温かい気持ちが伝わりますね。

現在、商品は おすまし2種、お味噌汁3種で、定番は5種類に加え、
季節ものが、5種類、さらに、期間限定商品もあったりして、楽しいラインナップになっています。

 

 

 

 

一番人気は、『おすまし』で、花麩、ねぎ、わかめのバランスのとれた 宝の麩を代表する商品。
お味噌汁は、加賀みそ、田舎みそ、赤だしがあり、
東海地方では、やはり、赤だしが人気のよう。豆乳麩、なめこ、ねぎが入っています。

 

また、この時期の季節商品は、青かえで。
花麩、大葉、ささがきごぼう、小松菜、湯葉 がはいり、
加賀の山野を彩る新緑の清々しさをかえでの形のふやきに込めたものです。

 

こちら、一つ税抜きで、190円~220円です。好きなものを詰めて買うことができます。
金沢にはもちろん、東京、横浜、関西、北陸など、百貨店を中心にはいってます。

東海地方では、高島屋と三越に入ってますよ。オンラインでも買えますよ。
母の日にもお母さんたまには、ゆっくりして、とプレゼントによいかも!